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課題克服への道~データから己を知る

ゆきふねです。前回は自己紹介的な記事にも関わらず多くの(個人的主観です)高評価を頂き困惑と嬉しさが私の中で渦巻いております。

さて、今回から少しずつ本題に入っていきたいと思います。一人の麻雀プレイヤーがどのような過程を踏んで技術を磨いていくのか・・・成長日記を流し見するくらいの感覚でお付き合い頂けると丁度いいかと思います。

雀豪☆2に昇格してからスコアが伸びなくなってしまった現状を鑑み、プレイングを見直すこととなった私でありますが、ただ闇雲にプレイングを変えても意味がありませんし根拠のない調整は悪癖を身につける結果にもなりかねません。

では何を参考にするか?今私がプレイしているのはネット麻雀の雀魂、リアル麻雀には無いネット麻雀に於ける大きな違いを活用したいと考えました・・・即ちデータです。

ネット麻雀をプレイしていると色々なデータを見返すことができます。着順率や和了した役の回数、今まで和了した中で一番高い手役など・・・とにかく色々なデータが確認できるのですが、私のように現状を打開したいと考えているプレイヤーはその中から特にフォーカスを当てたいデータを絞っていくこととなります。

こちらはプロ雀士として活躍されている平澤元気さんが公開したデータの見方に関する動画です。この動画では雀魂のデータを例に挙げて我々一般人が見るべきデータはどれなのかを簡潔かつ的確に説明してくれていますので、雀魂以外のネット麻雀をプレイされている方でも参考になる動画になっています。

さて、自分の現在地は如何程か。

キャプチャ

ふむ。偶然とは言え丁度300半荘を終えたところなのでデータを見直すタイミングとしては良いかもしれない。ぱっと見た感じ気になる所は和了巡数、放縦率、副露率の3点でしょうか。

このデータだけ見ると確かに”ちょっと気になるかな”程度に思えるのですが、実際に玉の間で牌を交えている自分の感覚としてはもっと成績は悪いのでは…?というのが正直な感想です。データが嘘を吐くことはないと思っていますが、なんだか手放しに受け入れられない・・・

そう、ここから読めるデータは飽くまで雀魂での通算成績であって、ピンポイントで玉の間の成績を反映したものではありません。玉の間での体感的な成績と雀魂が示すデータの間に生じている乖離の正体が見えてきました。

玉の間に於ける成績をズバっと提示してくれる都合のいいデータは見れないものか・・・そんなことを思いつつ先の見えない配信を続けていたところ、常連のリスナーさんがこんなサイトを教えてくれました。

中国の有志が立ち上げたサイトで、現在は日本語版もリリースされています。

牌譜屋冒頭

「プレイヤー検索」に自分の名前を入れると・・・

牌譜屋

♡グ♡ロ♡画♡像♡

玉の間入ってからなかなか勝てないな~と何となく感じていた印象が現実のものとなりました。

確かに玉の間に入ってからというもの、自分有利でサクサク手が進められてる局が減ったなぁという印象はあります。精度の高い仕掛けも目に見えて多くなりました。元々リーチ麻雀が好き(=聴牌速度が遅い)な私にとってこの早い仕掛けが飛び交う環境は不利に働く場面が多いなと常々感じていたところであります。

己を知った私が着手すべき課題は?

残酷な程に今の惨状を目の前に突きつけられた以上、やはり何らかの手を尽くす必要があります。見直すべきデータは色々ありますが、まず改善すべきは放銃率でしょうか。

「和了率ー放銃率>10%」

この数式はプレイヤーの攻守のバランスを計る目安だそうです(どこかの雀魂配信で見たコメントの受け売りです。)要は和了率が放銃率を10%以上上回ればOKという寸法です。なるほど、ただ闇雲に放銃率を下げる事に主眼を置くよりもこういうロジックが背景にあることを意識して打ったほうが課題解決という意味ではより有意義な麻雀が打てそうですね。

ちなみに牌譜屋のデータをこの数式に当てはめると・・・

牌譜屋2

22.72-14.57=8.15

あかーん!やっぱり放銃率を下げないことには改善の見込みがありませんね。

放銃率を下げると何ができるのか、ざっと思いつくのは

①余計な失点が減る

②危険牌に対する読みの精度が上がるので、ギリギリのところまで勝負できる

この2点です。守備的な利点もさることながら攻撃的な利点もあるのが面白いですね。麻雀は表裏一体のゲームであることを思い出させてくれます。中級者以上の方が数あるデータの中でも放銃率を気にする所以もここにあるのでしょう。

見えてきた課題。具体的な改善策は?

放銃率の改善は攻守両面に於いてプラスに働くことが分かりました。では具体的にどこを気を付けたらいいの?という話になりますが、この記事の趣旨から逸れてしまうのでここでは割愛させていただきます。

ザックリとしたネタバレをしますと改善策(改善すべき課題と言ったほうがより正確でしょうか)は色々あります。放銃率の改善と簡単に言っても局面に応じたより適切な打牌選択が無数に存在するので、今の私でも比較的簡単に身に着けられそうな技術から勉強していきたいと思っています。

最後に

そんなわけで次回からいよいよ具体的な技術に関する話を進めていきたいと思います。私が技術の話をするというよりも「こういう動画や書籍を見て勉強しました」といったスタンスの話になります。

技術向上に向けて勉強を始めたばかりの私ですが、時間を見つけてはyoutubeでの配信も併行していきたいと思っています。「なんやコイツ勉強してる割りには何も改善してへんな?」と思われる場面も多いかと思いますが、インプットとアウトプットを地道に繰り返していくことが上達への近道だと考えていますので、こちらの記事同様、配信に於かれましても生暖かく見守っていただければと思います。

良かったら遊びに来てね(*^_^*)

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