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#02スケートパークリサーチ|大阪府大阪市・長居公園

訪れた先でGoogle Mapを検索し、見つけたスケートパークを訪問してみる「スケートパークリサーチ」。レポート#02は大阪市・長居公園。

基本情報

  1. パーク名:タイガーラックスケートボードパーク長居

  2. 所在地:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-1

  3. 設置者:大阪市

  4. 設置年:2022年

  5. 管理者:わくわくパーククリエイト株式会社

  6. 面積:1,600平方メートル

  7. 営業時間:24時間

  8. 利用料:年会費500円

観察ノート

訪問日時:2022年8月2日(火)7:15~7:35
利用者:1人

  • 御堂筋線「長居」駅1番出口からすぐ。

  • ランナー、ウォーキングする人、犬の散歩、中高生と思しきサッカー部の練習、ゴルフのスイング練習等、公園利用者がさまざまなアクティビティに勤しんでいる。準備運動の掛け声や裏手の陸上競技場の歓声、周囲の道路の音で、スケートの音は全く気にならず(利用者は1人であったが)

  • 18歳以上は24時間営業で要会員登録(登録者数は2,700人)。警備員が常駐し、パーク入場時の会員証のチェックとゴミの片付け等をしている様子(高コスト!)。

  • パークには荷物をおく棚も常備されており、入場すると私物はそこに置いて滑ることができる。

  • パークの周辺には簡易ベンチが設えられており、滑走する様子を見学することが可。このベンチ周辺にゴミがたまっていた。

  • 3年間のネーミングライツ権を販売。スチールラックメーカーのタイガーラック株式会社が取得。

  • 長居公園は、もともとスケーターの聖地としてパーク整備以前から園内を滑走するローカルスケーターたちが多数いたとのこと。近隣からのスケーターに対するクレームに頭を悩ませていた大阪市と、ローカルスケーターたちが繋がり、新たなスケートパークが誕生するに至るまでのこちらの記事は非常に興味深い。
    まだまだ少しではあるが、各自治体でスケートパークが整備されるに至った背景を調査していると、「ローカルスケーターが動く」ことに端を発している事例が多いように感じている。例えば東北では、石巻市や花巻市など。

入り口には利用ルールの説明が
警備員の待機ボックス。写真撮影の許可はもらったが、24時間常駐なのかは聞き忘れてしまった。
年齢に応じて利用時間の制限がある。低年齢でも早朝4:00〜利用可能。
ネーミングライツを獲得したタイガーラック社製と思しき荷物置き場
1人黙々と滑るスケーター
スケートパークを見守る位置にあるベンチの周辺にはゴミが散乱


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