10/2(日)凱旋門賞予想+スプリンターズS予想+危険な人気馬

凱旋門賞


凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)が10月2日23時05分に発走します!
去年に関しては無事当てることが出来ました。

今年もそういった結果になれば良いと思い、最善を尽くして予想したいと思います。
また、非常に大事なことですが海外競馬は日本の競馬と違ってスクラッチ(直前取り消し)が認められています。その為、印が変更になる可能性があることだけはご承知ください!!


今年は日本馬が多く参戦し
ステイフーリッシュ(牡7、59.5kg・矢作芳人)
タイトルホルダー (牡4、59.5kg・栗田徹)
ディープボンド  (牡5、59.5kg・大久保龍志)
ドウデュース   (牡3、56.5kg・友道康夫)と最多の4頭が参戦します。

現地オッズではバーイード参戦報道により1強ムードになっていましたが、馬場を理由に回避したことによって例年になく混戦ムードが漂っています。




注目ポイント


今回注目するポイントが大きく分けて二つ有ると思っています。

コースレイアウト

日本馬にとってはこれが一番重要な問題で、明らかに日本で行われている競馬場とは違って自然から作ったコースの為、地盤から全てが違います。
ロンシャンの2400mはスタートして約400mは平坦が続きます。ただ、そこから、向正面では最大2.4%の上り坂が続くことになります。(日本最大の勾配である中山の直線で2.24%)
3コーナーを過ぎてからは下りに変わって、1000m~1600mの区間では逆に10m下ります。。その後、競馬場の名物であるフォルスストレートと呼ばれる直線を250メートルほど走り、最後の直線は平坦な直線533mでバテ合いの中でも伸びるタフさが求められます。
日本馬はコーナーを回って直線を迎えるとどうしてもスピードを上げてしまうのでここでいかに我慢が出来るか、我慢させられる位置にいるかが重要です。

また、タイトルホルダーがもし逃げ・2番手を取りたいのであれば400mの間に先行争いを決着させる必要があります。なぜなら過去の凱旋門賞を見ていただければ分かる様に、登り坂で動く馬はめったにおらず、そこで動いてしまうといくらスタミナがあっても最後まで絶対に持ちません。
個人的にはタイトルホルダーはスタートが巧いので出遅れは心配入らないと思います。


レース中盤は隊列が動かず、ほぼ2.3頭併走で最後の直線まで行くことが多いです。

綺麗なコーナリングですね~

この理由としては、現地では自転車競技が盛んで風の抵抗を受ける逃げや外で浮く競馬をする騎手は下手と毛嫌いされている為です。したがって、タイトルホルダーが逃げを打つ気があれば行かして貰えると見ています。


馬場状態

ロンシャン競馬場の天気予報は週中までは雨が降らず、良い馬場で行えると思われていましたが、週末にかけてまとまった雨が降ることが予想されています。ほぼほぼ重馬場で開催されると見て良いでしょう!


この時期は毎年雨が降るので、ロンシャンも対策を行っており、凱旋門賞当日までは馬場保全の仮柵というものが設置されていてコース全体の内側から約17mを仮柵で保護し、凱旋門賞のレース当日にラチをはずす形にしています。

騎手からは強い馬が勝ちやすく評判が悪い様ですね…。笑

また、新ロンシャン競馬場の名物でもある最後の直線に仮柵を外したオープンストレッチというものが今年も採用されることが決まりました。
画像を見ていただければ分かりますが、未使用の内ラチを一気に空けることで後方の馬にもチャンスがある様に作られたシステムです。日本馬、特に逃げ馬はラチを頼って走る事が多く綺麗な馬場を走れるのであれば大チャンスでしょう。
ただ、これが採用されることによって、上記で示した通りの道中の運びとなるので内枠を引いた馬がかなり有利になってしまうのは明白です。そのことからもステイフーリッシュ以外の日本馬にとっては最高の枠だと思います。

理想の並び
←タイトルホルダー ディープボンド ドウデュース
         ステイフーリッシュ
普通にスタートが切れればこの隊列を組める可能性が非常に高く、タイトルホルダーがかなり有利な逃げを打てる可能性があります。この形で最低でもオープンストレッチ付近まで行ければという、私の願いもあります笑




番号は馬番です。ゲート番ではないので注意してください!!


◎⑭アルピニスタ
5歳牝馬と欧州にしては少し遅咲きの馬ではありますが、昨年末からの勢いは素晴らしいものがあります。ベルリン大賞、オイロパ賞、バイエルン大賞とドイツのG1を3連勝しました。
ただ、この段階では欧州トップではないドイツのG1ということで評価があがりませんでしたが、次走となったサンクルー大賞で一躍評価を上げました。

昨年の凱旋門賞1番人気だったハリケーンレーンが出走していたということもあり、注目を集めた1戦でしたがアルピニスタが大外一気を決めてG1を4連勝としました。次走のヨークシャーオークスも勝利しG15連勝で凱旋門賞へと駒を進めています。前走は61kgを背負って勝利する等、本番で背負う58kgは全く問題ありませんし、楽しみな1頭です!

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