8/21(日)札幌記念+北九州記念&勝負レース4R+新馬戦全R

札幌記念




札幌記念G1昇格はおそらくレーティングの関係からもいつでもG1に出来ると思いますが、あと3年後くらいになるのかなと思っています。

⑨ウインマリリン
非常にポテンシャルのある馬ですが、3歳の夏を超えてからはフレグモーネ、右肘の腫れなど万全で走れることがありませんでした。その為、エリ女・大阪杯とともに16着とこの馬のポテンシャルを考えると有り得ない着順になっています。
前走は調教から肘が痛むことが少なく、これまでの2戦と違って追い切りを積めたことが7着という結果に繋がったと思います。この中間もしっかり肘はケアされていて、陣営からは「オールカマー同様良いデキで出走出来そう」というコメントがある様に状態に不安はありません。直前輸送となるのがどうなのかなと思っていましたが、全く問題なくこなせたようですね!松岡騎手は「僕が乗ってきた中で一番のデキと断言できる」という風にコメントしている様に状態は上向いていることは確かです。出来れば良馬場でやりたい馬だと思うので、雨が降ったら本命は変えるかもしれませんが、良馬場であれば勝てるチャンスは有ると思っています。

ジャックドール
この馬の強みは逃げていても速い上がりが出せる所だと思うので、出来ればハナだと思いますが、1勝クラスは2番手から差す競馬を出来ていますし、2番手のスローは嫌な展開だと思いますが、Hペースの離れた2番手というのは悪くない流れだと思っています。
このレースのポイントとしては、これから走るレースにはパンサラッサがいる確率が非常に高いということをどこまで陣営が重く受け止めているかが鍵になります。そこまで引き付けて逃げるタイプではないので、ここは譲って2番手の競馬を試すには絶好の舞台でしょう。(ユニコーンライオンも矢作厩舎ということが少し気になりますが…笑)
実際調教パターンは逃げていない時と似ていて、1週前には2.1秒追走の0.8秒先着という明らかに前の馬を抜かす調教をしています。このことを総合すると2番手で競馬をする確率が非常に高く、私はそれに対応出来ると思っています。

▲⑩ソダシ

去年の勝ち馬で今回も有力の1頭とされている馬です。ただ、去年と違うことは斤量が3kg増えることが一番大きいでしょう。古馬の牡馬とは5kgという斤量差を生かした早め早めの競馬が嵌った印象ですし、自らペースを上げる選択を出来る外枠を引けたのも大きかったと思っています。
ただ、今回は前2頭も非常に力のある馬ですし、後ろにはグローリーヴェイズ・ユーバーレーベンなどのG1馬が後ろで控えているので競馬としては去年よりマークする馬が多いかなと思います。
調教は当週の動きが素晴らしく本命に使用かなと迷いましたが、妙味も込みで3番手にします。去年のこのレースでウイニングランから帰らないなど、少し気性面で危うい面が出だしたのもこのレースからなので、そういった面が出てしまうと惨敗まであるのかなと見ています。
△⑫アラタ
前走の函館記念も期待の1頭でしたが、あそこまで渋ってしまうと洋芝適正というよりも道悪適正がより求められるレースになってしまって、苦しかったですね。
この中間は井上騎手が週2回みっちり調教をつけて、1週前にいつもの様に一杯に追った調教もしていますし、状態に問題はないでしょう。
前走に2番人気は人気しすぎだと思いますが、ここで一気に人気が落ちて良い穴になりそうですね!!!
△⑯アンティシペイト
この馬は基本的に右回りの方が得意で、急坂で脚が鈍るので平坦の方がいいと思います。そういった意味でも東京は左回りですし、中山は急坂が苦しいということでこのローカルの時期にどれだけ走れるかだと思います。
距離、馬場ともにベストの条件だと思いますし叩き2走目でどこまでやれるかでしょう。追走にいっぱいになる可能性もありますが、道中上手く運べれば3着あっても不思議ではないです。
△③パンサラッサ
宝塚記念では横の馬に接触した為に、かなりスタートとしてはおそくなってしまいました。ただ、そこからでも押して押してハナに行った所を見ると今回も戦法を変えることはないと思います。ジャックドールも逃げて結果を出してきた馬なので、逃げれることなら絶対逃げたいとは思いますが、この馬と一緒に共倒れになるのは厳しいので行かせて貰えるのではと思います。
正直2200mは少し長い印象もありますし、距離が少しでも詰まることはプラスに働くでしょう!

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