DAINICHI石油ファンヒータ・E02エラーを自分で修理してみました。
●修理に至る経緯
もう、ずいぶん長く(8年ぐらいかと・・)電源も入れたこともなく、収納されていた石油ファンヒーターを久しぶりに使ってみようかと取り出して、実際に灯油を給油し、運転ボタンを押したところ、E02 と表示されて、使えませんでした。
E02とは何か?を、DAINICHIのホームページで調べてみると、次のように書かれていました。
記載されていたことで、できることは全てチェックしてみても、問題なさそうです。
この場合は、修理が必要なのかと思われました。
また、ずいぶん古いものですので、廃棄することも覚悟しました。
そんな中、「E02エラー」、「修理」などのキーワードで、WEBで検索していると、個人で修理をして修理に成功した事例があることが、YouTube動画で確認できました。
修理する場合は、自己責任で、という話もありましたが、どうせ、直らなければ廃棄することになるだろうと思い、私自身も試してみることにしました。
●修理方法の確認
私が見たYouTubeでの修理方法とは、カバーを外し、以下の赤で囲った2つの金属部分(着火用の金属棒)を、紙やすりで磨くというものでした。
YouTubeは、以下のタイトルのものでした。
※タイトルを、WEBで検索すると、でてくると思います。
●実際に試してみる。
先ず、外側のカバーは、右下、左下の2ケ所でネジで止まっていましたので、2ケ所のネジを取り外しました。
そうすると、外カバーが外すことができ、内部はこんな感じでした。
※感電防止のため、電源コンセントから電源は抜いております。
そして、①の2ケ所のネジを外し、②の固定用の金属を動かす必要があります。
以下は、マイナスドライバーを差し込んで、固定用の金属を動かしている写真です。
そうすると、内部の金属のフタが取り外せました。
※結構、金属のエッジが鋭いので、手袋を付けて作業した方が良さそうでした。
さて、上記でお伝えした、内部の着火用の金属棒が現れましたので、ここから紙やすりでの作業開始となります。
金属粉が飛び散ると思い、以下のようにティシュペーパーを引いて、左右2ケ所の金属棒を紙やすりで磨きました。
以下は表側を磨いている写真ですが、裏側も、しっかりと磨きました。
その後は、逆の手順で戻していきます。
そして、フタも全て元に戻して運転ボタンを押すと・・・
しっかりと動き出しました。(=点火できました!)(=修理できました!)
●感想
いざ、やってみると簡単に修理ができました。
着火用の金属棒に、酸化皮膜?錆?が発生して、点火できなくなっており、それを紙やすりで磨き、取り除くことで、着火ができるようになったのかと思われます。
YouTubeでも、自己責任で・・と記載されている通り、誰にでもお勧めできる方法ではないかも知れませんが、もし試してみたい方がいた場合の、注意した方がいいと思われるところも記載しておきます。
最後になりますが、今回、長いこと使っていなかった、石油ファンヒータを取り出して使ってみようと考えた理由も、記載しておきます。
8年程前に、今のマンションに住むようになりましたが、機密性が高く、冬場でもエアコンの暖房で充分に暖かくなる為、以前使っていた石油ファンヒータを使う必要性が、これまではなくなっておりました。
ところが、最近の電気代の値上げなども少し気になるようになり、電気代を見てみると、特に冬場の電気代が高いことがわかりました。
※以下は、毎月の電気料金ですが、1月遅れて請求されますので、今年(2022年)の場合は、2月が最も、電気を消費していたことがわかりました。<訂正>2ケ月遅れて請求されますので、2022年の場合は、1月が最も電気を消費していました。
夏場のエアコンよりも、冬にエアコンの暖房を使う方が電気をより多く消費するということを理解するに至りました。
今年(2022年)は、12月になってから、急に寒くなりましたが、灯油2ケース分(36リットル)を購入(=約4000円でした。)しました。
エアコンの暖房の代わりに、石油ファンヒーターも使ってみて、トータルのコストがどうなるのか?(安くなるのか?変わらないのか?)を試してみようと思っている次第です。