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第52話<After Effectsを英語版で起動する方法>【Ae】アニメーションプリセットを手当たり次第試してみる
●はじめに
After Effects 2022 アニメーションプリセットを手当り次第試してみるという連載記事の、第52話となります。
エフェクト&プリセットパネル>アニメーションプリセット>Transition Dissolvesフォルダ内のアニメーションプリセットを動画に適用してみたところ、エクスプレッションエラーが発生しました。
解決方法について色々と調べていたところ、After Effects 英語版で起動すると、問題解決できるらしいという情報を見つけた為、実際に試してみました。
今回は、After Effects 英語版での起動方法および、その結果を掲載します。
●エラー内容の振り返り
前回のブログでご紹介したことを、ここで振り返っておきます。
Transition Dissolvesフォルダ内のアニメーションプリセット48種類を、動画に適用してみると、「このプロジェクトにはエクスプレッションエラーがあります。:エラー1/165」と表示されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1672717195108-DHp0vGkNXL.png?width=1200)
以下は、エラーが表示されているところを拡大した画像です。
![](https://assets.st-note.com/img/1672717195085-rkqXfYQ1dS.png?width=1200)
調べていると、右下にあった、以下の画像の、右矢印で次のエラーである、2/165と進んでいくことが判明しました。
そして、虫眼鏡のアイコンをクリックすることで、エラーが発生しているプロパティを表示することができるとわかってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1672726823765-7YKjrxmtVD.png)
虫眼鏡のアイコンをクリックすると、次の画面が下部のパネルに表示されました。
黄色のビックリマーク(注意マーク)をクリックしてみると、次の表示がでてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1672726899401-ySAlMYryWJ.png?width=1200)
Fade Master Controlという名前のエフェクトが見つからないか、存在しないと表示されています。
他のエラーも確認していくと、エフェクトの名前は、エラーの箇所によって異なりますが、共通していることとしては、「エフェクトが見つからないか、存在しない」という問題が発生しているようでした。
●After Effects 英語版での起動方法
それでは、上記の解決に向けて、After Effects を英語版で起動する方法を調べてみました。
その結果、手順はとても簡単で、次のようになります。
ae_force_english.txt というファイル名を付けた、中身は空のファイルを、
macの場合は、書類フォルダへ
Windowsの場合は、ドキュメントフォルダへ
保存しておき、After Effects を起動する。
〜 これだけです。 〜
私は、Macですので、書類フォルダの中に、以下の赤色で囲ったように、ファイルを入れました。
![](https://assets.st-note.com/img/1672718057084-XXcka29KSv.png?width=1200)
上記のファイルの作り方としては、Launchpad>その他>テキストエディットを開き・・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1672722637064-D3jkH1oYcy.png)
ファイル>新規 の操作から、以下の画面を表示させて、
名前を、名称未設定から → ae_force_english.txt へ変更し、
場所を、書類を選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1672723015557-zwDQJVioFq.png?width=1200)
そうすると、以下のように、末尾に .rtf が自動的に追加されますが、そのままファイル>保存 の操作で保存します。
![](https://assets.st-note.com/img/1672723082041-MeAfmgqHcY.png?width=1200)
書類フォルダを開くと、以下の赤枠のような状態になっていますので、最後の末尾 .rtf を取り除く為に、ファイルを右クリック>名前の変更から、rtf を削除します。
![](https://assets.st-note.com/img/1672723527694-UyOf7GgHBP.png?width=1200)
すると、以下のような画面がでますので、”.txt"を使用をクリックすればOKです。
![](https://assets.st-note.com/img/1672723291485-RHXtJMwlsO.png?width=1200)
●その後、After Effects を起動すると・・・・
File、 Edit 、Composition 、Layerなどの上部の表示が英語に切り替わって起動しました。
以下は、After Effects 2022の、画面の一部です。
![](https://assets.st-note.com/img/1672725595905-pgdP6CGPtQ.png?width=1200)
エラーメッセージも、元々は日本語であったものが、英語に変わっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1672725771383-pzh4U6di2P.png)
●効果の確認:エクスプレッションエラーが解決に繋がったか?
さて、肝心の、エクスプレッションエラーが解決に繋がったか?の効果の確認ですが、残念ながら、まだエラーはでていました。
ただし、元々の日本語版のAfter Effectsで起動した際は、165のエラーがあったものが、英語版で起動した際は、8に減っていました。
・日本語版で起動した際のエラー数 = 165
![](https://assets.st-note.com/img/1672717195085-rkqXfYQ1dS.png?width=1200)
↓
・英語版で起動した際のエラー数 = 8
![](https://assets.st-note.com/img/1672725771383-pzh4U6di2P.png)
そして、エラーがでていた中の、1つを更に調べてみると、
![](https://assets.st-note.com/img/1672726736257-poA71jh2Tq.png?width=1200)
”フェードマスター制御”が見つからない、もしくは存在しないというエラーのようでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1672727249631-CARSmYGknj.png?width=1200)
●今回試してみた結論
この方法は解決策としては有効ですが、今回のケースではそれだけでは不十分だったということが言えます。
●感想および、次回予告
日本語版から、英語版に切り替える方法は、一度操作を覚えてしまえば、とても簡単だと思いました。
そして、英語版から、日本語版に戻したい場合は、”ae_force_english.txt”のファイルを削除するか、もしくは別名に名前を変えて(1文字何かの文字を追加するなど)、After Effectsを再起動すればOKですので、簡単にできます。
今回、日本語版では165あったエラーが、英語版にすることで、8までに減ったのですから、今後、同様のエクスプレッションエラーが発生した場合は、先ず、最初に試してみたい方法だと思いました。
そして、次回予告ですが、残っているエラーを回避する為に試してみたこと、およびその結果について記載していきます。
ここから先は
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