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茶道のあれこれ。

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#努力

茶道:利休百首歌 その2。

前回、利休百首歌を書いてみて、 自分のお稽古を振り返る機会ともなり、経験を整理できたので、 今回も利休百首歌を2首、紹介してみたい。 上手には好きと器用と功積むと この三つそろふ人ぞ能くしる 物事を上手になるコツは、 ①好きである事 ②器用である事 ③たゆまぬ努力をする事(=功を積む) ことが重要、ということを述べている歌である。 noteを続けるのも、まずは好きである事が大切だと思う。 毎日更新を始めて70日以上たっているが、 段々前よりもさらに、文章を書くことが好き

茶道を語るということ。

「茶道」をテーマに毎日文章を書こうと決めたが、なかなか観点が思いつかない。 「茶道」は一般的になじみの薄いもので、好きでやっている人は、茶道の世界の良さを暗黙知として知っているが、知らない人は、どういうものなのか、なかなか想像がつきにくいのではないだろうか。 その茶道の「わかりにくさ」を文章で表現するのは、難しいと感じていたが、森下典子さんの「日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」「好日日記 季節のように生きる」という作品を読んで、その考えが覆った。 森下さ

茶道で感じる季節。

今日は茶道で感じる季節感について。 茶道で季節を感じる場面は随所にあるが、私が好きなものだけをピックアップする。 ①お茶碗 お茶碗の形、絵柄で季節を感じる。 例えば、夏は平茶碗という平らな普通のお茶碗を使って、お茶を飲む。 冬は平茶碗を使うこともあるが、筒茶碗といって少し縦に細長いお茶碗でお茶を飲む。お茶が冷めにくいように、熱が逃げにくい構造になっている。少しお茶を点てにくいが、あったかく飲めるし、季節に合っていてよい。 絵柄でいうと、お茶碗に季節の花や行事、生き物が

茶道の魅力。

昨日に引き続き「茶道」について語りたい。 今日は「茶道の魅力」を自分なりに語ってみたいと思う。 私なりの茶道の魅力は2つある。 1つは、「季節を感じられること」もう1つは、「心の状態を知り、鍛錬ができる事」だと思う。 茶道の魅力①:「季節を感じられること」 茶道では、暑い時期は、風炉、寒い時期は炉というように、窯の種類が違う。暑い時期は窯を外においてお点前をするが、寒い時期は、畳の切ってあるところ(床下にくぼんでいるところ)に窯を置いて、そこでお点前をする。外に窯を置

茶道を続けるきっかけたち。

6月になった。 今まではエッセイを中心に書いていたが、今月はテーマを決めて、「茶道」を題材にして、いろんな角度から茶道を考えてみたい。丁度8年ほど茶道を続けてきて、「どうして茶道をやっているのか」「これから茶道とどう向き合っていくのか」考えたいと思っていたので、これを機に、考えてみようと思う。 手始めに1回目は、茶道を始めたきっかけについて語る。 茶道を始めたきっかけ:大学のサークル・母の勧め 何ともありきたりなきっかけだが、茶道を始めたのは、大学のサークルだった。母親が