仙台~松島旅(3)駆け足で瑞鳳殿、仙台城、大崎八幡宮をめぐる
2024年冬に仙台~松島の一泊二日の旅行に行ってきました。
ゴールデンカムイをめぐる合間に強行軍で仙台観光もしてきました。
瑞鳳殿
仙台名所めぐりには名所をぐるっと一周できる「るーぷる仙台」が便利です。チケットも仙台Maasというアプリで買えるので事前に買っておくとさらに便利。
仙台駅を9時に出発するるーぷるの始発に乗ってまずは瑞鳳殿へ。バスに乗ってる間アナウンスで周辺の観光地や瑞鳳殿の案内をしてくれます。
バス内のアナウンスによると瑞鳳殿は第二次世界大戦で燃えてしまい戦後の再建だそうです。参道とかは被害を免れたのか、背の高い杉の参道が荘厳でした。朝9時台はひんやりしてて人も少なく参拝しやすいです。るーぷるの切符で割引が効くので切符を買っていざ拝観エリアへ。
伊達政宗公の霊廟である瑞鳳殿は門からして絢爛豪華。彫刻も色鮮やかで華麗です。
門を抜けると階段の上に瑞鳳殿があります。階段脇には家臣が奉納した灯籠がズラリ。
瑞鳳殿の前にはもう一つ門があって綺麗な色合いの「瑞鳳殿」の額がかかっています。こちらはピンク部分が珊瑚、白の部分が真珠の塗料だそうです。さすが伊達家。お金かかってますね。
この門をくぐるとようやく瑞鳳殿本体です。彫刻や飾りが絢爛豪華。
資料館の解説によると瑞鳳殿の「鳳」は鳳凰の「鳳」で、君主がいい政治をしてるときに現れる霊獣だそうです。
壁面に鳳凰の彫刻がありました。瑞鳳殿は仙台藩初代伊達政宗の霊廟で、二代目、三代目の藩主の霊廟もあるのでそちらに向かいます。ちなみに四代目以降は普通のお墓でした(瑞鳳殿のレベルを全ての藩主に作ってたらすぐに財政が赤字になりそうな気がしますね)
二代目、三代目の霊廟も装飾細かくて綺麗でした。ただ初代のが一番華やかでよかったです。
華やかさで感動したのは霊廟ですが、ちょっとうるっときたのは御子様御廟。名前の通り伊達家の子供のうち成人せず亡くなった子供のお墓です。瑞鳳殿とかは高くてちょっと奥まった位置にあるんですが、御子様御廟は入り口の方にあって説明に「仙台城から見守りやすい位置に葬ったのかもしれない」という内容が書かれてました。亡くなった子を見守りたかったんだなろうなあとちょっとしみじみしました。
瑞鳳殿を見た後はコラボカフェのCROSS B PLUSに向かいました。徒歩20分くらいで行けます。
コラボカフェの話は前の記事をご覧ください。お昼ごはんを堪能した後は再びるーぷるに乗って仙台城へ。
仙台城
仙台城、駆け足で資料館と御殿跡と有名な騎馬像見てきました。るーぷるのバスがかなりの山道を上っていったので徒歩で登城する人大変だっただろうと思います。途中で東北大学のキャンパスも見えました。敷地広い。だいたい仙台城の旧敷地と上級家臣屋敷のあたりに今の大学キャンパスが点在してる感じのようです。
お城の博物館でもるーぷるの割引が効きます。仙台城をダイジェストで紹介してくれる映像と展示が面白かったです。展示で面白かったのは、鎧の品質試験。鎧が耐久性あるか試すために銃弾の貫通試験やってたそうで、凹み跡がある鎧が展示されてました。銃弾による凹みが今で言うJIS企画と紹介されてました。
建物などは残ってないけど、VRで復元した御殿の映像が見られるそうでVRゴーグルの貸し出し(有料)もありました。時間なくてできなかったんで再訪したい。
大崎八幡宮
仙台城を40分くらいでざっくり見てるーぷるに飛び乗り大崎八幡宮へ。こちらも伊達政宗公が今の社殿にされたものです。
境内にはたくさんの提灯が下がっており信仰を集めていることがうかがえます。
拝殿に手を合わせて参拝し、御朱印も無事いただけました。こちらは書き置きタイプでした。ゴールデンカムイの仙台展会場に16時までにつくため、大崎八幡宮の滞在時間は20分くらい。美しい建物や境内をゆっくり見たかったので、こちらもいずれ再訪ですね。
この後は無事ゴールデンカムイ展に入場できたのでした。ゴールデンカムイ展の話は前の記事参照です。
喜久福やずんだ餅など冷凍のお土産を買い込んで帰路へ。