これからの仕事について考える

久しぶりにちきりんさんの本を読んで、本当に自分がやりたいことは何かと考えてみた。

当方、もうすぐ40歳になるのである。

仕事は開発をやっている。開発と言ってもプログラムとかではなく、家電の設計、開発である。
一緒に仕事をしている職場のメンバーは皆、頭も良くて優しくて仕事熱心で、尊敬している。不満はない。あるとすれば、飲み会のときにはっちゃけすぎてついていけないことぐらいか。

一方の私は、仕事は楽しいのだが根がコミュ障なので、多くのメンバーに話しかけて調整して、プレゼンして……というのが苦手すぎて辛い。楽な方に逃げようとする。そして詰めの甘さでミスる。というのがパターン化してきた。
若い頃は仕事が面白かったのと必死だったので、そのへんなんとかなっていた。でも、いい年になってきてだんだんマネージャー的仕事も増えてきて、そろそろ無理かもなあ、と思ってきたのだ。

そんなときに、別の仕事がやってきた。
詳しくは省くが、個人的に「かなり好きな」部類の仕事だった。ただし設計の仕事ではない。
今、2つの仕事を並行してやっている。設計という行為自体は大好きなのだ。図面を引いて、物ができる。それはすごくすごく楽しい。ただ調整業務とか人と話すとか、そういうのが苦手なだけなのだ。

設計の仕事を捨ててそちら側にいくことについて、迷っている。
今のメンバーと仕事をしていきたいという気持ちと、この路線では無理だなという気持ち。
でもきっと、そろそろ潮時なのだろう。
結局、開発には向いていないということなのだ。悲しいけど、自分には新たな開発の動機も意欲もなく、ただ設計自体が楽しいだけなんだろう。

設計は趣味にしよう。

今日はそう思っていても明日にはまた気が変わるかもしれないけど、少なくとも何がやりたいのかは考え続けよう。

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