大手アパレル企業→物流分野のITスタートアップに転職した25歳の話
こんにちは。セールスコンサルタントとしてオプティマインドに入社した前田です。転職して2ヶ月弱が経ちました。今回は、なぜ転職先にオプティマインドを選んだのか?異業種からの未経験ポジションで働いてみてどうか?振り返りつつ、大学〜前職〜今までを書いてみたいと思います。
大学〜前職入社
2014年に名古屋大学 文学部に入学しました。専攻の英語学の勉強に明け暮れつつ、バスケ部の活動、バイト、長期留学したりと、人生の夏休みを存分に謳歌しました。そんな中、前職に入るキッカケとなった出来事が、留学中に滞在していたバンクーバーに初めて某アパレルメーカーの店舗がオープンしたことでした。
日本と変わらない品質に安心感を覚えたのと、裾直しのクオリティや早さに感動したのを覚えています。そこで、「日本のモノだけでなく、サービスや精神も海外で再現されている」「日本発のモノで世界を豊かにしている」事に惹かれました。
また、会社がカナダで事業を拡大しようとしていた時期で、カナダで働くのもいいなと思っていました。大学3年生でしたので、就活の時期でもあり、ボストンまで飛んでキャリアフォーラムに参加し、そこで内定を頂いて入社することになりました。
前職時代
入社してからは、まず国内の店舗で基本的な業務から、売上・在庫コントロール・商品レイアウト・人件費管理・採用等の管理業務まで1通りを約1年で覚えていきました。大きな会社でしたので、年間の売上額は数億円になる店舗もあります。「店長として店舗の事業利益目標を達成することは、小さな会社を経営しているのと同じだよ」と上司から言われ続けていたのを覚えています。汗
そんなプレッシャーの中、新卒で無知なまま上記の業務をこなしていくことは、苦悩と試行錯誤の毎日です。コロナの影響で小売業がダメージを受けたことは皆さんご存知と思いますが、本部からのカツカツの人件費予算の中、お客様に最高のサービスと売場を提供することは容易ではありませんでした。
自分の仕事をする上での「お客様ファースト」というマインドは、振り返ってみるとその時の経験からくるものだなと実感しています。商品を買って、使って下さるのはお客様なので、お客様目線で全てを考えないと、商売は成り立たないという、当たり前のことを改めて痛感させられた2年半でした。
転職活動開始
日々の業務に追われる中で、次第に「自分は何のために仕事をしているんだろう?」「自分がしている仕事が本当に世界中の人々を豊かにしているんだろうか?」考えるようになりました。
もちろん、服を通して人々の生活は豊かになっていることは事実だと思っていましたが、店舗で店長でいることで「自分が直接貢献している」というやりがいを感じづらくなっていました。仕事自体は楽しく、勉強になることばかりでしたが、自分が日々仕事をする中で社会貢献していることを実感できる、そんな職ってもっとあるんじゃないか?という興味が湧いていました。
20代ちょうど折り返し、ということもあり、他の業界の知見を身に付けてもいいなと思い、8月頃から転職活動を始めました。
オプティマインドを知る
私がオプティマインドを知ったのは、転職サイト上でのスカウトメッセージです。母校である名大発のスタートアップでITで、、、ちょっとした興味からカジュアル面談をしてみることに。この面談で一気にオプティマインドへの入社を意識するようになったことを覚えています。
物流業界には、手間がかかる配車業務、ドライバーさんの労働環境など、課題が山積しています。オプティマインドではそれをITの力で解決しようとしていること。オプティマインドで働き、現場の方にプロダクトを届け、使ってもらうことでやりがいを感じられることが容易に想像できました。
加えて、この「配車を自動化する」という業界が成熟しきっていないこともあり、これから伸びていく市場で、自分の力添えで世界中の物流課題を解決し、向き合っていけそう!と感じました。
選考が進んでいくうちに、本気で世界の物流の課題に向き合っていこうとする姿や、一緒に働くことになるチーム、会社の雰囲気なども自分に合っているなと思いました。
最終面接でも、私が働く上で心がけてきた「お客様の目線から考える」という文化が会社に浸透していること、社長自身が人の心を大切にしていること、世界を変えることでやりがいを感じられそうというのが決め手になり、入社することを決めました。
入社〜現在
入社してからは、先輩の商談に同席したり、デモデータを使って実際にプロダクトを触って仕様を勉強していきました。が、
前職のほとんどの業務をipad・iphoneでやってきたのと、全てシステム化された環境で仕事をしてきたので、ExcelやPPT(コンサル業の肝らしい)も
ろくに使ったことがなく。toB営業・コンサルも未経験、IT・物流の知識もゼロで、会社で会話に出てくる英語3文字の単語は全て「????」といった感じです。
今となっては、内定を貰えたことが奇跡なんじゃないかと思います(笑)
それくらい何も役に立てず、もどかしい気持ちがかなりありました。社会人2年半にして、自分の無力さを感じた1ヶ月間でもありました。
そんな中でも、同じセールスコンサルティング部の先輩が忍耐強く手取り足取り教えてくれ、かなりフォローをしてもらいながら1ヵ月があっと言う間に過ぎていきました。部の雰囲気が自分に合っていたことや、新しい知識が増えていくことへの楽しさもあり、四苦八苦しながらなんとか今に至っています。
働いてみて
異業種、未経験で大企業→スタートアップのオプティマインドに転職してみて思うことは、純粋に「楽しい!」です。(もちろん大変なこともありますが)
物流がないと世界が回らないことを日々お客様との会話で実感しますし、だからこそ課題解決のやりがいは大きいだろうと思います。
会社の意思決定→情報が下りてくるまでのタイムラグの短さも、スタートアップならではのスピード感があるなと思いますし、組織体制の変化も柔軟で、社員がやりたいことを会社が後押ししてくれる文化もすごくいいなと思いながら働いています。
そして、「物流って奥が深くて面白い!」と純粋に思っています。これを書くと長くなるので、次回にでも「未経験のわたしが入社2か月で感じた物流の奥深さ・面白さ」のような記事でも書いてみようと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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