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OMEGA

今回はMGT600の講義の一部としてOMEGAに訪問したので紹介できればと思います。
OMEGA本社の所在地としてはLausanneからバスで1時間半ぐらいのところのBiel/Bienneにあります。フラ語圏とドイツ語圏の境のようで読みが2つあるようです。
移動手段としては学校が用意したバスでした。
真っ暗な中の朝7時出発でしたが、途中で車内からBielersee(ビール湖)の朝焼けをみることができました。湖のほとりには家があり、なんと贅沢な日常だと思いました。

ビール湖の朝焼け

本社について

個人的に、新卒で入った会社がゼネコンということで建物の説明が非常に興味深かったです。基本的に柱は木材であり、木材を使った理由がエコを意識したということです。コンクリ、鉄骨、鉄筋に比べて木材は運搬から施工のCO2の排出量が低いということで選んだようです。また施工にかかる騒音についても配慮したとのことでした。確かに日本と比較したときに地震など配慮は必要ないので多少は安上がりでしょうが、施工費が高くなることには間違いないかなと感じました。
あとは時計の保管場所については酸素濃度を通常より下げており(15%程度?)、火災リスクを軽減しているとのことでした。入出庫管理も全てマテハンでしていました。そして設計建築は日本人ということでした。
また、製品への異物混入防止のため、基本的に製造現場はペーパーレスだったりということでした。あとは磁石による時間のずれを対策した時計のデモなどでした。

博物館とプレゼン

その後はほぼ真横に併設されているOMEGAの博物館の見学でした。OMEGAの歴史を始めとして、歴代の007の時計展示、オメガとアポロとの関係品の展示物がありました。短い距離ですが陸上トラックのスタートがあったり、飛び込み台があったりとオリンピックを感じることもできるつくりとなっておりました。その後は昼食をはさみ、経営方針であったり、過去の売り上げに関して説明がありました。

今回の訪問はスポーツというよりOMEGAの社会見学といった一面が強いかなと感じました。お土産はOMEGAのパンフと特製チョコでした。

OMEGAチョコ

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