かつて有職だった俺たちへ

かつて有職だった俺たちへ。

今もだけれど、きっとわたしのことなので
今後何回でも無職になりまくると思う。
会社を辞めて、次の会社で働き始めるまでの間に
完全に無職の期間ができてしまうとき
一体どうすればいいのか、
自分への覚書としてここに記す。
わたしはプロでもなんでもないので
全てわたしの独断と偏見と思い込みに拠ります。
ちょっと微妙にわかんないとこが多々あります、
わからないとは言わずに適当に濁してます。
なんか問題があっても責任は取れません(*゚▽゚*)。

※今回のわたしは「会社都合の解雇」扱いです

退職後に受け取る二大書類

・離職票①②
 こいつもう会社辞めたから!の紙。
 これを持ってハロワに行って
 手続きをすることで、失業保険を貰える。
 
 ※「私、今、失業中なの!」を証明するのに
 最強の書類になるので、もらったらすぐ
 3部くらいコピーを取っておこう。
 失業保険の手続きには原本でないといけないが
 コピー分を健康保険の手続きに使ったりする。
 あと、もし次の会社を
 半年以内で辞めてしまった場合、
 このときの離職票のコピーがあれば
 その1つ前の会社のときの雇用保険が
 まだ生きてる場合に使えるっぽいので、
 とりあえずコピーは取っておくべき。

・健康保険資格喪失証明書
 こいつもう会社辞めたんで、
 会社の保険証もう使えねえから!の紙。
 会社側がなんか手続きをした後に
 会社側で発行してくれるはずだが、
 ブラック会社or退職者への嫌がらせの場合
 自力で発行しなければならない。
 自力での発行方法は下に書いてます。
 これを持って区役所で手続きをすることで
 国民健康保険への加入ができる。
 「私、今、失業中なの!」ってことを
 併せて証明することで、
 保険料の減免が受けられる。
 (ここで離職票のコピーが活躍)
 年金の減免もなんか一緒にしてくれる。
 減免、たぶん正直なんらかのデメリットがある。
 でもなりふりかまってられないので
 とりあえず言われるがままの書類を出して
 減免を受けよう。保険料の満額isヤバい

離職票①②の使い道

ハロワに持っていくことで
失業保険受給へ向けての手続きができる。

【持っていくもの】
・離職票①②(原本)
・印鑑
・銀行のキャッシュカード
・運転免許証的な身分証明書
・証明写真2枚

【流れ】
・「失業保険の手続きがしたいです」と受付で言い、言われるがままの窓口に行って番号札をもらって大人しく呼ばれるのを待つ。騒がない。
・呼ばれたら「失業保険の手続きがしたいです」と言い、持ってるもの全部出す。
・いざ失業保険のお金を振り込むぞとなったときの振込先として、銀行のキャッシュカードが必要になる。
・ハロワが管理する「求職者」のデータとして証明写真が必要になるので、なんやかんや2枚奪われる。
・失業保険をもらう条件として、説明会に出ること(コロナの影響でこれは今は免除される、ラッキー)と、ちゃんと求職活動をしてるよって毎月証明することが必要になる。
・月を追うごとに「求職活動してるよって証明すること」の数が増えるっぽい。とりあえず「初回認定日(手続きに行った日の約1ヶ月後)」にまたハロワに来なければならない。受給はそのあとからスタート。
・その初回認定日に向けて最初は1個だけ「求職活動してるよって証明」として、いっぺん無理矢理ハロワの人に職を紹介してもらうみたいな形式的なものが必要になるので、別の窓口に案内される。その前にそこでやたらたくさん書類を貰う。
・別の窓口にて。まあ実際のところ職は紹介してもらってなかったりする。前の仕事を辞めた理由とかの世間話をする。それを「職業相談」と称し、これも「求職活動」のひとつとしてカウントされる。
・これで初回認定日までにすべき「求職活動」はクリアしたので、あとは初回認定日にまたハロワに行く。

 【その初回認定日に持っていくもの】
・最初の窓口でもらうA5サイズの冊子
・失業認定申告書(求職活動してるで証明する紙)
・ハローワーク受付票

 【流れ】
・指定された窓口に行き、持ってきたもの全部だす。
・ほとんど流れ作業で持ってきた書類を確認される。「ここ抜けてます、埋めてください(機嫌悪め)」などと言われたりするがその場で言われた通りやる。たぶんハロワの職員さんは無職相手に仕事するのがめんどくさいんだと思う。
→以降、1ヶ月ごとにハロワへの召集がかかるので同じことを繰り返す。さもないと失業保険が振り込まれない。窓口の人に「職業相談」と称して「明日と来週面接なんだよね〜」と話すくらいでひとつの「求職活動」としてカウントされる(ちゃんとわたしのデータベースになにかしら入力されてるから多分それでいい)。

上記のスケジュールは、今回のわたしのように
会社都合の解雇のひとの場合。
自己都合退職の場合は、やることは同じだが
「給付制限」なるものの期間の長さや
2回目の認定日がちょっと先になったりと
申請から受給までのスケジュールが違う。
まあ自己都合退職よりも会社都合退職の方が
より早く失業保険の受給が始まるヨって話。

失業保険で受け取れる金額、受給可能な期間はその人の年齢や前職の収入や前職の在籍期間や諸々ひとによって変わってくるのでここでは割愛します!

国民健康保険(と国民年金)に入ろう

会社を辞めると、会社側がすぐに
会社の健康保険からわたしを追い出してくる。
辞めた次の日から、もう会社の保険証は
使えなくなります。
会社の健康保険から追い出されたら14日以内に
国民健康保険への加入の手続きをしろ!と
世間一般的にはなっているが、14日以内に
必要な書類がすべて揃うことはあんまりない。
すべて揃ってなくても、仮手続き?というか
途中まで手続きを進めることは可能。
仮手続き?をしたら、
必要な書類が揃い次第、また区役所に行って
本手続きをする必要があるので、
シンプルに二度手間。
14日以内とか言ってるけど、
実のところは14日過ぎて手続きをしても
何か不利益があるわけではないらしいので、
必要な書類が揃ってから動き出すのが得策かと。

(ちなみに、病院通いしてるひとが、
月の真ん中で会社を辞めるとちょっと面倒なので
できる限り会社を辞めるときはキリのいい月末で。
月の真ん中で会社を辞めたときの医療費問題、
下に書いてます。)

【持っていくもの】
・運転免許証などの身分証明書
・印鑑
・健康保険資格喪失証明書
・マイナンバーがわかるもの(多分)
・年金手帳(多分)
・離職票①のコピーなど、自分が失業中であることを証明できる書類。厳密に言うと「退職日が書かれたもの」があればいいっぽい。

【流れ】
・区役所の「保険年金課」みたいなところに行く。この窓口、タイミングはわからないが死ぬほど混むときがあるので時間に余裕を持って行く。
・窓口で「会社を辞めたので国民健康保険に入りたいです」と言う。「国民年金の手続きも一緒にしますか?」と聞かれると思うが、なんかよくわからないから「はい」と答えよう。この時、だいたい「国民健康保険」と「国民年金」に同時に入るための紙を渡される場合が多いので、多分同時に手続きするのがスタンダードなんだろうな。知らんけど
・言われるがままに書類に記入、言われるがままに書類を提出、とにかく言われるがままに動く。
・国民健康保険の保険料の満額は高いので、なんとか減免してもらう。「失業中」ってだけですごく減免してもらえるので、必ず減免の手続きもしよう。まあだいたい職員さんがそうするように仕向けてくる。ここで離職票①のコピーが大活躍。
・こちらが払う保険料は、基本的に口座引き落としにされるため、キャッシュカードが必要になる。何となくだけどゆうちょ銀行が一番楽だと思う。

必要な書類すべてを提出して手続きを終えると、国民健康保険の新しい保険証がもらえる。ペラッペラで頼りないので早く就職したくなる。終えてみるとなんかすごく紙が増える。形式的な手続きなので一旦満額の請求が決定した紙を渡されたあとに、減免が適用された紙が渡されたりなどする。そういうのが郵送でくることもある。

健康保険資格喪失証明書を自力で発行

会社側が「こいつ会社の保険から追い出すぜ」の
手続きを完了した後は、自力で発行できる。
発行場所は住んでいるところの管轄の年金事務所。

【持っていくもの】
・運転免許証などの身分証明書
・印鑑

【流れ】
・窓口で「健康保険資格喪失証明書が欲しいです!」と言う。
・書類を書かされる。会社名、住所、名前くらい。あと印鑑を押す。超簡単。書くときの椅子すら用意されないレベル。
・職員さんにその書類を奪われ、座って待てと言われる。年金事務所は「年金手帳を無くした!」と騒ぐ年配の方がいらっしゃる場合が多いので、変に関わってしまわないよう気をつけて椅子に座って待つ。
・混んでなければ5分ほどで名前を呼ばれ、「はい、これだよ」と紙を渡される。「これさっきわたしが書いたやつのカーボンのやつじゃね!?ほんまにこんなチンケなやつでええんか!?」って感じの紙だが、それで良い
・終わり

病院通いしてるひとが月の真ん中で会社を辞めると本当に面倒

わたしの場合。
12/1 病院Aに行く
12/5 病院Bに行く
12/13 !会社解雇!
12/14 病院Bに行く
12/28 区役所で国民健康保険加入の仮手続きをする
1/5 やっと書類が揃ったので区役所で国民健康保険加入の本手続きをして国民健康保険の保険証を手に入れる
1/6 病院Bに行く

12/1に行った病院Aについては、まだ会社の保険証が使える期間に行ってからそれっきりだったため、「わたし会社クビになっちゃった」は病院Aには言わなくていい。何もしなくて良い。

病院Bについて。
月の初めに保険証を提出するので、12/5の時点ではまだ働いていたので会社の保険証を提出。
12/13に会社を解雇されてから次の日また病院Bへ。虫歯治療、大変でした。ここで一応「月初めに出した保険証、昨日の12/13付で使えなくなっています」と伝えるのがベター。ただその12/14の時点ではもちろん国民健康保険の保険証はまだ手元にないので、受付の人に「じゃあ保険証が出来次第でいいので、もってきてください」と言われる。1/5に新しい保険証を手に入れ、1/6に病院Bに行ったとき、新しい国民健康保険の保険証を出す。虫歯治療、大変でした。一応「12/14分はもうこちらの保険証に切り替わっています」と伝えるのがベター。てかデキる病院はいちいち言わなくてもいい感じに処理してくれるようです。でも一応言っておくに越したことはない。
月の途中で保険の切り替えをした人間に対して、どのように処理するのか、病院によってちがうらしい。
今回の病院Bは、12/5分は会社の保険、12/14分は国民健康保険、と、勝手にうまいこと処理してくれるありがたい病院だったので、こちらから何か手続きのためにバタバタすることは一切なかった。
そうじゃない病院だった場合。12/14分も会社の保険で処理→会社の保険「もうこいつウチの保険の資格ないのに請求してくんなし!とりあえず全額ウチが払っとくけど!」→病院「確かに受け取りました〜」→会社の保険「ちょっと!アンタ資格ないのにウチの保険使ったね!?とりあえずウチが全額立て替えといたけど、お金返してよね!」の請求書がわたしに来る→わたし、会社の保険に全額(3割負担分ではない、全額。なので一旦すごい出費)払い込みする→わたし、その払い込みした控えを持って区役所に行って「国民健康保険のほうでどうにかしてください」って言う→いろいろ手続きをしてようやく返金
という流れになるらしい。わたしは実際にはやってないから詳しくはわからないけれど、多分すごく面倒くさい。

間違いに気付いたりしたら何も言わずにそっと勝手に訂正します。

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