占いをする度、毎回自分の人生を試される感覚がする
最近、
占いをしてるときに
よく思うんですよ。
自分、
めっちゃ試されてるなって。
何を試されているのかというと、
今までの人生を。
具体的にいうと、
人生経験、体験、感覚など
実践を通して
学んできたデータを。
思考、妄想、空想みたいな
未実践の
机上の空論などではないものを。
「君はどれだけの密度で
人生を過ごしてきたのか?」
そう試されてる気分に
なるのです。
なぜそう感じるのか?
理由は2つあります。
1つめは、
これらの得てきたものが
クライアントさんの
お悩みを解決するために
必要になるからです。
僕は
占いの鑑定結果を
提示する時には
「鑑定メモ」という提案書を
お渡ししています。
これは、
お悩みとその解決案、
そして、
参考資料として
ネイタルチャート(西洋占星術の図式)と
命式(東洋占星術の図式)を
添付したものです。
これは、
鑑定結果の解説時に使う
レジュメです。
要するに、メモ書き。
キーワードを簡単に書いて
解説後にパッとみて
思い出せるように作ってます。
詳しい鑑定書は
つくりません。
たくさん情報が
書かれていると、
その情報量に圧倒されて
混乱して
何一つ理解
できなかったりするので。
だから、
渡すのは
メモ書き程度の
軽い情報にしてます。
(僕は混乱するタイプ)
(火星♓️なので)
解説を聞いて、
必要に応じて
メモを取ってもらって
その上で詳しいのが
ほしいというなら
お渡しします。
でも、
わかんなくなったら
LINEとかで
逐一聞いてくれて
構わないので、
正直
いらないんじゃないかなーって
思ってます。
それはともかく、
こんな鑑定メモを
お渡ししてるので、
クライアントさんには、
お悩みを解決するための
提案を書く必要があるわけです。
それを書くには
自分が経験してきたものが
必要となります。
先述したとおり、
未実践の知識、空想、想像は
役に立ちません。
人生を生きる自分を
観察して得られた
実のあるデータが必要なのです。
これは
日々を丁寧に生きてきた結果、
得られるものだと
思っているので、
鑑定メモを書くたびに
自分がどれだけ丁寧に
生きてきたかを
問われています。笑
もう1つは、
自分に空想癖があることです。
僕には、
四柱推命でいうところの
「病」という性質があります。
これは
色んなことを考える能力、
アイデアマンの気質を
持つことを
表すものなのですが、
この性質を持つ人は
事実も妄想もひっくるめて
一緒くたに
考えてしまうところがあります。
なので、
被害妄想に陥ったりすることも
よくあります。
先述した通り、
お悩み解決の提案を
するときには
机上でしか考えていない
妄想は役に立ちません。
実際に効果のあった経験を
書く必要があります。
つまり、
「病」によって
事実と妄想を
一緒くたにしがちな自分は
毎回試されます。
それは事実か?
それとも、空想か?
と。
なので、
ひたすら頭を捻り、
体の記憶、
体感して得た記憶と
照らし合わせながら
事実を抽出する作業を
しています。
そもそも、
事実と妄想を
丁寧に切り分けて
生きていれば…、
という話なのですが、
まさか、
占いにハマって
人に解説することになるとは
思っていなかったので、
仕方がないですね。笑
というわけで、
占いにするたびに
人生を、
丁寧な生き方しているかと
試されてるというお話でした。
いやー、
正直言って、
毎回怖いです。笑
僕は
丁寧に人生を
生きてきていないので、
人生が薄いんですよ。
厚みがないのではなく、
濃度が低い。
牛乳ではなく、
乳飲料並みに薄い。
理想は、
純生クリーム。
これを作るほどの
丁寧さと濃さが
あるといいなと、
思っています。
なので、
今後はより丁寧に
生きていきます。
目指せ、
純生クリーム。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?