見出し画像

私の腎臓がん②告知

2022年8月初旬


CTの結果が大学病院から届いたと内科から連絡があり受診。
CTを見る限り悪性腫瘍っぽいとのこと。ただ、腫瘍が大きすぎでどこの臓器からの腫瘍か分からないと言われ、大きな病院へ行くことを勧められました。
紹介状をもらい、数日後に「がん診療連携拠点病院」に指定されている大学病院の、とりあえず消化器内科へ受診する事が決まりました。

家に帰宅して、ふと色々なことがよぎって。。初めて泣きました。人生で初めてを自分のこととして感じた瞬間でした。

2022年8月初旬


 紹介状を持って大学病院へ。呼吸器内科を受診。先生の所見では、腎臓ではないか、とのこと。そのまま泌尿器科へ移動し、受診。この時診てもらった先生が、私の担当医となります。この先生、泌尿器科では一番の先生で、親切丁寧、腕もよく、自分の運の良さに後々感謝するのでした。
 先生曰く、「おそらく腎臓がんでしょう。腫瘍の大きさは18センチ。肺や肝臓にも影が見え、転移もあります。」と告げられました。

あぁ。ショック。。

「今後どうするかは、私だけの意見でなく泌尿器科の医師みんなでカンファレンスをして決めます。後日また来てください。」と言われ、数日後に再度受診することになり帰宅しました。

2022年8月初旬


今後の方針を聞くために受診。
手術で取り除くには大きすぎてリスクがある。転移もあることから、まずは薬物療法で腫瘍を小さくして、それから手術でとる必要があれば取る事を視野に入れていきましょう」との意見でした。
とっとと取って欲しいと思っていたけど、無理かと残念。手術したかった。でも。。薬物療法で治るの??
治ると思っているから治療するんですよ!無理ならホスピスなどを勧めます」と言われ、腫瘍発覚してからその言葉を聞く瞬間までずっと「もう治療の手段はないんだろうか。あるんだろうか。死を待つだけなんだろうか」という気持ちだったので、「治療法があるんだ!!まだ生きられるかも知れないんだ!!」と嬉しく思ったのを覚えてます。

治療法は、薬を毎日飲み、2週間に1度の点滴。
薬はカボメティクス。(カボザンチニブ)
点滴はオプジーボ。(ニボルマル)
治療法についてはまた今度。

副作用で何かあっては大変なので、経過観察のための入院も決まりました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?