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ピース天火が我が家にやってきた!

こんにちは! yukiといいます。ゆきちゃんです。

私は、毎日、できるだけ自分自身がゴキゲンな状態でいることを、大切にしたいなぁ…と思ってます。
ここでは、自分がゴキゲンな気持ちになるとっても好きなことや、クスッと笑えて心が楽しくなること、不思議に思ったこと、自分の視野が広がる新しく発見したことや考え方を、書いていきたいと思います。

第1回目は、先日ついにGETした「ピース天火(ピーステンピ)」のことを。

これです、これ!
お菓子を作ることが好きな私。
この、ガス台にただ置いて、電気に頼らずに使うことができるシンプルなガスオーブンがずーっと欲しくて、何年も何年も心の中で暖めていたのです。
ガスで焼いたお菓子って、やっぱり美味しいんですよね。
ピース天火は現在もう製造自体されていないので、使わなくなった方に譲っていただくか、アンティークショップやオークションで手に入れるしかない状況です。私も何度かオークションを覗いてみたりはしていたのですが…。
今年に入って、何となくですがフッと思い立ち、思い切って再度ヤフオクに参戦。やっと、手に入れることができまして。
自分で整備して、キレイにしてみました! 結論、買って良かった‼︎
これからピース天火欲しいなぁ…と思っている方の参考になったらとも思い、ここに残しておきたいと思います。一見古そうに見えても、庫内や底は磨いたら全く問題ないですし、手入れや整備も、家にあるもので簡単にできます!

こちらです、ピース天火851。出品者の方から届いた状態。
ガラスとか、庫内も汚れていますね…。


でも、私はこういう子の方が好き! だって、前の使っていた方が、このピース天火でたくさんの料理を作って、可愛がっていたのがわかるから。
前のオーナーは、どんな方だったんだろう…。
出品時、この天火には、一緒にお菓子の型も数点セットになっていました。どの型も、かなり使い込んでたなー。
たくさん家族や大切な人たちのために、オーナーが好きで焼いていらしたのがわかります。

さて、さっそく腕まくりして、始めました。
汚れ取りは、家にあるもので。磨くのは、何とこの重曹ひとつでOKでした!

重曹を水で湿らせて、古くなった磨き用スポンジで、ひたすらゴシゴシ…。

扉がこんなにキレイに! 新品みたい…。
続けて庫内も磨きますし、しっかり火が当たる底部もサビ取りします。

黒い底部を留めているネジを外して…。思った通り、底部の裏はサビだらけ。

でも、中の分流板(中央が山折りになって付いている板です。下からくるガスの熱い風を本体の左右に分けて本体の上部分まで対流させるようにする大事な部品です)は全く問題なし!
この分流板がさびたり、本体との溶接が外れていたりしてイカれているとダメなんですけど、ここが問題無くて良かったです!

外した底部も、重曹で、タワシで磨きます。
水洗いした後、火にかけて十分に熱した後、食用油を全体に塗ってあげました。

いわゆる“シーズニング”ってやつです。
それでもこんなにキレイになるんですよ! びっくり!

完成はこちら!


どうですか、キレイになりましたよね!
よく私の家に来てくれたね、ピース君。私はあなたを大切に使いますからね♪

ただ、問題は水銀の温度計。何と、火にかけていない普通の状態で、すでに目盛りは170度を示していました…。
ガスにかけて空焼きすると、温度計の水銀が上がっていくのがわかりましたので、これを目安にし、もう勘で温度を測るほかは無いと割り切りまして。

試験的に、大体の温度の感覚を自分で把握するため、パウンドケーキを焼いてみました。
私がいつも焼くパウンドケーキの温度の目安は、最初の30分が180度。生地の中央が盛り上がったら、170度で15〜20分。

出来ました‼︎ 全くの勘でしたが、何とか。
ラムレーズンとクルミのパウンドケーキです。
以前ピース天火の販売元だった株式会社吉安さんのホームページにある、ピース天火の取り扱い説明書にも、「温度は手で測れます(個人差はあります)」と記述があり、そのアバウトさにびっくりしましたが、確かに手の感覚で覚えていれば問題なし。また、生地の様子を観察していれば、大体は大丈夫だと思いました。
私が現在使っている電気オーブンレンジも、なんと30年選手(!)で似たような状況なので(今もしっかり現役で働いてくれていますが、もう電光表示板が見えないので、こちらも勘で使っています… ^^;)、私にとっては無問題です♪

これからパンとかお菓子とか、オーブン料理を楽しみたいと思います!
あー、早く買っておけば良かったなー。
基本、ピース天火は構造上壊れないですし、電気も使わない道具ですし、大切に手入れすれば、多分、私が死ぬまで使えるでしょう。
こんな道具こそ、今の時代に必要なんじゃないかと私は思うのですが…。
大切に、大切に使いたいと思います。


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