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本怖in上京区

それは、私の友人仮にYとしておきましょうかね、ある夕暮れ時、逢魔時って言うんですかね、京都は河原町丸太町を歩いてたら雨に降られましてね、ちょうど交差点のそばに小さな陶器の店があったんでそこで雨宿りしようと立ち寄ったんです。しばらく器が並んでるところを眺めていたら、背後からこの作家さん、大人気でもうこれ一点が最後なんですよー、最後ですよーって声が聞こえてきまして…ふと見て気付いたんですよ。
あれ~何か違うなぁ、何かおかしいなぁ、欲しいなぁ欲しいなぁって。
だっていつもだったら買わないはずなんですよ。
近くに店員さんががいたんで話を聞いたら「それが最後の一点ですよ」って…。高いな~嫌だな~って思いながら、お財布取り出した瞬間「ピキーン」って嫌な予感。で、はっと気がついたら

こんなに器が増えていたんですよ…


嫌だな~
怖いな~
怖いな~
怖いな~

#second spice

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