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MBTI診断で、自分はこれで良いんだと思えた

最近また話題になっているMBTI診断を私もやってみた。

要は性格診断なのだが、16タイプと細かく分かれるのと、性格だけでなく仕事や恋愛に対しての考えや、タイプ同士の相性も分かるので、身の周りの人の結果を聞くのも面白い。

それに、自分が何者なのかを表す共通の基準を持つことで、情報を集めたり交流を生みやすくなるので、このSNS全盛期に流行るのは当然かもしれない。

かく言う私の診断結果は「INTP(論理学者)」タイプである。

なんかものすごく納得がいった。

と同時に、人生において常に目指していた気性、人間関係、憧れの人間像みたいなものが、あぁやっぱり手に入らないものなんだ、今まで治したいと思って頑張っていたけど、できないのはこういうタイプだったからなんだと、ある意味諦めがついた

遊びの診断結果ひとつで、こうやって色々考え込んでこういうnoteを書いちゃうところもINTP気質だなぁなんて思うけど、この、遊び半分でやったことに「救われた」と感じたことは初めてだったので、書き残すことにした。

INTPの嬉しい特徴①物事をロジカルに考えるのが得意

INTPの特徴の中で、これが一番嬉しかった!
なぜなら仕事をするうえでこの考え方を一番大事にして、且つ鍛えていることだから。

同じ部署にはスキルを武器に転職をしている猛者がたくさんいて、みんなに共通しているのがこの「論理的思考力が備わっている」こと。

そこと比べると自分は全然その考え方が出来ていなくて凹むのだが、でも気質的にはそこまで無茶なことではない、鍛えればきっとモノになるんだ、とこの診断結果で思えたことが嬉しかった。

INTPの嬉しい特徴②オタク気質

昔から興味があることにはとことんこだわる凝り性で、のめり込みまくる性格なことは自覚していた。
馬鹿みたいに夢中になってる様って全然格好の良いことではないけど、より人生が豊かになったり、人生を切り開くきっかけになる可能性がめちゃくちゃ高いことを身を以て知っている。
だから、こういう気質を元々持っていたことに嬉しくなったし感謝の気持ちも芽生えた。

誰かを推したくなることもそうだし、流行りものに乗って自己表現するのもそうだし、その道のプロフェッショナルになりたくて勉強するのもそうだし、好きなエンタメにのめり込むのもそう。

そんなことばっかりに夢中になって馬鹿みたい、と客観的な目線で呆れる自分もたまにいて、それでもしょうがないよね、良いよね。って、良い意味で諦めてたけど、その諦めに自信がついた(?)
もう、どう足掻いてもオタク気質なのである。胸張っていこう(改めて)

INTPの悲しい特徴①他人に興味がない

インドア派だし一人行動の方がラクだから好きだし、長く友人関係を育むのが苦手なことは自覚していた。
でもその割には友達が多い人に憧れるし、常に趣味友が欲しいと思っているし、友達とたくさん会って楽しい思い出を増やしたいと思っているのだ。

時々はその思いが高まって、社交的で明るくてフッ軽な人を真似して、思いっきりいろんな人と会う約束をしてみたりするけど、ものすごく一時的で、長続きしない。
そもそも1人で寂しいっていう感情が無いから、人に会うという行動を起こすための基本的な欲求が足りていないんだと思う。
友達を増やしたい、という思いが高まるのが、この状態なのって良くないな…という体面的なところだから結局続かないのだと思う。

というわけで、そのアップダウンをずーっと繰り返している。
これが一番自分の性格の中で治したくて、でも治らなくて苦しいと思っていたこと。

だから、これがINTPの特徴だと分かったとき、そりゃなかなか治らないよ。そういう気質なんだもん、と、諦めがついたと同時に、アップダウンを経験しているだけ、まだ足掻いていてマシと思うようになった。

INTPの悲しい特徴②サイコパス気質

MBTI診断はやるタイミングで結果が変わることもあるそうだが、私の場合、一回だけINTJ(建築家)だったことがある。
個人主義だったり分析好きだったりすることはINTPとほぼ同じかなと思いつつ、見逃せない共通点として、サイコパス気質が高いことがある。

悲しい特徴①にも書いた通り、私はそもそも社交的で明るい人に憧れているし、ずっとそうなりたいのだ。
そうなるためにはサイコパス気質は絶対無い方が良い。

中二病真っ盛りの若者だったら(私は他の人とは違う🥴)みたいな感じで嬉しいのかもしれないけど、私は今年39歳。
健やかで誰にも嫌われない癖のない人になりたいのだ…。

しかし、どう足掻いてもそういう気質があるのがショックで、でもどういうところがサイコパスに繋がるのが分からないので、治しようがないところが辛い。

書いていてひとつサイコパス的な感じで言われたことを思い出した。
会社で管理職試験の最終面接を受けたときのことだ。
周りで緊張しまくる仲間に、私は「全然緊張する必要ない。面接官の方がよっぽど緊張してるから」と言い放ってめちゃくちゃリラックスしていたのだが、のちに、まじであいつ頭おかしいと言われていたことを耳にした。

というのも、リクルーターをやっていたときに散々面接官側をやって、選ぶ苦しみ、見る目を試されてるような、色々な大変さを味わっていたので、面接官がこんな思いを抱えているなら、受ける方は緊張する必要はないという結論に辿り着いたからだ。
もちろん面接を受ける側は、思いをうまく伝えられなかったらどうしよう、みたいな不安はつきものだけど、それは面接官が見抜くべきところだから。

正しい回答を持っているのに緊張してうまく言えないだけなのか、
回答を持っていない、あるいは会社的に意味のない回答を持っているのか、
あるいは偽りの回答なのに正解風に言っているのか。
その場の緊張だけで伝えられなかった上辺だけを見て、本質を見抜けない面接官はマズイ。

だから面接官は、選ばれる私たちよりもよっぽど緊張状態にある。
言うなれば、トラップだらけ、ハズレだらけの中から正確に当たりを見つけないといけないのだ。
どう?よっぽど大変じゃない?

といった内容を、そのときどこまで周りに説明したかは忘れてしまったが、これが一般的にはサイコパスと呼ばれる気質なのであれば、なかなか治すのが難しそうだなんて思ってしまった。(今書いていても何も間違ったことは言っていないと思うのだが…)

あの人の診断結果

自分の診断結果から色々振り返るのも楽しいが、身の回りの人や憧れの人の診断結果を知って、接し方の参考にしたり、なんと言っても相性を見るのが楽しい。
特に、推しのMBTI診断結果を知ったときには興奮した。(オフィシャルじゃない結果もあるけど)
なんと、現在4人いる推しの中で3人がENFP(広報運動家)で、1人がESFP(エンターテイナー)だった。

見た目や活動だけ見てみると、好みのタイプが一貫していないのだけれど、根底の気質的なところは似たタイプを好きになっていたみたい。

そして、どちらにしても明るいTHE陽キャタイプなので、真逆のタイプに惹かれるんだなぁと実感したのであった。

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