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TransGenderとGender Norms

TransGenderにも多様な生き方がある。

たとえば、TransGender Womanの場合、
① Sex Reassignment Surgeryを受けて、戸籍上の性別も変え、女性の中に埋没することを目指す人。言い換えれば、女性のGender Normsに応じた生き方を目指す人。
② Sex Reassignment Surgeryを受けて、戸籍上の性別も変え、女性の中に入るも埋没せず、女性のGender Normsとは違う生き方を目指す人。中には、TransSexual/TransGenderであることを公言する人もある。
③ Sex Reassignment Surgeryを受けるが、戸籍上の性別は変えず、女性のGender Normsに応じた生き方をする人。この中には、すでに婚姻関係があったり未成年の子供がいて、戸籍上の性別を変えられない人もある。
④ Sex Reassignment Surgeryを受けるが、戸籍上の性別は変えず、女性のGender Normsとは違った生き方をする人。
⑤ Sex Reassignment Surgeryを受けず、女性の中に埋没することを目指す人。言い換えれば、女性のGender Normsに従った生き方をする人。
⑥ Sex Reassignment Surgeryを受けず、女性のGender Normsとは違った生き方をする人。中には、TransGenderであることを公言する人もある。

このほかにも多様な生き方がある。そこには優劣関係などない。女性の中に埋没して女性のGender Normsに従うことが偉いわけではないし、Sex Reassignment Surgeryを受けることが偉いわけでもないし、戸籍上の性別を変更することが偉いわけでもない。どういう生き方を選択するかは、個人の自由だ。自分が生きやすい、望む方法で生き方を決めれば良いことだ。女性のGender Normsに従わない人の中には、X-GenderやQuestioningの人たちも含まれる。TransGender Womanだからといって、必ずしも女性のGender Normsに従う必要もない。

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