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スポヲタ情報局 (Sporta News)

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#日本

FIBA女子バスケットボールワールドカップ!ミドルシュートの重要性?!

まずは日本対スペイン戦における日本のショットチャートを見てみる。 写真:2018年9月22日、日本対スペイン戦における日本のショットチャート http://www.fiba.basketball/womensbasketballworldcup/2018/game/2209/Japan-Spain#|tab=shot_chart 明らかにペイントエリア内(3秒ルールが適用されるエリア)のシュートと3Pのシュートに偏っているのが分かる。もちろんそれは戦術的な部分があり、バス

FIBA女子バスケットボールワールドカップ!日本VSプエルトリコ速報!!

第1クォーター 日本のオフェンスの最初の5本は全てスリーポイントシュート(そのうち2本成功)で始まる。さらに馬瓜がチームとして3本目のスリーポイントシュートを成功させる。残り3分、18-11と日本が7点差リードの段階でプエルトリコがタイムアウトを取る。この時点でインサイドも効率よく攻めることができていた。また、日本のディフェンスも良くプエルトリコシュートの成功率を下げさせていた。”髙田、宮澤を休ませることができるか”ということも同時に注目。その後、水島がスリーポイントシュート

FIBA女子バスケットボールワールドカップ!最強アメリカの勝因と日本女子バスケ代表が2020年東京五輪での金メダルを目指すために

2018年FIBA女子バスケットボールワールドカップはアメリカの優勝にて幕を閉じた。アメリカの強さは圧倒的であり簡単にデータで示す。 ・1996年のアトランタ五輪以降国際大会で100勝1敗 (1敗は12年前の2006年のワールドカップ準決勝ロシア戦) ・ワールドカップで22連勝中 ・オリンピックも入れると国際試合で46連勝中 ・46連勝中における相手との点差は平均で35.5点!! とあまりにも強い。 写真:優勝トロフィーを掲げるアメリカ代表 http://www.fiba.

2020年東京五輪に向けて!アメリカ一強体制は続くのか?

アメリカの3大会連続金メダルで終えた2018年FIBA女子バスケットボールワールドカップであるが、このまま2020年東京五輪に向けてアメリカの一強体制が続くのかを考えてみたい。 結論から言うと筆者の観点では“2020年の東京五輪もそれ以降もしばらくアメリカの一強体制が続く”と考える。理由はシンプルに2つ挙げる。 1.インサイドのタレントレベル 2.世代交代の成功 である。理由を説明する前に少しデータを上げてみる。ワールドカップとオリンピックにおけるアメリカ代表の歴代最小得

FIBA女子バスケットボールワールドカップ!グループリーグ最終戦に向けて状況整理

まず全体のスケジュールを確認してみる。公式サイト(※)によると、 ・22、23、25日の3日間でグループ予選を行う(24日は休息日)。 ・26日に各グループの2位と違うグループの3位が対戦し勝者が準々決勝に進む。 ・27日が休息日となり、28日から30日にかけて準々決勝、準決勝、決勝と順位決定戦を行う。 ※http://www.fiba.basketball/womensbasketballworldcup/2018/competition-schedule 前回の記事の仮

FIBA女子バスケットボールワールドカップ!大会2日目途中時点の順位について

日本がオーバータイム(延長戦)の末にベルギーに勝利した!第1クォーターから日本が多くの時間帯でリードしていた展開から、第4クォーターにベルギーに追いつかれ逆転されてしまった。しかし、残り時間約1分馬瓜エブリンのスリーポイントシュートで同点に追いつく。その後は両チームとも得点できず延長戦に入る。 延長戦では先にベルギーのエースシューターにスリーポイントを決められて先行されるが、その後に宮澤が2本のスリーポイントシュートを決めて逆転!!最後は守り切り勝利を収めた。結果として日本と