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【6/20文字起こし】得をする聞き方:リアクションを、相手が分かるように取る!

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi".
Please use it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
6月20日木曜日です。
今回は、損をしない、または得をする話し方・聞き方シリーズです。
今日は、これは…聞き方です。リアクションについてお話ししていきます。
得をする聞き方は、相手がわかるようなリアクションを取る
これについて話していきます。
そして今日の内容もnoteに文字起こしをアップしますので、
内容の復習や話し方のトレーニングにお役立てください。
この配信の概要欄にリンクを載せています。

本編とエンディング

それでは本題のスタートです。
話し方や聞き方は、
得をするか、または損をしてしまうかの分かれ道になることがあります。
そこでこの番組では、今月から毎週木曜日に
損をしないまたは得をする話し方・聞き方のコツを1つずつ紹介しています。
今回は、リアクションについてです。

今日の内容は目新しい知識ではきっとないですし
似たようなことを過去の配信でもお話ししています。
なので新しい何かを得るよりは、
やっぱりそうだよね。とか、あと、
私もそういうことがあったなぁと
再確認したり思い出していただいたりする…
そんなきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

リアクションを相手が分かるように取ること
これが得をしやすい人の聞き方のポイントです。
これは例えばなんですけれども
ほんとにシンプルなことです。
たくさんの人が集まる中で何か講座を受けるですとか
ワークショップが開かれるという中で
その講座やワークショップに参加している人が
積極的に拍手をしているですとか
笑顔でニコニコ楽しそうに
ワークショップ主催者の方のまたは講座の先生の話を聞いているですとか
あとは、へー!とか、びっくりしたときの表情とか
そういった顔でリアクションを示すとか。
とにかくですね、話している人が「この人、反応してくれている!」
って分かるようなリアクションをとっていく

これが今日お伝えしたいことです。

どうして相手が分かるような、相手に伝わるようなリアクションを取ると
得をしやすいかと言うと
まず、純粋にそうされると相手が喜ぶからです。嬉しいからです。

例えば、皆さんが何かイベントを企画するとします。
…イベントを企画するというと
日常ではあまりないシチュエーションかもしれないので
ミーティングにしましょう。
ミーティングを企画したり
自分で日にちを決めて、設定して、声をかけて…という
段取りを自分で作って、案内をしていくとします。
当日を迎えてミーティング参加者が集まって、スタートして
そこにいる参加者の皆さんが無反応だったらどう思いますか?
不安になりませんか?
何か皆さん疲れてるのかなあとか
こちらが何か伝えても反応がいまいち薄くて
皆さんあんまりこの話興味ないのかなあとか…
リアクションが返ってこないこと
リアクションが返ってこないわけではないけれど
はっきりとわかるような反応ではないことに対して
不安を覚えやすいと思うんです。

でも、ミーティングの中で参加者がわかりやすく
首を縦に振ってうなずいてくれたりとか
拍手をしてくれたりとか
あと、声に出して「へー」とか言ってくれたりとか
または表情でちょっとびっくりしてみたりとかニコニコしてくれたりとか
何らかの反応が返ってくると、楽しんでくれているのかなとか
…ミーティングだから楽しむものではないかもしれないんですが
積極的に参加してくれてるんだなぁとか
この話に興味を持って耳を傾けてくれているんだなぁ
っていうことが伝わって、安心したり嬉しくなったりしますよね。

なのでリアクションを分かりにくくとか、薄くとか少しではなくて
はっきりと、相手に、話し手に伝わるようにとっていくことによって、
まず相手が喜んでくれます。

そしてもう一つ。
リアクションを分かりやすく取る人は記憶に残りやすいです。
話し手なのか、または人が複数集まる場所だったら話し手以外の人…
ミーティングだったらミーティングのファシリテーターだけではなくて
ミーティングの参加者とか
講座だったら講座の主催者とか
講師だけではなくて、講座の参加者とか
そこにいる人たちにも覚えてもらいやすくなるんです。
どうしてかと言うと、
リアクションが分かりやすいと、目立ちやすくなるからです。

目立ちやすくなることによって、誰かの記憶にも残りやすくなります。
記憶に残りやすくなって、ふとしたときに思い出してもらえたりもして
それが例えば
「あのとき参加していた〇〇さん、すごくニコニコしていて
雰囲気も明るくて素敵だったよな、って
また何かの機会にお誘いしてみようかな、とか
思い出してまた声をかけてもらえるかもしれません。

何かの講座に参加していて、
その講師が自分にとって憧れの人で、
その憧れの人に覚えてもらえたら、それもすごく嬉しいですよね。
また、憧れの人に喜んでもらえたらそれも嬉しいことですよね。

しかも、良いリアクションを取ると、
講座の先生やイベントの主催者だけではなく
そこに参加している人にとっても覚えてもらいやすくなります
私も最近こういうことがありました。
いま参加している学びの場…オンラインの講座です、
そちらに参加をすると、
毎回とってもリアクションの良い方がいらっしゃいます。
その方はいつもニコニコしながら話を聞いていて
誰かの話にも興味深そうに耳を傾けていることが
画面越しの表情から伝わってきます。
で、面白いことを誰かが言うと
画面越しに笑っていることが伝わってきて
オンラインなのでミュートにはなっている。
だから、その人の声までは聞こえないけれども
多分声出してるだろうなって言うことも想像できる位の
分かりやすいリアクションを取っているんですね。
そういう方がいたんです。
で、20名ほどの中にそういったリアクションの良い人が1人でもいると
なんとなくその人のことを見てしまうというか、なんとなく目が行く、
なんとなく注目をするんですね。

で、例えばブレイクアウトルームが開かれて
偶然その人と一緒の部屋になるとあの人だみたいになって
ちょっと心が踊ることもあるといいますか。

だからリアクションを、相手が、
そしてそこにいる人みんなが分かるようにとっていくことは
その場をより明るくしたりですとか
講座だったら講座の先生が喜ぶだけではなくて
そこにいる、一緒に学んでいる人たちにとっても
「この人がいてくれて良かった!」って思うような
きっかけづくりをされています。

今回は、得をする聞き方「リアクションを相手がわかるように取る」
というテーマでお話ししました。

リアクションはスピーチやプレゼンテーションと違って、一瞬のことです。
例えばこれが10分のプレゼンテーションをするとなったら
内容を考えて、PowerPointで資料を作って
話す練習や準備をたくさん重ねて…というプロセスが要りますよね。
でもリアクションは、
もうその場でいつもよりも大きな声で返事をしようとか
いつもより拍手をしっかり…
相手に拍手していることが伝わるようにしてみようとか
その心がけ1つですぐに変えていけるものです。
なので、1対1なのか1対複数なのか、人が集まる場所で
または誰かにメッセージを伝えるとか誰かの話を聞くような場面で
相手が分かるようなリアクション、これをぜひ心がけてみてください。
今回は以上です。

エンディングです。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
もし今回の内容、役に立ったですとか、共感したですとか
何かポジティブなものを感じていただけたら
Voicyをお聞きの方はいいね!を押してもらえるとうれしいです。
Podcastはいいね!がないので、専用のお便りフォームから
共感したとかためになったとか、リアクション今から意識してみます!とか
何かメッセージを送ってもらえると嬉しいです。
皆様からの反応やお便りを、今後の配信内容の参考にしていきます。

では今日はこれで終わります。お相手は高山ゆかりでした。また明日!


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