【4/30文字起こし】トップアーティストがやっている！人を魅了する話し方
はじめに Introduction
English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.
文字起こし
オープニング
おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
4月30日、4月最後の日です。
そして今日は火曜日ですが、話し方にまつわる内容をお届けしていきます。
トップアーティストがやっている、人を魅了する話し方というテーマです。
私はFM局のアナウンサーをしていたんですが
アナウンサーとして活動していた頃、
勤めていた放送局にいろいろなアーティストが
番組ゲストとして放送局に来てくださっていました。
私は直接インタビューをする機会はほとんどなかったんですが、
ご挨拶をさせていただくことはよくありました。
そのとき、トップアーティスト…
ヒットチャートを席巻するようなトップアーティストたちは
一瞬で目の前の人を魅了する、
一瞬で目の前の人の心をぎゅっとつかむ話し方をする方が
すごく多いなと思いました。今日はその話をしていきます。
なお昨日、月曜日も話し方にまつわる内容をお届けしたんですが、
noteに文字起こしをアップしなかったので
今日の内容はアップいたします！
この配信の概要欄にリンクを載せますので、
内容の復習や話し方のトレーニングにご活用ください。
本編とエンディング
トップアーティストがやっている人を魅了する話し方。
これはまずは具体例を挙げていきます。
あるアーティスト…Aさんとしましょう、
Aさんが放送局にいらっしゃいました。
私ではない別のスタッフの方がAさんに挨拶をしたときに
「Aさんの新曲を私の番組で紹介しました！」
と伝えていらっしゃったんです。
そうしたら、Aさんがものすごく喜んでいらっしゃいました。
横から見ていて、こんなに喜んでくれるんだ！
ってびっくりしたことを今でも覚えています。
その受け取り力と言いますか、
嬉しいことを「嬉しいです」とか「ありがとうございます」って言うときに
「すごく嬉しいです！」とか「えー！ありがとうございます！！」
というふうに、もう、大きくその喜びを表現する。
でも決してわざとらしくなく、自然に、
本当に心から思っていることを伝えているように見えました。
そしてそのときの話していらっしゃる雰囲気とか
喜びを表現する、その様子を見ていて
受け取る力だけではなくて、
謙虚さだったり腰の低さみたいなものも
にじみ出ているような気がしました。
恐らく、もうトップアーティスト…
ヒットチャート席巻するような
それこそライブをするならば、
もう大きな大きな会場が満員になる位の大人気のアーティストなので
他の放送局に行ったときにも、誰かから
「あなたの新曲紹介しました」って言われていると思うんです。
それでも決して奢らず、いつもこう、嬉しいっていう気持ちを持っている。
その、それが（新曲をかけました！と言われることが）
当たり前じゃないんだっていうことを
誰よりも自覚されているのかなって。
これは勝手な想像なんですが、思ったんです。
その他にも、様々なアーティストが放送局にいらっしゃったり
あとはライブを見に行ったり、
ときにはそのライブの後、楽屋挨拶にお伺いすることもありました。
そういった場面でも
第一線で活躍する人たちの話し方や佇まいに魅了されて
一瞬で心を掴まれて、
その方と挨拶をした記憶が余韻として残るということもありました。
例えばこちらが恐縮してしまうくらい
また見ていてはっとするくらい、深く長くお辞儀をする方ですとか
ものすごく元気な、大きな、明るい声で挨拶をして
その場の空気をぱっとその方の色に染め上げるような…
もちろんポジティブな意味で、
すごくその場の空気を明るく照らす太陽のような方。
ほんとにいろんな方がいらっしゃって
素敵だなぁって、何度も、いろんな方に対して感じていました。
その経験で思ったことは
たくさんの人を魅了する人は、
まず目の前の人の心をぎゅっとつかむ
目の前の1人を魅了するんだっていうことでした。
その目の前のたった1人を魅了する力によって
どんどんその輪が広がっていって
やがて大きな人気になっていくんだと思います。
今日は「トップアーティストの話し方」という
日常のコミュニケーションとは少し違う視点で話していますが
ここまでお話ししたことは日常会話、
日常のコミュニケーションにおいてもきっと活かしていけるといいますか
こういったことを心がけることで
より、お互いにとって気持ちの良い会話ができると思うんです。
誰かに褒めてもらったり
ポジティブなコメントを受け取ったりしたら、
素直に嬉しい！ありがとう！と伝えること、
で、心の中ですごく嬉しい！とか
そんなふうに言ってもらえると思わなかった！っていう
驚きを伴うような嬉しさがあったら、
それもしっかり惜しみなく表現していくこと。
あとは、相手が誰か…
その、立場だったり役職だったりに関係なく、丁寧にお辞儀をすること。
それから、元気な声で挨拶をすること。
これってどれも、瞬間的なこと…と言うと違うかもしれないんですが、
数秒間のことですよね。
褒めてもらって
嬉しいです！ありがとうございます！って言うことですとか
お辞儀をすること、そして挨拶すること。
これって1分2分3分、長い時間がかかることではないですよね。
（1分2分というのは、長いと言うのかどうかは
シチュエーションによって変わりますけれども）
とにかく、ほんの数秒間のことです。
でも、そのほんの数秒間でぎゅっと人の心をつかんだり
相手が「〇〇さんとお話しできてよかった！」って思ったり
その日夜眠る前に思い出したり、余韻が残ったりします。
感動って一瞬ですよね。
はっとするとか、惹きつけられるとか、心を掴まれるって
だんだん…じわじわ…と言うよりは
ぱっと瞬間的な何か、ほんの数秒間の何かに対して抱くことが多くて
その感じた何かが強いいインパクトとなって
印象に残ることってよくありますよね。
ぜひこのたった数秒間のリアクションだったり、挨拶だったりを
日常のコミニケーションの中で心がけてみてください。
今回は、トップアーティストがやっている、人を魅了する話し方
というテーマでお届けしました！
エンディングです。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます！
お相手は高山ゆかりでした。また明日！
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