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【4/25文字起こし】

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
毎週木曜日は、話し方・伝え方のヒントをお届けしています。
今回は「質問は貢献だ!」というテーマでお届けします。

4月…といってももうすぐ月末なんですけれども
今月は研修シーズンですよね。
いろんな会社で企業研修が行われています。
そして新年度が始まったので
このタイミングで何か新しいことを学ぼうと思って
教室、スクールに通い始める方もきっと多い時期です。

そういった、何かを教わる場で
質疑応答の時間が設けられていることってありますよね。
今日は、ぜひそういった時間には
積極的に手を挙げて質問していきましょう!という話をしていきます。

質問がどうして大事かと言うと、
自分にとっては、そのとき疑問に思ったことを
その場で解決することができて、よりすっきりした状態で、
より満足度が高い状態で研修だったり講義だったりを
終えることができると言うのもありますし
何かを聞くことによって
どういうふうに質問しようかなぁという、その、聞き方を考える
この聞き方を考える過程で
自分が学んだことを、よりしっかりと自分の中に
落とし込むこともできるかもしれません。

あと質問して答えが返ってくるっていうことは
自分にとってその研修の時間、講義の時間の学びが、その時間の収穫が
より増えるということですよね。

なので、質問をするというのは
まず自分のためになることなんですが…
実は、人が集まる場所で挙手をして
疑問、質問を先生に、講師の方にぶつけるということは
その場への貢献にもなっていく
んです。
今日はそれについて話していきます!

なお、今日の内容もnoteに文字起こしをアップしていますので、
内容の復習や話し方のトレーニングにお役立てください。
この配信の概要欄にリンクを載せています。

本編とエンディング

それでは、本題のスタートです。「質問は貢献だ!」

研修だったり、何かの講座だったりでひとつのことを学んで、
で、最後のほうに質疑応答の時間が設けられていることよくありますよね。
そういった場所で手を挙げることって
人によっては勇気がいることだと思います。
周りの人の注目が集まることに対して
抵抗を感じる方もいるかもしれないです。
また、手を挙げて聞いてみたいけれど
手を挙げるタイミングが誰かと被ってしまったら嫌だなぁと思って
それで、挙げたいけれど、ちょっと周りを見ながら
周りのようすを伺いながらタイミングを探る、
ということもあるかもしれません。

手を上げることそのものには抵抗がなかったとしても
質問の内容…こういうことをこの場で聞いて
場違いになってしまわないかなぁとか
そういった点でためらってしまって
聞きたいことはあるけれど聞けない…という経験を
したことがある方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、ぜひですね、
その勇気だったり、ためらいだったりも飛び越えて
どんどん積極的に聞いていってほしいです!

どうしてかというと
質問が自分のためにもなり、その場の貢献にもなるからです。

どうしてかというと、理由が2つあります。
まず1つは、自分が聞きたいと思ったことは
誰かも聞きたいと思っている可能性がある
から、と言うことです。

質疑応答の時間に誰かが挙手をして
先生、講師の方に質問をぶつけて
で、その内容を聞いていて、
「私も聞きたかったんだ!」って思ったことはありませんか?

自分自身が疑問に思ったことは、
もしかしたらそこにいる他の誰かも
聞きたいと思っていることかもしれない

そうなると、自分が手を挙げて直接質問ぶつけることは
その場にいる人たちの思いを代弁することにもつながるかもしれないです。これが、質問がその場への貢献である理由の1つです。

そして2つ目。
これはオープニングでも少し話したことなんですけれど
質問することによって、その日の学び、その日の収穫が
増えていくからです。

自分が聞きたかったことを聞くことができる。
それと同時に、そこにいる人たちも、質問の答えを一緒に聞きますよね。
一緒に聞くことによって
やはりその日の研修や講義の本編の中ではお話ししなかったことを
直接、先生、講師の方から聞くことができるので
やっぱり、よりたくさんの情報をキャッチできたなぁって
そこにいる人たちが思います。

そういった意味でも、
質問することは自分だけではなくて、その場にいる人たちも、
もしかしたらより満足度が高まったりとか
より、今日、学べてよかったなぁって思うことに
つながっていく可能性があります。
これが、理由の2つ目です。

ここまで、質問が貢献である理由を2つお話ししました。
あともうひとつ。これはですね…
話し方講師として、同じく何かを教える仕事をしている人に
共感してもらえたらすごく嬉しいことなんですが
講座や研修の中で質疑応答の時間を設けて
たくさん手が上がったら嬉しくないですか?私は嬉しいです。

そしてこれが、ほんとに自己満足なんですけれど、
話し方講座を開いて、一通りいろんなことをお伝えして
最後に質問の時間を設けて、そこで手が上がったら
今日の講座の内容に興味を持っていただけたのかなって
思うことができるんです。
または、今日お伝えした内容が少しでも伝わっていたのかなって
思うこともできるんです。
手が上がったことを=伝わったとか興味を持ってもらえたって
結びつけるのはもしかしたら短絡的で
それこそ自己満足である可能性も高いんですけれども
でもやっぱり手が挙がると嬉しくて
講師側も教える側も、より、
今日この講座でいろいろなことをお伝えできてよかったって
思うことができます。

だからといって、
教えている人のために無理矢理質問を用意する必要はもちろんないです。
そもそも今日はこの「貢献」とか「その場にとってプラスになる」
という言葉を使いながら質問について話しましたが
そもそも自分が手を挙げて何かを聞くのは何のためか?って言ったら、
自分のため
です。

なので、まずは自分が知りたいことを知る。
自分が学びたいことを学ぶ。聞きたいと思ったら聞く。という、
この、自分の気持ちを1番大切にしてください。

で、その上で、もしこれまでに
質疑応答の時間何か聞きたいことがあったけれど
勇気がなくて聞くことができなかった
自分の質問は間違いなのではないかと思って
手を挙げることができなかったと言う経験がある方は
今度同じような場面で聞きたいことが出てきたときに
ぜひ、今日お話ししたような視点も持ってみてください。

まずは自分が知りたいこと、学びたいことに素直になる。
聞きたいことを聞く。
で、もし手を挙げる勇気がなかなか出ないなぁ
ちょっとためらってしまうなぁという方は
そういうときに、
もしかしたら自分が質問することが
この場にいる人たちにとってもプラスになるかもしれない
って少しでも思うと、手を挙げやすくなるかもしれませんので
そういった意味も込めて、今日のお話をしました!

今回は「質問は貢献だ!」というテーマでお届けしました。

エンディングです!
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は、高山ゆかりでした。また明日!

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