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【6/10文字起こし】場の空気を明るくする人の話し方

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi".
Please use it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
6月10日月曜日です。
毎週月曜日は、話し方・伝え方のヒントをお届けしています。
今回は場の空気を明るくする人の話し方
というテーマでお届けしていきます。
今日の内容もnoteに文字起こしをアップしますので
内容の復習や話し方のトレーニングにお役立てください。

本編とエンディング

では本題のスタートです。
場の空気を明るくする人の話し方、というテーマです。
場のの空気を明るくする人は
オンラインでのやりとりが当たり前になって以降、
より重宝されるようになったのではないかなと思っております。
どうしてかと言うと、
オンラインでのミーティングですとか、
オンラインで何か学びの場に参加したり、
ウェブ上に人が集まるようなzoomだったりとか
その他いろんな、そういった場面で
場の空気が明るくならないこともあるからです。

これ、皆さんも経験したことがあるかと思うんですが
オンラインでのミーティングなどに参加していて
そこに映っている人、画面上に映っている人の顔が
なんとなく「この人、いま怒ってるのかな」
「疲れているのかな」「眠いのかなあ」と思う。
いつもよりもテンションが下がって見える。
でも本人は全くそんなつもりはなくて
いつも通りの自分でそこにいただけ、ですとか
それからオンラインだと発言が被ってしまう、
言葉が被ってしまうことが気になって
なかなか自分から声を上げにくい。
で、Aさんも今しゃべろうかな、と思っている
Bさんも今しゃべっていいかな、と思っている
Cさんも今しゃべっていいのかな、と思っている…
こういうふうに、何か発言しようとしているけれども
他の人が喋りだすかもしれないから、我慢して様子を伺っている
そういう人が複数いるときに、シーンと無音の空間ができて
それでなんとなく気まずくなったりとか
なんとなく場が温まりにくかったり、盛り上がりにくかったり。
ということが、オンラインはオフライン以上にありますよね。

だからこそ、オンラインでのミーティング、人が集まる場所に
その場の空気をパッと明るくする人
そこにいる人の緊張を柔らかくほぐす人が1人でもいると
とにかく重宝されます。
これはもちろん、オンラインではない場面でも同じです。

では、そういった場の空気を明るくする人が
どのような話し方をしているか?ですが…
もうこれはですね、何か特別なことがあるわけではなく
とにかく明るく振る舞っているということです。
笑顔ですとか声が明るくてよく通る、聞きやすいですとか
あとは発言がポジティブであるとか
それから話し方というよりは聞き方の部分かもしれないですが
反応が良い
反応が良いというのは、オンライン上でしっかり頷いて話を聞くとか
驚いたときに驚いた顔が画面越しから伝わってくるですとか
あと、拍手をする。
Zoomだったりすると拍手の音が聞こえないことが多いですが
でもしっかりと画面に映るように手を叩いていると
拍手しているんだなっていうのが伝わりますよね。そういった反応。
それから、声を出すときも
おはようございます!とかありがとうございます!とか
そういった言葉、ちょっとした一言を…
おはようございます、ありがとうございます、は、
もうちょっとしたではなくて、大事な一言なんですが
そういった一言を誰よりも早く率先して言うですとか
そういった反応が良い、というふうに場の空気を明るくするということは
まずその人自身が明るい、ということです。
その明るさが
表情だったり声だったり発言だったり反応だったりに現れている。
こういった人たちがその場の空気をぱっと明るくしたり
ぱっと華やかにしたりすることがあります。

しかも場の空気を"より"明るくするので、
笑顔とか声が明るくて聞きやすいとか反応が良いっていうのも
他の人よりも”より”明るい、他の人よりも”目立つ”笑顔、
他の人よりも”目立つ”声の通り方、他の人よりも”目立つ”反応の良さ…
そういったものを表現しているんです

目立つというと、自分が自分が!目立ってやれ!みたいな
自分本位のようなニュアンスを感じる方も
いらっしゃるかもしれないんですが
場の空気をぱっと明るくして、相手の心をぱっと明るく照らす方って
その場の中で、たくさん人が集まっている中で目立とうとか
…んー、もしかしたら少し思っているかもしれないけれども
でも仮に思っていたとしても、その気持ちだけではなくて
もうとにかく純粋にこの場を楽しもう!ですとか
あと笑顔でいると自分もハッピーだし、相手もハッピーだよね!
っていうことを純粋に思っているですとか
それから、自分が明るく振る舞うことで
自分自身だけではなくて、周りの心も明るくなったらいいな!って
そういったことを素直に思っていて素直に表現している

こういった特徴があります。

明るさってシンプルです
先ほど私が言ったことも、笑顔とか、声がよく通るとか、反応が良いとかは
何も特別なこととか、
恐らく皆さんが今日初めて聞くようなことってなかったと思うんです。
そのくらいシンプルなことで
そして、いろんな場面で
笑顔でいましょうとか、よく通る声で話しましょうとか
相手が話したことに対してはしっかり反応しましょうって言われている

でもその、よく、いろんな場面で言われていることを徹底してやっている。そして、他の人よりも丁寧にやっている
こういった人たちが集団の中にいてもぱっと惹きつける存在であり、
惹きつけるからこそ場の空気を…
その人が1つ、何かを話し始めたときに
ぱっとその時の雰囲気が明るくなったりですとか
少しその人がリアクションするだけで
場の空気が和んだり、ということがあります。
ぜひ今週、Zoomでのミーティングに参加したりですとか
対面で人が集まる場所に足を運ぶ機会があったら
明るさを、まずは自家発電して
で、その明るさを目の前にいる相手に
そしてそこにいる人全員に届けてみてください!
今回は場の空気を明るくする人の話し方、というテーマでお届けしました。

エンディングです。
今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
お相手は高山ゆかりでした。また明日!

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