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グズグズでもいいんじゃない?

グズグズするのは、ダメなこと?

幼少期に、
「グズグズするな」
「早くしなさい」
「いつまで(時間)かかってるの?」

そう言われるとき、
大体、大人は
・キツイ言い方
・怖い表情
などを、伴うので子供にとっては恐怖です。

身体がピクッとフリーズしてしまいますよね。

結果・・・
グズグズしてるのは、ダメなんだ(涙)
と、思い込んでしまう可能性大大大です。

しかし、
本当にグズグズするのは、ダメなのことですか?

誰にとって、グズグズはダメだったのか?

子供は、見るもの、聞くもの、触るもの
なんでも好奇心いっぱいです♪

だって、こんなものが、こんなことが、地球にあるんだ!
って、ワクワクしています。

走り回ってるだけで
転げまわって
思いっきり声を出しているだけで
幸せです。

だから、着替えをするときだって、
何か気になることがあったら、そちらに気持ちが飛んでしまいます。
すると、ボタンをかけるのが遅くなります。

結果、なかなか着替えができずに、
グズグズしてる!
と、毎日言われ、レッテルを貼られてしまいます。

では、どうして、大人たちは
グズグズしている!と、伝えてくるのでしょうか?

・出かける時間に間に合わない
・大人自身の次の予定が進まない
・集団で生きていくためにしつけをしたい

理由は、色々あるでしょう。
しかし、どれも大人の都合ですよね。
大人が良かれと思ってやってることですよね。

繊細さん、隠れ繊細さんはしっかり睡眠派

そうでなくても大丈夫!
という方もおられるかもしれませんが・・・

繊細さん系は、しっかり睡眠派が多いようです。

私たちは、睡眠をとることでその日の記憶を定着させ、情報整理をしています。

繊細さん系は、一般的な人たちよりも敏感に反応することが多いです。
そのため、脳の処理量も多くなります。
脳はその大量の情報を整理するために、睡眠時間が必要なのです。

子供の学習能力を高めるために、質の良い睡眠を推奨されるのと理由は同じです。

世の中にはショートスリーパーで大丈夫な人もいます。
しかし、しっかり睡眠をとったほうが良い人もいるのです。

そういう方は、しっかり睡眠とれないと、身体も心もスローになりがち。
そんな経験ありませんか?

時間で管理された人間社会

幼稚園(保育園)に通うようになった頃から、時間で管理された社会の仲間入りをしています。

お腹がすいていてもいなくても、決まった時間に昼食を摂ることも
基本は、休憩時間におトイレに行くことも、この期間に身についてしまいます。

時間割という枠に、自分をはめていくということが求められてきたのです。
ありのままの自分ではなく、
自分を何かに合わせていく、
なのです。

これは、大人になってもずっと続いていきます。
だから、そのためにもグズグズしてるとついていけないよ。と、周囲の大人は心配していたのかもしれませんね。

グズグズの代表選手 カメさんに学ぶ①

カメさんはスローな動きの代表選手です。

ウサギとカメの童話で、両者はかけっこをすることになります。うさぎさんは、こんなのろまなカメに負けるわけがないと、高をくくり、途中でお昼寝をします。

カメさんは、うさぎさんにバカにされても関係なく、マイペースでもゆっくりとゴールを目指します。

うさぎさんが昼寝から目を覚ますと、カメさんはもうゴール寸前。
慌ててダッシュしても間に合わず、カメさんが勝利というお話です。

グズグズでスローでもいいんじゃないですか?
バカにされても、関係なく、自分を信じて一歩ずつ歩むカメさん
マイペースでも着実に進めていくでいいんじゃないですか?

グズグズの代表選手 カメさんに学ぶ②

ウミガメは、優雅にゆっくりと泳いでいます。

余裕で、海の中で写真を撮ろうと近づくと、ヒュンーーーー。
ウミガメさんは、素早く泳ぎ去っていく。
ダイビングをしていた頃、これを何度も経験しました。

スピードが出せないわけじゃないんです。
スピードを出す必要がないんです。
スピードを出すかどうかを選択しているだけなんです。

グズグズすることはダメだと思い込んで
何でも早く処理しないといけないとか
結果を早く出さないと焦りが出てくる
なんてことありませんか?

速くしなければ・・・
と、思っているとき
身体が緊張していませんか?
気持ちは焦りや不安を感じていませんか?

どんな人だって、自分でも驚くほど素早く行動に移していたことってありますよね。

だから、必要だと感じたときは、誰でもそれができるんです。

カメさんみたいに、スピードを自分で選択する。
でもいいんじゃないですか?

幸せ感じるために・・・

グズグズより早いほうがいい!という風潮があります。
それを感じたのは、組織に関わって仕事をしていたときです。

接客の仕事をしていたとき、目の前のお客様のニーズを聞き取ろうとしても、お客様自身がどんなニーズがあるのかが明確でないことが大半です。

しかし、そのお客様に満足していただく接客をしつつ、次のタームのお客様の対応もしなくてはいけないから、決められた時間に接客を終わらせる必要があったのです。

それが、プロだろ!と言われてすごく困りました。
なぜなら、限られた時間でニーズを引き出すのは、こちらの都合です。
言葉を変えれば、お客様をコントロールしているのと同じだからです。

だから、できるだけそれはしたくないと思って進めると、遅い!と注意を受けるわけです。

早さが求められるのは、時間で管理されているからか、あるいは、誰かにとってその方が都合がよいからだと考えてみてはどうでしょうか?

もし、それが当然だと思ったとしたら、
あなたは、他人に合わせて生きているはずです。

そんな自分を少しずつでも、自分のペースで過ごしていくことに許可していきませんか?
それだけでも、幸せ感じていけますよ。

ぜひ、試してみてくださいね♪






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