第7位 高齢者を狙う金融商品で失敗

本日も日本経済新聞「NIKKEIプラス1 何でもランキング」から
ご紹介(要約)とともに対策を考えていきたいと思います。

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「何でもランキング 人生100年時代、お金の誤算」
第7位 高齢者を狙う金融商品で失敗

「退職金が入ると金融機関のセールスが入る」
「高齢期に営業されるままテーマ型投資信託に多額の資金をつぎ込んだ」
「ブラジルレアルやトルコリラなど高金利外貨商品などリスクを取り過ぎ」

必要なのは時間をかけた長期運用。
仕組みがわからない商品に手を出さない。
金融機関に丸投げしない、運用は自分で考える。
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第7位金融商品で失敗


金融機関は本当であれば若い人に営業をかけるべきなのですが、
どうしても大きなお金を持つ高齢者に向かいます。
特にまとまった退職金を受け取った人が狙われます。

退職金の運用失敗で有名なのが「毎月分配型投資信託」です。
毎月配当が出るのですが、毎月支払われるため、運用している暇がないのです。
ですから、毎月の配当金の支払いのためにどうしても元金を取り崩すわけです。
受け取る方は、まさか元金が取り崩されているとは知らず、
気が付けば「資産が減っていた」となるのです。

退職金も「まとめてドン!」と運用するのではなく、投資時期も分けて運用していくのがベストです。
「時間分散」も分散投資のひとつです。

高齢者になって投資運用をいきなり始めると不安もありますし、失敗します。
若いうちから徐々に始めていくのが賢いやり方です。


#老後資金 #老後に必要なお金 #老後破綻

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