FIREを実現させる資産運用戦略「４％ルール」とは？

「４％ルール」って聞いたことがありますか？

形成した資産を３０年間にわたり引き出していく方法です。

話題の「FIRE」で資産運用の出口戦略として注目されています。

「FIRE」とは、簡単にいうと経済的自立と早期リタイアのこと。

まとまった資産を作ったあとに早期リタイアして自由に生きていこう！といったようなイメージになります。

まとまった資産を少しずつ引き出しながら数十年間生きていくための方法が
「４％ルール」となります。

定義はいくつかありますが、
例えば
●まとまった資産を毎年引き出しながら生活したとしても３０年後でも資産は底をついていない状況であること。
　このためには、資産を運用しながら毎年４％ずつ取り崩していく必要があります。
　まったく運用せずに４％ずつ引き出すと、25年で財産はなくなってしまいます。
　ですから、無理のない運用しながら引き出していけば、30年後もいくらかは残せるだろう、といった考え方です。

もうひとつは
●毎年４％で運用して、元本はそのままに利息配当を受け取っていく、といった考え方です。
　たとえば、5千万円を４％で運用すれば、毎年２００万円となります。
　元本は減らさずに残せるので、何十年経っても5千万円のままです。

早期リタイアを目指すなら2番目の方法ですが、超低金利の日本では難しいのが現実です。
海外で本格的な運用を目指さないと難しいでしょう。

ただし、現在のガソリンや食料品の価格の高騰や円安への不安を考えると、
「FIRE」とは関係なく、ある程度で運用していかないと、老後はかなり厳しくなるのが現実ですね。

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