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物真似ニャースしかできない!

飯田さんが、こないだモノマネが上手くてもしょうがないみたいなことを言っていて、ちゃんと理解できてるはずなんだけど、わたしの言葉で言いたくなるよ。

仕事をもらうにはある程度の肯定(人気)が必要と思う。
ただ、モノマネの人の人気が出ることはない。
モノマネって、本物じゃないからね。
偽物が悪いなんて言わないけど、私たち役者にとっては意味がないと思う。
声優さん自身の人気が出ちゃうのって、
その人が役から滲み出てるからだと思ってる。
私たちが目指すのはコピーではなく、2代目のがいいねってところなのだ。🐹

心底、自分と違う性格をやったとて、その人って出てきちゃうものだし、もし観た人に全然わからなかったって言われても、その芝居を導き出せるのは自分しかいないから、その過程に自分は潜んでいるのだ。🐹

善逸とか顕著。
鬼滅ラジオっていう、素の下野さんと素の花江さんのラジオなんだけど、素の下野さんただの善逸だもん。
善逸っていう役者がいて休憩中しゃべってるみたいな感覚に囚われる。
そりゃ売れるよ!!!中の人!!!
だから私たちは、役を自分に寄せるか、自分が役に寄るかはあるけど、はまり役ってのは、役が自分によってると思うね。
それでも成立するって事。
私は役を自分に寄せたい派の人間だよ!
だって楽だし。

今日も稽古でアフレコしてきたけど、
せんせに、「俺はつい、本役の人の芝居に寄せるように指示しがちだけど、その、ふわふわ系なの合ってるんだよなあ〜🤔」って言ってた。
これは褒めである。本家と全然違うけど役には合ってるよ!?って言う驚きを含めた褒めです!!!イエー!!!
声質はどうであれ、役が生きてるって事よ。ウンウン。

物真似っていうのは、役に寄せてるのではなく、その役をしていた人に寄せてるから、近くて遠いのだ、距離は宇宙なの🥺🌍🚀🌠その本家の根本をトレースしているだけなので、どうしても偽物なのだ。🐹

つまり、クローンはオリジナルの記憶を持ってないから永遠にクローンのままで、
クローンがクローンであることを辞めた瞬間から新しい人生がはじまるのよ!!!🚼

だから、わたしはわたしと似てる芝居する人が結構好きだ!
だって感性がきっと似てる。よい友達になれそうだし、本当にわたしと似た考えをしているのか知りたいわ。
きっと同じ悩みもあるんじゃないかしら。
しんぱしー!
似てると物真似って天と地の差。

クローンでいる事ってきっとつまらないものよ、自分は誰かのかわりではないのよ。
それなのに、クローンみたいなことになっちゃうのは、つまんないってことよ。
自分にも言えることだけど、いい芝居が出来た時、もう一度同じ芝居をしようと思って出来るわけがないの、さっきの芝居を超そうと思ってやらないと。
もう一度同じ事をしようとする時点で、私は逃げている。よくやるけど、、、。
でもおんなじ事をしないといけないのよ。
それはお客さんの為。でも出来ないわ全然無理。できるとき来る気がしない。

あ、アイデンティティ(お笑いの人)の物真似はお笑いだから全然いい!凄い好き!彼らは似せるのが仕事でなくて、似せて笑いをとるのが仕事なのだ🐹
アイデンティティの野沢さんほんとに好き、、、すっごい笑っちゃう、、、
ほんと野沢さんにおこられてほしい、、、😂

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