女子を守る教育メディアを作りたい

昨今身の丈に合った教育が騒がれている。
恐らくこれは今は金銭的な貧富のフォーカスしか当たっていないけれど、すぐに性的役割の話にこじれていくと思う。こういう人が賢くなるかどうかの話でいつもつま弾きにされていたのは弱者だった。

女子を守るための教育メディアを作りたい。
自分が他人から一方的に性的なモノとして消費されなくていい権利があることや、生きていく上で「知ら(されて)ない」ことで不利益を被る事を回避する方法とか、すり減った心を少しでも豊かに補えるものがあることとか、全ての「女の子」に救いの手をさしのべるメディアを作りたい。

学生だったら、通学中や学校、塾での性的犯罪から身を守る術かもしれない。ネット社会や労働搾取から身を守ることかもしれないね。

社会人になったら職場での待遇や税金、子供の事も考えないといけない。キャリアが途切れるのは夫婦のうち片方だけであることをきちんと分かっている人は意外と少ない。それがどれだけ今の社会でキャリアに響くのかということも。

自分の家族が増えたら、その事も考えないといけない。
もし、片方が先立ったら。暴力やその他の理由で子を連れて離婚になったときの収入源はどうする?現状、一度途切れたキャリアは簡単には戻れない。養育費は未払いでも相手は逃げ切れてしまう。

声を上げてもまだまだ女性の力は弱い。
このところの献血ポスターだって、きっと社会的に女性がもっと男性と対等な地位についていればあんな案は出なかっただろう。

こんな思いを自分の子や孫にまでさせるのは嫌だ。
息子だったとしても、この古い考えに感化されて女性を人として大切にするのではなくモノにするのは嫌だ。
まずは、今苦しんでいる女の子を救うこと。
歪んだメガネを掛けている多くの男性と女性の色眼鏡をはずすこと。
人間として相手への接する事を男女ともに伝播すること。

なんて当たり前で、簡単なことなのだろう。
そしてなんでこんなにも、難しいんだろう。

未来を守るために少しずつでも動こう。

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