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乾いた心がチリチリと焚きつけられるのを


2月が始まって1週間が経った。
その1週間のことをざっと思い出すブログにしようか。

1日(水)

外に出たくなって名護へ。
とりこぱんとイノーコーヒーを外の椅子でひなたぼっこしながらいたら、久しぶりにけんくんのラボをチラ見したくなって連絡いれて。

スーパーであれこれ買い物をした後にラボへお邪魔。
すると作業中だったもので、ほんの少し彼のパソコンの話を聞けたりして。
そして前日に届いたばかりというおニューの電子ピアノを少しばかり触らせてもらったり、
コーヒーいれてもらったり、
彼のピアノを聞かせてもらいながらあれこれのんびりゆんたく。

彼がピアノを弾く姿を見るのが好きだったりする、
心からピアノが好きなんだろうなというのが伝わって、
指先から彼のピアノに対する愛が溢れているように見えるから。
弾くのをやめないでほしいなと思う。

夕方バイバイをして帰りながら、
心に動きを感じた。

なんていうのか、多分、けんくんの仕事面での「確かな技術」とピアノを弾いたり作品を鑑賞する面での「豊かな感性」ってやつに、

乾いた心が焚き付けられたようにチリチリとして、少しばかり苦しかった。
そしてそれが心なしか嬉しくもあった。

同じ歳っていう意識からなのか、
自分にないものをたくさんもっている彼のあれこれは刺激的で心の底からリスペクトしていて、
勝負ではないのだけど私も頑張りたいぜと思わせてくれるものがあって。

ほんとすごくいい時間だった。
ありがとう。


2日(水)

アトリエオープン日。
そんな前日の刺激からくる余韻をバネに、けんくんのラボでの姿をおさめた写真で絵を描いた。

位置関係を気にし過ぎずに、二十数分ほどでささっと。
出来がどうだとかは置いといて、ワクワクしながら描けたのでよし。

夜は珍しくナオピーが某からあげ店の唐揚げを買ってきてほしいというので、
野菜を補うべく「くまキッチン」に野菜のおかずを詰め合わせたものを持ちかえりで予約して、

アトリエ終わりにはたまさんから、ナオピーのおいもでつくった大学芋ももらったりなんかして、おい
何だかんだと豪華な食卓に。

いっぺーまーさいびーんどーってかんじで最高でしたね。
ごちそうさまでした。

3日(金)

アトリエオープン日。

この日もささっとした絵を描きつつ、
友人らが顔を出してくれてゆんたくしつつののんびりとした日。

夜はナオピーが義実家で息子のあれこれしてくれるということで、
私は生姜とニンニク、白ネギと豚ひき肉でおかずを1品だけつくってごはんにかけてささっと晩ごはんをすませる。

たまさんがナオピーのおいもでつくってくれてたロールケーキをデザートに。

台湾カステラの繊細な生地とお芋の果肉たっぷりのクリームとの相性がばつぐんで激うまでした。
ほんっとーおいしくって感動したぜっっっ。

ごちそうさまでした。


4日(土) / 5日(日)

両日息子は早朝からナオピーについていって義実家でほぼ一日を過ごして。

私はといえばこまこまと家事をしつつ、ちょっとした事務的な作業や、ギターの練習なんかに時間をあてて、晩ごはんは用意して、大半はこんなんで大丈夫なのだろうかと思うくらいほぼほぼぼんやりだらだらとして過ごしていた。


6日(月)

息子を学校へ送って(遅刻)、
帰宅してから布団上げたりなんだりしてコーヒー飲んでたらナオピーから名護行くけど一緒いく?とのことで、私もちょっとした用事を済ませるべく一緒にいくことにして。

銀行やらスーパーやらあちこちまわりつつ、
お昼ごはんは友人らからおすすめのあったはじめましての東食堂へ。

私はちゃんぽん、ナオピーは豚カツ定食。
そしてしめのミルクぜんざい。

ちゃんぽんの香りがめちゃよくて、野菜たっぷりだからかどこかほんのり自然な甘み、そしてくーたーじゃないから食べ終わりまでさらっとしていて36歳の体に優しい嬉しい。

そしてぜんざいがっ。
ふわっふわの氷にしつこくないミルク、そしてざんざいが甘さが控えめでさらっさら。
量が多いから胃袋的には苦しかったけど、食べ終わりまでほんと食べやすいおいしいぜんざいでした。

いやーもう、おいしっ。
おいしっっっ。
おススメしてもらった期待を裏切らないおいしさでした。
またちょいちょいといこーっと。

所用済ませて15時前頃帰宅。
ナオピーは畑仕事へ。
私はちょっとお茶したり休憩してから晩ごはんの支度。

□ミニトマト
□ほうれん草の和物
□マグロをごま油酒醤油白出汁鶏ガラの素で炒めて絡めたやつ
□肉そぼろな&ピーマン焼いたやいたやつ
□煮物の残り
□くまキッチンのお野菜おかずののこり

などなどでこれまた賑やかな食卓に。

息子は初めて上の前歯が抜けて、苦戦しながらもなんとか晩ごはん食べてくれてました。

また新たに、初めてみる表情に、
いかにも小学生らしい、そういったもんがぎゅーっと詰まってる気がしてかわいかった。


そして今日、
7日(火)

珍しくナオピーがゴミを出し忘れていたのでゴミ出し。

息子の朝ごはんにおにぎり(ほうれん草の和物、塩昆布、天かす)つくって車内で食べさせながら学校へ送って(遅刻)、

家にもどって布団上げて溜まった洗濯物をどんどんと洗濯機と乾燥機へ放り込んで4セットほどまわして、

途中ナオピーから名護のお誘いの電話あったけれど今日は家にいとくーと返事をした。

洗濯しながら何をしようかなーとゆっくり考えて、

結構前にかしてもらったのだけど見れずにいた、
スラムダンクの最終話から10日後、という作品とそれにまつわるあれこれをおさめたドキュメントDVDでインプットの時間にすることに。


結果、胸をかきむしられて苦しかった。
ハッとする言葉もあったりで、すごくよかった。

私はスラムダンクの連載当時は漫画はみたことなくってアニメでしか知らなくて、それもうろ覚えだし作品に強い思い入れがあるわけではなかったのだけど、

昨年スラムダンクのアニメが映画化されるにあたって、周りの友人が感動したりおススメしてくれたあれこれで、初めて漫画を全巻読んだり、このDVDを見ることができている。(肝心の映画はまだ。)

久しぶりに触れた漫画に、
そして当時の記憶が少し思い起こされながらもそれを超える感動があったりして、
人の想いや真剣なあれこれというのはやはり胸を打つのだなぁと思ったりしている。

DVDでハッとしたものはといえば、
「向上のためだけなのか、何か伝えたいものがあるのか、その違い」といったようなことばだった。
(覚えるの苦手だから見たそばからもう朧げすいやせん)

やっぱりそこに何が込められているのかって大切なんだろうなって思うわけで。

技術ってあくまで、その伝えたいものを伝えるために必要なツールであって、1番大切なものではないのかなーって。

だから、すごく上手なものを見たり聴いたり食べたりしても心が動かない時っていうのはあるし、
たとえ下手だとしても心動かされるものもあるわけで。

創作をしながら、この過ぎてく日々に、その年月に、
疲弊したり枯渇したり焦ったり、色々な気持ちを抱えて見つめてながらに過ごす中で思うことや感じることはやはり色々あるわけでね。

うなっちゃうというか、これなんだかすごいヒントな気がするよなーって思ったわけであります。


正直、今の私はといえば多分枯渇していて、心が乾いてる。

今までのやり方を片付けたり終わらせたり、そうした調整期間に入っていてね。

そうした期間ってすごく地味ーで地道ーなわけでやっぱり焦る。むやみに動いてしまいたくなる。

でもそれをぐっと堪えて、
今目の前にあるあれこれを大切にする。
自分の日々ってやつをしっかりと受け取っていく。

焦りや不安からとる行動よりも、
ワクワクややりたいなと思える気持ちからとる行動のが結果楽しいことになっていくと思っているから。


作家名にした『日々のレシピ』のレシピの語源はね、
受け取るっていうところから発生しているんですって。(ネットで得た情報だから確かではないけどね。)

ともすれば、『日々のレシピ』っていうのは「日々を受け取る」っていうふうになるんだと。

私だけの日々を、目の前の時間を、
何が起ころうとも起きなくとも、
しっかりと受け取っていきたいとおもう。


今日もありがとう。

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