コーヒーと焼き菓子なウィークエンド

2月も折り返したかと思えばあっという間に18日と。

今年に入ってからというもの、私の過ごす時間たちはゆるっとしている。

一方でナオピーの変化のようなものは目覚ましく、
それにともなって包容力みたいなものがぐんぐんと深まっているのをまざまざと感じている。

それに甘えさせてもらったり感謝したりしながらも、

自身の1日1日に、目に見えるような形となって現れるようなわかりやすい変化がないことに、
やはり心の奥では焦りだとか肯定感がゆらぐのだとか「こんなんでいいのだろうか」という自問自答だとか、そういった葛藤があって。

人にはわからぬところで、何度も何度も浮き沈みしながらも、それでも大丈夫と自分に声をかけながら穏やかに過ごしている。

先週末は珍しいイベントが土日と続いてそれに足を運んだ。

11(土)は名護市の美容室『Bell』にて初めてのコーヒーイベントやるから来てねとお声がけいただいたら、
東京いった時に初めましてでゆんたくしてくれたともくんが『パーラーとも』としてコーヒーをいれるというもので。
『HARETAKARA』の焼き菓子も並んで。
ホットコーヒーと焼き菓子の詰め合わせをゲット。

東京のリトルナップコーヒースタンドで5年修行して帰沖したともくんが使用していた豆はやはりそちらのオリジナルブレンド。

彼のいれたコーヒーを飲むのは初めてだった。
程よい心地よい酸味とコクもあって、最後まで飲みやすくてとてもおいしいコーヒーだった。

ごちそうさまでした。

12(日)は沖縄市の『珈琲専科LOOP』が今帰仁の宿『SOMOS』まで一家総出で出張するってんで、
告知があった時からチラチラと情報は確認していて、息子も一緒に。

着いたら『88/90prodacts』による古材をつかったナイスな灯りや時計の展示会が開催されていて、
その空間に胸震わせつつ、

みどりーとまなぶーと子どもたちが到着してからは、アイスコーヒー飲んで、焼き菓子全種ゲットして、SOMOSのピザパン食べて、子どもたちとわらわらしたり、みどりーとまなぶーとゆんたくしたりで、本当楽しく過ごせたわけで。

息子は持ち前のあれこれで、周りの大人にうんと話しかけて絡んだ行先に、
宿のご家族のお子さんたちとすっかり仲良くなっていて、奥の方でだるまさんがころんだをしてたり、なんやかんやと楽しそうに遊んでいてよかったねーとな。

LOOPの初めての、そして一家での出張出店という貴重な時間を共有できたことが嬉しくて、心満たされた時間。

ありがとう。

コーヒーと焼き菓子なウィークエンドを終えてからは、

HAREAKARAとLOOPの焼き菓子をナオピーと半分こして、充実したおやつ時間を過ごしつつ、

やる気を出して掛け布団類を家の洗濯機で洗えるものは全部洗ったり、
ラックを組み替えて模様替えしつつ、ついでにラックの掃除しつつ、ずっと捨てきれずにおいてたものを処分して、新しい収納をかって整理整頓などを頑張る。

今の自分には、
今目の前にある生活のあれこれを見直していくことしかできることがないように思えて。
できることがあるのなら、それをやっていく他ないよなって感じでね。

そうした模様替えやら掃除やらを進める中で、
14(火)はナオピーの野菜の納品巡りや市場調査で読谷に行くよとの声かけがあって私も一緒についていくことにしたら、

ナオピーから「スラムダンク、ライカムで13時40分ってよ」と言われて。

前々から見たいんだけどなーとぼやいていたのを気にかけてくれていたのだなーと嬉しく、「見るー」と返した。

納品の都合などでほんとギリギリの入場。
始まった瞬間からこんな切り口なんだと予想外な感じから、
「え？これってあの人？」ってとこから「うわー」と驚かされつつ始まるオープニングはかっこよさが極まっていて速攻涙が滲んで。

そこからは何度も息を飲んで、点が入れば拍手しそうになる自分がいて、時々泣いて時々笑って、
最後までだれることなく見ることができて。

CGのあれとか声優の点でどうなのって賛否両論を巻き起こしているらしいけど、
私としてはストーリーのよさが、その気持ちが、そうしたあれこれを感じさせないくらい良いものに引っ張ってくれてるように思えた。

バスケしてなくても、大人になっても、
この映画はどストレートに胸を熱く、ワクワクさせてくれて、こんな作品なかなかないよなーって。

過去の作品にけしてしがみついてるのではなく、
更に込めてるのが伝わって、
ほんとうすごかった。

素晴らしい作品をありがとう。

でもスラムダンク全く知らない人からしたら、
やっぱり漫画全巻読んでからじゃないと、入ってこないものがたくさんあると思うから、
読んでから見に行くのがオススメではありますです。
おす。

ちなみにナオピーはといえば、私ほど興味もなく、漫画も読んだことはないけれど、なんていったってバスケ部だったもので、

経験者ゆえの着眼点もありつつ、色々思い起こされるものもあって、普段あんまり動かない感情が動いたことにより「苦しい、疲れた」を連呼する帰り道なのでありました。

そんな良きインプットの時間を過ごすこともできつつ、
確定申告の準備も進めつつ、
朝ごはんや晩ごはんつくりもぼちぼちがんばり、
間借りでアトリエの2日間も穏やかに終えての今日。

息子は早朝からナオピーについていって義実家へ。
私はゆっくりたっぷり体を休めて11時頃起床。
一服して晴れているので布団をほして、
コンビニで買っていた無印のパスタソース(ドライトマトとアンチョビのペペロン)にナオピーのほうれん草をまぜたものでお昼ごはん。

パスタ1人前ではなかなかしょっぱくて。
バゲットがあればペルフェクトだったなと思いながらも、
食べたいジャンルのごはんを食べれたっていう点では満たされて。

そんな感じで過ごす昼下がり。

今日もありがとう。