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自分の好きが必要とされたとき

私は絵を描くことが好きです。
特別リアルな絵を描けるわけでも、漫画家さんのような絵を描けるわけでもないですが、自分の頭の中を絵で表現することが好きです。

これまでデジタルで絵を描いた経験がなかったのですが、
タブレットを手にしたことがきっかけでデジタルでも絵を描くようになりました。
好きな時間に好きな絵を描くことは、私がnoteを書くのと同じで、気持ちや考えの整理に繋がり、心が健康的になります。私がnoteを始めるきっかけになった本「書く習慣」の著者は「”自分のために書く”からはじめれば良い」という内容のことをおっしゃっています。私はその言葉通りnoteをはじめ、絵も全て自己満で自分のために描いていました。


そんな自己満の絵を描く私に、
絵を描く依頼の便りが届きました。
思ってもみないことでした。


私はオンラインキャリアスクールのSHElikesに通っています。
様々なバックグラウンドを持つ女性との交流は、私の人生に対する視野を大きく広げてくれました。知識を身に着けるだけでなく、コミュニティ内の繋がりから多くの経験をすることができました。あたたかく、思いやりに溢れたコミュニティに出会えたことは、人生の宝物になったと思っています。
SHElikesには感謝の気持ちでいっぱいです。

SHElikesでは、受講者さんのことを「シーメイト」と呼びます。
ある日、シーメイトさんが自主的に行う企画をTwitterで目にしました。

素敵な企画だなと思いました。
私は自分から声を上げることを進んでやってこなかったので、
多くの人に向けて誰かのためのメッセージを送る企画を実行できる、すごいなと思いました。

"#(ハッシュタグ)"には様々なメッセージが寄せられていました。
私はただ見るだけでしたが、いろんな考え方があるんだな~と多くの考え方に触れることができ、嬉しく思っていました。


そんな時、主催されたシーメイトさんから連絡が来ました。
「寄せられたメッセージをnoteにまとめようと思っている、アイキャッチなどの絵を描いてもらえないか」という内容でした。


思ってもみませんでした。
絵を習ったことももちろんありません。
そんな自己満で絵を描いていた人間に依頼が来るなんて。

とても嬉しかったです。
とてもワクワクしました。


今まで、自分の好き(趣味)はただ自分の心を豊かにするために行ってきました。好きな服を買うのも、好きな化粧品を買うのも、好きなお店に行くのも、好きな音楽を聴くのも、好きな習い事をするのも、全部自分のため。
自分の心を豊かにしてくれる絵を描くことも、自分の中だけで完結させていたことでした。
そんな私の絵でも、誰かに気に入ってもらえることがあるんだ、必要としてもらえることがあるんだと知り、心の底から嬉しく感謝の気持ちでいっぱいでした。


そして、企画に参加させていただけることになりました。
ライターの方、運営の方が何度も議論し熟考してくださっていたところを見て、絵だけの参加でしたが少しでも力になりたいと思いました。

先日、みなさんから集めたメッセージをまとめたnoteが公開されました。


アイキャッチ・プロフィール・ヘッダーを描かせていただきました。
初めてのご依頼でとても緊張していますが、一人でも多くの方にこのnote記事が届けばいいなと思っています。


今はイラストを描くことがただ好きです。
これからももし私の絵を必要としてくださる方がいたら、その方の力になりたいです。

私の人生でまた一つありがたい経験ができたなと、今は気持ちがほくほくしています。好きなことが誰かに必要とされるのがこんなに嬉しい事なんて、知りませんでした。
あの時タブレット買って良かったな、あの時書いた作品をTwitterに載せて良かったな、SHElikesに入って良かったな、いろいろな「良かったな」が思い浮かんできます。自分の”好き”を続けていっただけなのに、自分の好きを必要としてくださる方に出会えました。
この企画に参加させていただけて、心の底から感謝しています。
とっても貴重な体験でした。
ありがとうございます。


これからも私は絵を描いていきます。



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