あっても構わない、なくても困らない

ちょうど1週間前の夜中に唐突な思い付きで断捨離を始め、先週の燃えるゴミ・資源ゴミの日にいらないものを捨てました。
まだまだ捨てるもの・いらないものはあるのだけどまたスイッチが入るまで待つ事にします。気が乗らない時に無理やり始めても迷いが生じてうまくいかないから。

捨てたものの中には過去の手帳や書類もあります。自分の事とはいえ個人情報なので適切に処理をしてから処分しました。
それらをゴミとして分別して台所の隅に置いている時は特に何とも思わなかったのですが、収集場所に持っていってからは気のせいかもしれませんが心がすっと軽くなりました。

そもそも手帳って予定を管理するだけのものではないんですよね。
捨てる前にパラっとめくってみたのですが予定の他にその日にあった出来事をメモ書きしてあったり、スケジュール欄とは別に日記のようなものが書いてあったり……記憶にあるものもそうでないものも、その当時の思い出がふんわりとよみがえりました。嬉しい事も悲しい事も含めて「生きていた証拠」なんだなぁと思います。

嬉しかった事や楽しかった事はきちんと心に刻み、嫌な事はこれを機に忘れ(難しい上に完全に忘れるとまた同じ事を繰り返す予感しかない)、躊躇いなく捨てる事が出来たのはよかったのかもしれません。

「まだ早い」と言われるのですが終活も視野に入れつつ身の回りの整理をするいいきっかけにもなりました。実家の親もいろんなものを捨て始めているし、残された者に自分が見られたくないものを見られるのも嫌だし、殺風景にならない程度の生活拠点を作れればいいのかな、と。
今いる部屋を見渡すと、なくても困らないものが9割を占めている気がします。あっても構わないのですが、本当に必要?と言われたら答えに困ってしまうような。
せめて今月中には断捨離第2弾を始めたい所存です。何年前のものかわからないカレンダーやポスター、中途半端に積んである本、使い道のない雑貨や置き物、年単位で使ってない化粧品………使えるものは大胆に使って、いらないものは潔く捨てます。はい。

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