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初めての自作PCその①自作の理由とパーツ選び

気まぐれにnoteを始めてみようと思った。
さて、では何を書こうか、何か人に話して楽しかったり、ためになったりするような事が最近あっただろうか。
それか人から見ても別に大したことじゃないだろうけど、自分が楽しかったり心動いたようなことは何かあっただろうか。
と思い返して、今年の8月に初めてパソコンの自作をしたことは結構自分の中ではイベントだったので、そのことについて書くことにした。

■自作をしようと思った理由

色々あるが、とりあえずはコロナ関連での10万円の給付金の存在は結構大きい。
かと言って大抵の人は10万貰ったからパソコン組むかとはまぁならんと思う。
元々パソコンは好きと言うかパソコンで出来ることは好きだし、パソコン無しではそれだけで砂を噛むような生活になるだろう。自作には興味があった。
思えば18年もパソコンと共に生きている。中身や組み立てに興味も沸いて当然。

なお自作をする前のPCのスペックはざっくりと

・CPU Corei7-3770k
・DDR3メモリ 32G
・GPU GTX1060
・2.5インチSSD240G 別途1TのHDD

と言った代物だった。
スペック自体はCPU等が結構な年代物だと思うが、まぁ今でも全然使っていける。
因みに普段のPCの利用用途はブラウジングや動画視聴
Steamでそこそこの要求スペックのゲームをしたり
FF14をやったりする程度なので、本当にこのスペックでも全然やっていける。

が、最近youtubeでPC自作系の動画を沢山見たりしていたのもあり
「自分でパソコン作ってみたい!」と言う好奇心が強かった。
割と自由に使っていいあぶく銭が出てきた+積み重なった好奇心と言ったところが動機だ。

因みにyoutubeの動画のパソコン自作系の動画で一番見たのは吉田製作所の動画。抑揚のないナレーションと明け透けな語り口が面白いですね。

■実際にパーツ購入や構成を決める前にお勉強

パソコンを買ってゲームをしたりしているだけでもやれ動作環境でこれ以上のメモリだのCPUだのグラボだの書いてあるのが殆どだから、なんとなくではあるが

「CPUは数字の大きい方が強い」
「メモリも数字が大きい方が強い」
「グラフィックボードも数字が大きい方が強い」
「SSDって言うのを使えばパソコンの起動やゲームの動作が速くなるので便利、容量は多ければ多いほどまぁ良い」

とか分かってくるんだけど
マザーボードとか電源とかは正直よくわからない。

なのでまずマザーボードのチップセットと言うものについて学んだ。

「なるほどチップセット、これはいわゆる規格だ。
 これがCPUやメモリと合致していないと
 適当にマザーボードにCPUやメモリを乗せても動かないのね。
 全部合うものを選ばないといけないのね。
 あとマザボにも大きさが何種類かあるのね。
 メモリとかグラボとかはまぁ元々わかるよ。」

と言う感じに理解をした。と言うかここが分かればあとは大体選べるようになる。

初めてパソコンの自作をしたいなら、チップセットと言うものを理解して、この順番でパーツを選べば良いと思う。

① 使いたいCPUを性能や予算で選ぶ

② 次にこのCPUが使えるマザーボードを予算や性能で選ぶ

③ メモリを選ぶ

⑤ ケースを選ぶ

⑤ 必要ならグラフィックボードを選ぶ

⑥ 中身が決まったらこれらを余裕を持ちつつ十分に動かせるだけの電源を選ぶ

⑦ 他必要であればCPUクーラーやケースファン等を選ぶ

(折角の自作なのでまずケースを最初に選んでも良いとは思うが)

■いざパーツ選び

上記を理解してから、どんなCPUが今選ぶにはいいものなのかと言うことについて調べた。スペックとか値段とか。
と言ってもググって適当に読み散らかしただけだが。
この辺りはちもろぐさんが特に参考になりました。

自作をした8月頭の段階ではCPU業界ではとにかくRyzenのCPUが席巻しており、今組むならやっぱりRyzenだよね~と言う感じの風潮だった。
(これを書いてる10月末現在でも概ねそのままの情勢だが)

予算が給付金の10万+自分の財布からまぁ5万くらい出して
15万くらいかな~とぼんやり考えていたけど
別に15万より安く済んでそれで十分な性能ってならそっちでいい。

と言う基準を持って、世はAMD時代だったが
結局はIntelの「Corei5-10400F」と言うCPUを選んだ。
お値段はドスパラで2万円ほど。

他にはRyzen3600が高コスパで高性能だと言うので気になったが

・結構発熱するのでリテール品よりCPUクーラーを別途購入するのが無難
・値段が10400Fより6000円程高い
・それにCPUクーラーの値段も考慮すると1万近く高くなる
・ゲームメインの用途なら10400Fの方がRyzen3600よりも
 スペック的に微妙に上…と言うより向いている

この辺りの理由でボツになった。

次いでマザーボード。
「マザーボードが最もケチっていいところ」とネットで見ていたので
滅茶苦茶ケチった。(あくまで値段的に)

・Intelの10世代CPUが動く
・メモリが4枚刺せる
・M.2 SSDが1枚でも使えれば良い

と言う基準から「GIGABYTE B460M DS3H」を選んだ。

ドスパラでCPUと同時購入で500円引きされ8089円だった。今でも大分安いマザーだと思う。
ただ最近は同チップセットの他のマザーが安くなってきたので相対的に安価感は失せた。

それから安価なだけあって本当に最低限感があると言うか(H410チップセットマザーほどではないが)

m.2スロットはやっぱり2枚欲しいなと思ったし
IOパネルはペラペラを自分ではめ込むよりマザーボードに一体化してるガッチリした奴の方が良いし
初の自作ならマニュアルが分かりやすい奴を使うべきだと思った。

勿論なんとか組めたしm.2スロットも1枚で一応足りているし問題なく動作してるんだけど、少しケチりすぎたかと思うチョイスだった。

メモリはコルセアのVENGEANCE 8G×2枚と
amazonアウトレットで安くなっていたHyper XのFURYの8Gを2枚
コルセアが7000円程度でHyperXが6000円程度だった。 

電源は玄人志向の750Wブロンズ
パソコン工房で6000円ほど。

ストレージは

・Western Digital m.2 sata SSD 240GB(OS用)

・Seagate 2.5インチSSD 500GB(ゲーム用)

・Seagate 3.5インチHDD 1T(ファイル置き場用)

それぞれamazonアウトレットで安くなっていたものを購入し
3点で15000円ほど。

GPUは最後まで悩んだが
結局FF14程度のゲームしかやらないと言う事と
フルHD環境で十分だと思っていることから
丁度相場から見て結構安く売っていた玄人志向のRTX2060を選んだ。

予算もまぁあるし2060sや2070とこの価格差ならこっちでも……と本当に散々悩んだが

「これ1万多く出したら上に行ける…いやそこから更に1万…」

って具合になってて「あ、上見たらキリがない世界だわ!」と思ったので結局用途として十分な性能でありお値打ち感のある2060にした。考えるのをやめた。

ヨドバシで32000円ほど。

ケースはMSI MAG FORGE 100M

マザーボードがMicro-ATXだったのでミドルタワーよりミニタワーケースとも悩んだが
ミドルタワーにMicro-ATXを入れることでケース内のエアフローが良くなりそうだとか
組み立て作業がやりやすそうだとか、値段の割に見た目が良くてファンも沢山ついてるのでお得そうだとか、色々考えてこれにした。

お値段6000円ほど。

OSはWindows10Homeのパッケージ版。
ドスパラでCPUやマザーと一緒に購入したのでDPS版も選べたが
次に使いまわせないのでパッケージ版を購入した。16269円。

他、購入物はSATAケーブルやケースファン用の分岐ケーブル等雑多なものをいくつか。

選んだパーツは以上。ざっくり12万円程で集まった。

次の記事を組み立て編にするぞ。

と言うことで今回は終わり。

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