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悲劇のヒロインから卒業

こんばんは。

自己探究大好き、片づけメンタリストの由佳です。

今、5歳の娘の鼻の修正手術のため、
付き添い入院をしています。

1歳の息子は実家の両親に見てもらっていて、
寂しいのを我慢して頑張っているようです。

息子はギリギリまで、おっぱいを飲んでいたので、
おっぱいは張っているし、
このパンパンのおっぱいを飲んでもらいたいです。

1年半前、息子が生まれる時、
息子に早く会いたいというより、
家で待っていた娘に会いたかったのに、
今は早く息子に会いたいです。

今、病院にも小さい子がいて、
ママ、ママという声が聞こえてきて、
息子を思い出します。

だから、入院期間は9日間ですが、
娘に我慢してもらって、
早く息子を迎えに行こうかと思いました。

でも、息子が頑張ってるからこそ、
娘も入院生活頑張ってと言えるから、
全日程息子を両親に見てもらおうと思っています。

娘は口唇口蓋裂で生まれ、何度も手術経験があります。

前回の入院の時の娘はまだ幼くて、
私のそばから離れられなかったし、
狭いベッドで一緒に寝ていましたが、
今回は、ひとこと言っておけば離れられるし、
何をしてほしいかも言葉でやり取りできるから
めっちゃ楽になりました。

娘が生まれた時、上顎と上唇が裂けていて、
鼻の穴が無く、鼻の下から口の中が丸見えでした。
上顎と上唇になるはずのものがコブのように
鼻の下に付いていました。

私は娘が生まれる前まで
口唇口蓋裂だということを知らなかったので、
最初、私の目に飛び込んできた娘の顔は衝撃でした。

見間違えであることを願いましたが、
娘は普通の赤ちゃんではありませんでした。

娘が口唇口蓋裂であることは、
今まで平凡に生きてきた私への試練かと思いました。

私は自己中心的に、何の目的もなく生きてきましたが、
娘のためにできることは何か、
娘のためにどういう母親であるべきかを
考え尽くしました。

その時、父には、
「由佳はこの数日で30年分成長したな」
と言われるほど、
今までの私の価値観がひっくり返りました。

その後、私なりには受け入れたものの、
可愛そうな子を産んだ母親という意識がありました。

NICUにもお世話になり、母乳も飲めず、
手術も何回もしていて、
そんな娘を育てる私を同情してほしいという
気持ちでいっぱいでした。

大変だねと言われたかったです。

今まで娘が手術の時、私が緊張していたし、
娘はかわいそうだなとか、
私は痛くない分、
心だけでも痛めつけとかなきゃって思っていました。

でも、今は娘には乗り越えられる力があると信じて、
私は私ができることを精一杯するのが
大事だと思えるようになりました。

それは自分の思いを言葉にするのを繰り返すことで、
1番大切なものが分かってきました。

少しずつ悲劇のヒロインから卒業です。

これからは家族の笑顔を大切にする
喜劇のヒロインを目指します。

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