忘れると不安になるもの。

私は、しっかり者だと思われることが多い。
でも、忘れ物も、とっても多い。

それで誰かを困らせることは少ないけど、私自身がとっても不安になる。

６月に入って緊急事態宣言も解除されたけれど、私の働き方は継続してリモート勤務。
来週から週１日出社する予定だけど、相変わらずの引きこもり生活。

最近は10分でも外に出るように意識しているけど、今日は久しぶりのカウンセリングで外出。

外出するとき、いつも「忘れ物、ないかな？」と確認するのが習慣。

忘れ物したってたいして困らないのに、何度も「忘れた！！」って思うからこそ、出かける前には何度も確認してしまう。
やっぱり、忘れると不安になるからなんだろう。

でも、とっても不思議なんだけど、準備している時に「OK！！」と思ったのに、いざ出かけると、

「忘れた～～～～！！！！」

って思うことが多々ある。

あまりに回数が多いので、出先でEvernoteに「出かける時の持ち物リスト」を作るのに、外にいる時と準備している時の私の気持ちは別物らしい。
準備している時にこのリストを思い出すことがほとんどない。

万が一見たとしても、「うん、これはいらないな。」と思って出かけてまた、「あーーーーー！！！」ってなる。

もう何十回、いや何百回とそんなことを繰り返している。
我ながら、ちょっと呆れた。

もう、どうにもならないからこそ、ある時からこう考えるようになった。

「スマホ、鍵、財布があれば困らない」

最悪、スマホにモバイルSuicaあるからコンビニや移動には財布がなくても困らない。

実際、私が「あーーーー！！！！」ってなるのは、あれば良かったもので、なくても困らないのだ。

でも、毎回荷物が多いのが不思議。

頭痛くなった時のために、頭痛薬。
気持ち悪くなった時のために、飴玉。
うっかりマスクをし忘れて出かけた時のための、予備マスク。（出かけてから「は！マスク忘れた！」って気づく…）
雨に濡れないように、折りたたみ傘。
時間つぶしのKindle…

パニック障害だったのは大学生の頃。
もう10年以上発作は出てないのに、なんとなく飴を手放せない。
予備マスクをカバンに入れるときはたいていマスクをしていて、予備マスクはいらんだろうって思った日に限ってマスクをしてない。
濡れないように折りたたみ傘を入れるとたいてい雨は降らないし、「今日は晴れ」とわざわざ確認した日に限って突然雨に降られる。
Kindleを持ち歩いても、新幹線や飛行機に乗らない限りは基本的にはスマホアプリのKindleを使う。

こんなに無駄なものに、用意周到なのにだ。

かなりの頻度で忘れるものがある。

なんで準備している時に気づけないんだろう？
今日もまた、忘れたのだ。

それは、なくても困らないかもしれない。
でも、ないとどうしても不安になる。

だから今日もまたコンビニに立ち寄って購入する。
これで何回目だ…

ハンカチ。。。

別にお嬢様を気取っているつもりもないけれど、ハンカチがないととにかく不安になる。

緊張しやすいからっていうものあるからか、
汗が急にドッと出る時もあるし、緊張を和らげるためにトイレに行くことも多い。
そして、何か不安な時って手に汗をかくんだけど、その汗がまた気になるから手を洗いに行く機会も多い。

最近は感染症予防で手洗い場にはペーパータオルが置いてあるけれど、すぐにトイレに入れないときに、手の汗を拭うものは必要だし、顔にあふれた汗を拭うのももちろん必要。

何より、「ハンカチを忘れた」という事実がまた、気持ちを焦らせる。。

だからこそ、私の家には何枚もの「天使のほっぺ」があるのだ。。

普段使うハンカチは、5枚1000円くらいのものなのに、コンビニで買うと1枚400円もするんだよね。税込み440円。
たまに、500円の物しかない時もある。。

忘れるたびに「あちゃー。また500円！」

と思うのだけど、出かける時に「ハンカチ」を忘れることが多い。

特に、在宅期間が長いと、家の中でハンカチは全然使わないからこそ、その存在が自分からなくなってしまう。
久しぶりの外出のたびに、新しいハンカチが仲間入り。

来週から出社するから、オフィスに予備ハンカチ置いておこうかな。

振り返ってみると、私の母もハンカチ病だった。

ちなみに、母の場合は常に使うカバンと、ポーチに洗濯したハンカチをいれていた。
常に3，4枚持ち歩いていたような？

母と一緒に出掛けた時に、「ハンカチ忘れた！」と気づくと、母がいつも「今日一日かしてあげる」と使っていないものを貸してくれていた。

私の場合、その日の気分でカバンを変えるから、全部のカバンにハンカチを入れるとなると20枚くらい新しいものを購入しないといけなくなるな…

形は違えど、変なこだわりが母から遺伝しているのだなと思ったのでした。