2月2日放送分 #渋谷のラジオ 収録後記(パラスポーツすごろく制作会議)
こんにちは。パラスポーツ大好き女子のまえゆかです。
ちょっと遅くなりましたが、2月2日放送分の収録後記です!
お聞き逃しの方はこちらをどうそ!
今回も、クリエイティブディレクターの浅井さんにスタジオにお越しいただき、ボードゲームクリエイターの朝戸さんとMVP Creative JAPANの大海さんは電話でご出演いただきました!
タイトルはパラスポーツすごろく
クリエイティブディレクターの浅井さんには、名前を考えていただこう! ということになっていたのですが、(仮)になっていた「パラスポーツすごろく」にすべて含まれているという…笑
こうゆうプロジェクトにあるあるだと思うのですが、(仮)のタイトルの(仮)を取って正式名称ということになりました。笑!
でも、年末から話し出してパラスポーツすごろくに愛着も出てきましたからね。
このまま進めるのはちょっと嬉しい!
コマの内容について
私が年末年始の仕事として書きだしたコマ案をもとに、朝戸さんがボードゲームの素案を作ってくれました。
車いすユーザーのすごろくとう設定で作っていただいたのがこちら!
人生ゲームだとお金をどれくらい稼いだか、というのが一つのパラメーターになりますが、今回はパラスポーツなのでアスリート力というのを一つのパラメーターに。
ー10~+20まであり、トレーニングを積んでいくとアスリート力が上がって、一定のレベルが上がるとサイコロの数を増やすことができるという設定!
これはなかなか面白い・・・!!
サイコロは特殊なものを想定していて、1と2と3しかないものを作る予定。
事故に遭ったばかりの時は一歩一歩がすごくゆっくり進むのを体感できるようにサイコロの目を小さく。
アスリート力が上がっていくと数がどんどん増えるので、一回に進むコマもどーんと進めるという設定。
すごろくってプレイヤーに自分自身がなれるのでリアルな体感があるのはすごくいいなと!
練習カード
コマの中にはトレーニングのカードを引けるように設定されていて、引いたカードによってー2~+3のアスリート力が身につくというもの。
このカードの内容を今後作っていく必要があります!
でも、この仕組みだと、練習カードのパターンを増やしていくだけで1つの競技だけでなく複数の競技を同じボードで作ることができるという素晴らしい仕組み!
テクニカルな仕組み
①コマの割り振り
すごろくは最初の方で大きな差がつくと参加者のモチベーションが下がるそう。
だから、最初のころは差がつかないように1,2,3のどれが出ても序盤に差が出ないように一回休みのコマを適度に配置しており、またストップというコマが多数出てくるのでどの目が出ても同じようなペースで進めるとのこと。
②所持金
最初に1000万が手に入る仕組みなのですが、コマ内の金額を調整して、10万円単位でキリ良く設定。
つまり、1000万円のために1000枚用意する必要はなくて、100枚とか100万円5枚と10万円50枚とか、所持する紙の枚数を減らせるとのこと!
印刷もお金かかりますからね。コストを抑えられる工夫って素晴らしい。
コマのサンプル
この収録後記のトップ画像にもしていますが、大海さんがたくさんのサンプルコマを送ってくださいました!
モノポリーの鉄のコマがいいよねって話を前回もしていたので、ブロンズの車いすを送っていただきました。
でも、このブロンズは鋳造なのでちょっとコストは高そう。かっこいいけど。
5色作りたいよねって話はしていましたが、これは問題なくクリアできそう!
いろんな障がいのコマができたらいいよねという話もでましたが、ブラインドのコマって難しいな…。
何かいいアイディアあります?
ボードのマス目を移動するコマと、アスリート力のメモリを動かすコマ、そしてサイコロ。
資金的にあんまり欲張りできないですが、特に検討が必要なのはボードのマス目を動かすコマ。
競技をどうする?
コマから派生して、今回のすごろくで用いる競技をどうしようか? という話も重要ですよね。
障がい種と合わせて競技もカードを引いて選べるようにするのが面白いよね!と。
車いすバスケは知名度が高いから、報酬がその分マイナー競技よりも高いとかいうような世知辛い設定も可能とのこと。
これはもう練習カードを作れれば競技はいくらでも増やせるそう!
練習カードは1競技あたり最低10種類。+が8、ーが2の割合。
これは頑張れば私の方でできそう!
団体競技・個人競技・障がい種によって異なる部分
個人種目と団体種目だと選手の選考過程が大きく違うので、ベースを共有するのがちょっと難しい。。
またブラインドの競技は用具にすごくお金がかかるというよりもサポートする人的リソースの部分が大変だったりするので、そこもベースを共通にするのは結構難しい。
だったら、車いすの個人競技と車いすの団体競技、ブラインド競技は別々のボードになるといいなと。
車いすの個人競技は、陸上、車いすテニス、卓球、バドミントン、アーチェリー、フェンシングなど大体選考の過程はすごく似ているので。
なので、A面が車いすの個人競技、B面がブラインド競技にするといいのかも。
スポーツの入り口になる競技には、水泳や陸上、卓球などが多いので、個人競技をやった後に団体競技をやる、という流れでもいいなと思っています。
今回はよくばってB面を作るというよりは、丁寧にA面を作るのがいいなと考えています!
団体競技は協力型ゲームもあり?
ボードゲームには競うものだけではなく、参加者全員で協力してゴールを目指すものもあるらしく!
団体競技は協力してゴール時点でみんなのアスリート力がいくつ必要、みたいな設定で作るのもアリだとか。
これはそれぞれのスポーツの魅力を体感できていいなぁ。
そこまで作るのはちょっと大変かもしれないけれど、やってみたい!
次にやること
①素案を確認
②練習カードを作成
③実際にテストトライ
この練習カードの面白さがこのゲームをかなり左右する…「きたな、これ」みたいな内容が重要とのこと。
体育館が使えなくなった、けがをした、うっかりドーピングとか。
ドーピングはアスリートもかなり気にしているので、アンチドーピングの要素は少し入れたいなと。
あと、クラス分けとかテクニカル面でのレギュレーションが変わって不利になったりするというのも盛り込みたいですね~。
色々エピソードがあって迷う。。
アスリートに聞こう!
練習カードは、練習だけにとどまらずアスリートのエピソードを盛り込んでいきたいと思うので、アスリートカードという名称に。
個人競技の陸上や卓球、車いすフェンシングなど実際のアスリートに話を聞きながら、実際のエピソードとしてアスリートカードに掲載できたらと。
次からは、アスリートにインタビューしながら練習カードのネタを収集していきたいなと思っています!
このインタビュー、絶対楽しいだろうな。。わくわく。
アスリートの皆さんに、競技力が上がったと感じたエピソードと、失敗した!というエピソードを収集していきたいなと思っているので、ぜひぜひエピソードあったらご協力いただけたら嬉しいです^^
ボードの案とコマのサンプルあって、早くテストプレイしてみたくなりました!!
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