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私が『主体的に生きる』ために。Well-being Metaverse(ウェルビーイング・メタヴァース)

今日は仕事で奈良に行くので陸路かなあと思っていたところ、あれ、船が出てる?と調べてみたら、目的地からなんと1時間半程度ではないですか。

これは乗らない手はないでしょう。と気づいて進路変更で港に。ギリギリ10分前に滑り込んだ私です。おはようございます。徳島-和歌山間の2時間程度の船旅です。

さて、タイトルの『主体的に生きる』と言うところについて今日は書いておこうと思います。

昨日、Well-being Metaverse(ウェルビーイング・メタヴァース)の仮想空間内の内覧会でした。

Well-being Metaverse(ウェルビーイング・メタヴァース)とは?

以下、イベントページより拝借します。
https://peatix.com/event/1862681?lang=ja

▶Well-Beingとは。
1. 地域や家族とつながりを持つこと。
2.身体的運動を行うこと。自分が楽しめ生活の一部になるようなもので。
3.スキルを得ようとする学ぶこと。料理、楽器、自転車修理などからでよい。
4.他のものに与えること。言葉や笑顔のような小さなものからでよい。
5.今この瞬間に注目すること(マインドフルネス)
Wikipediaより 2014年イギリス国民保健サービス(NHS)精神的ウエルビーイングの獲得する方法として5つを推奨している。
▶メタヴァースとは
インターネット上に構築された仮想の三次元空間。
利用者はアバターを使って、自分の分身を介して仮想空間に入ることでその世界の探索・他の利用者自ら作ったさまざまなコンテンツを楽しむことができる。
▶VirBELAとは。
オンライン上のバーチャルオフィスツールです。
仮想空間で自分のアバター(仮想の自分)を使って利用します。

私は疲れてたのです。ここ数年来、さまざまな社会課題解決をするための研修を受けたり、海を渡って教えを乞いに行ったり、無鉄砲に繋がったりすることに。あと、これは性質の問題でもありますが、体質的にお遍路さん文化が遺伝子レベルで染み付いた私はギバー(ものをあげる)でありまして、テイカー(ものをもらう)な人の多さに辟易してたと言うこともあります。いつも怒ってて、社会に対してもだし、周りにもだし。会議で発言したらいいんだと、参加してみたり、小論文を送ったり。手を動かしてみたとて世の中は変わらないんだなと。

急に話は変わるのですが、私はサイボウズのKintoneが大好きである。頭の中に思っていたやりたいことがペテペテペテ(ドラックアンドドロップでパーツをもっていく際の擬音語)と作れてしまうのだ。ときに公平な立場というものである限り、どれが好きとかこれはダメって言えない苦しさがあった。それと同じで、自分の主張を抑えなければと思うと次第に自分を見失っていたと思う。言うなれば、体の中に2つの正しさを主張する私がいたことになる。

昨日の仮想空間でのツアー、私はここで暫くぶりに、”自分”に出会った気がする。肩書きとか名刺交換とか何もない、目の前の人や興味を共に体験するだけの私。

clubhouseがもたらしたこと

流れがおかしいですが、続けます。
1/28日に届くようにとOculusVRを買ったんです。そう自分への誕生日プレゼントです(知らんがな)前からVRには興味はあるものの、配線が邪魔だなあとか、スペックがいいと高額になるなあとか思いあぐねてやっと手に入れたのですが、奇しくも、その日にclubhouseと言う声のSNSが身の回りで沸いていたのに、前足が出たのです。ハイハイ!clubhouseの招待状がとっても欲しいです!誰か!招待して!とFacebookの公開投稿で書いたのですね。clubhouseと言うのは招待制で2人しか招待ができないので、チケットを分けていただいた井筒祥子さんには足を向け寝られないと思う。

そう、clubhouseで1ヶ月ほぼ毎日、朝活という名のおはようっていうだけの時間を作っていた。繋がってる人はより繋がって、初めましての人とはその偶然生を楽しんだ。友達の友達を紹介する、というのがこれまでのSNSではやや難しかったと思うんですよね。グループを作ってチャットをしても自己紹介で終わり、チーンみたいになる。先日もそういう体験をした。

clubhouseがもたらした変容は人とのつながりを濃くするところ、スピード感をあげるところ、力の違うものは互いを補完し合うことが可能になったのだと思った。インプットとアウトプットがほぼ同時に起こる(※互いにスピーカーの場合)コロナ禍から1年が過ぎたこのタイミングの声の繋がりは、私はとてもありがたかった。オンライン会議で悩み、私はオンラインファシリテーター講座を受けた。そのときには、どうやって場を畳むか、情報を整理するかと言うところに注力をしていたが、今回のは逆。話題をどんどん置いていく、それが次回のテーマにもなる。議事録っぽいものがあればいいかな、と思い、参加全員に許可をもらえたときには箇条書きで残すようにしてます。ここでVRを机の下に置いてる言い訳をできずに、次に進みます。

オンライン会議に疲れて、クラブハウスに流れ着き、その次は?

さて、ここからである。メタバースって何?と聞かれたら、はて?となるんだけど、私はこの体験を経てるので、今の私に必要なものだというのは直感的でした。来た!よし、誰よりも先に入ろうと思ったのです。

理由は簡単でして、2つあります。
・マウンティングみてるのに疲れた
・フェアにいたい

clubhouseが過疎ってきたっていう言葉を聞いたくらいのタイミングで、ふらっと入ったclubhouseのルームでマウントされたのである。具体的には忘れちゃったけども。そんな声だけでマウンティングってあるのかーと。

時を同じくして、かなり年上の先輩に忙しそうに見えるのか、可哀想がられて、鳥の声を聞きながら仕事ができるようにしてあげようと言われたんですよね。で、その言葉は幼少の頃、水にお金を払ったことがない(山から水は流れてくるものだと思ってた)私が常に願っていたことを強引に思い出すような、そんな引き金になって肩の上の方に刺さったぬくに抜けずおいておいた矢のような。ジクジクと痛くて。

VirBELAのなかにあった鳥の声のさえずり

ワーケーションという言葉が市民権を得てきたように、私たちはコロナ禍によって、時間や場所に縛られないような働き方ができるかもしれない、から出来るに変わった気がしています。もちろん、職種や業態にもよりますが、ここではアウトカムの議論ではないのでそれは省きます。

2019年あたりから、心理的安心という言葉を”わざわざ”使わなければいけない不思議な現象が起こっていました。この違和感は何かと言いますと、自分と他人を比べていたからだろうなと思います。必死に比べられないように、そして比べないようにしていたかもしれません。

仮想空間にコワーキングスペースがある、という言葉だけが一人歩きしそうですが、3番目くらいの推しポイントがここだなと思います。そこの場にいること、何かしてもいいし、しなくてもいい。しなくてもいい、というのが私はどうも苦手でして、よくある研修で深呼吸やヨガなどじっとしてられないので、何もしなくて良いという状態が何を表してるのか、それが私にはどう生かされるのかが分からないのですが、どこからか鳥の声が聞こえてきて、思わずその場まで歩いて行きました。(アバターなので矢印ボタンで)

水の流れる音と鳥の囀りが聴こえるのにしばらく時間が経っていたのを忘れたのが非常に衝撃でした。これを手に入れるために、私は子どもの学校の折り合いをつけ、家を借り、山に住み、用事があったら小一時間車を走らせて山を降りようと割と数年、本気で悩んでたところが画面の向こう側にあったことにも驚きました。

何もしないでいられる空間とコミュニティと熱量と。

自分で書いておきながら、どの単語も繋がってない気がします。何もしないでいられる中で、私がやりたいことをあとで書いておこうと思います。

私の今の喫緊の課題は息子の将来のこと。彼は自閉症です。
親亡き後という単語が私の熱量とポジティブを奪い合いをするのですが、これは事実から目を背けることになろうかと思うので、別の言葉で言い換えるのはやめます。私にとってのウェルビーイングな暮らしはどんなことで、どういう感情が出てくるだろう。言語化はもう少し時間がかかりそうです。
そろそろ、船がつきそうなのでまた続きは今度。私が主体的に生きるための6ヶ月の体験が始まるのはもうすぐ。

Well-BeingMetaverseの説明会のYOUTUBEがUPされてました。

https://www.youtube.com/watch?v=U5-rXmNLAQs

このプロジェクトは仮想空間だけに限らず、あらゆるオンラインでの繋がりを通じて、ウェルビーイングな暮らしを実現していこうという実証実験的な6ヶ月のプロジェクト

https://www.okudahiromi.com/blog/20210405/4057


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