2getherのシナリオが精巧すぎる話
※この記事はドラマ「2gether」のネタバレを含みます。
こんにちは。タイ沼のふぁ~です。
今回は2getherのシナリオのここがすごい!というところについて語らせてください。
早速ですが、初見で2getherを見始めたとき、皆さんはこのドラマをどんな話だと認識しましたか?
私はと言うと、
「タインが学校一のイケメンサラワットに彼氏のふりをしてもらっている内に、本当にサラワットのことが好きになってしまう」
という話だと思っていました。
しかしこの認識は7話で大きくひっくり返ることとなります。
7話といえば、タインが実は過去にサラワットと会っていたという事実を知ることになる重要な回。
つまりこのドラマ、サラワット視点に置き換えると
「高校生の時に一目ぼれした相手(タイン)と大学に入ってから奇跡的に再会し、自分に好意のないタインをどうやって振り向かせようかと思案する」
という話とも捉えられるんですよね。
「2getherは2週目からが本番だ」
「最低2週は見ることになる」
と皆さんが口々に言うのも頷けます。
現に、最終話まで見たあと、2週目としてまた1話から見てみると、サラワットの表情が途端に意味深なものに変わるんですよね。
タインに初めて声をかけられたときの顔、
彼氏のふりをしてほしいと言われたときの顔、
タインにギターを教えてるときの顔…
などなど。
サラワット役のBrightくんも、1話のタインに声をかけられたとき(=再会したとき)の演技には苦労したと話していたそうです。
同じドラマで2通りの見方ができるというこのシナリオには恐れ入りました。
これを踏まえた上で、2getherが多くの人を引き込んだ理由について考察します。
まず1つに、興味を沸かせるような物語の設定。
正直言うと、「学校一のイケメン」とか「好きでもない相手に恋人のふりをしてもらう」っていう設定って、結構そこらじゅうで見るんですよね。
ということは、逆を言えば、その設定が万人受けするということ。
つまりみんなこの設定がなんやかんや言って好きなんですよ!!!(偏見)
というわけで、ここでまず多くの人に興味をわかせることができるわけですね。
そして2つ目が、上述したような大きくひっくり返るストーリー。
1つ目に挙げた物語の設定だけだと、見た人は「あー面白かった」で終わりかねないんですが、そこに巧みなシナリオ展開を持ってくることで、人々の心をぐっと掴んで離さない。
この2段階により、2getherは多くの人からの根強い支持を得るに至っているのだと考えられます。
すいません、あくまで私の考えです。
もちろん他にも魅力はたくさんありますよ!
よく言われているのは主役の2人の顔面偏差値の高さですよね。
タイン役のWinくんはめちゃくちゃ可愛いくて、笑顔がたまらなく魅力的だし、サラワット役のBrightくんは3次元にこんなイケメンが存在するのか?ってくらいかっこいいし。
そして他の俳優さんもみんな素敵な人ばかり!
あとは劇中歌。Scrubbの曲はドラマを素敵に彩ってくれていて、主役の2人が歌うオリジナル曲もドラマの雰囲気に合っていて凄くいいですよね。
ドラマの内容自体も、コメディ要素がありつつもキュンキュンする甘いシーンもあり、さらに思わず涙するような感動的なシーンも。
多分語り始めたらきりがないのでこのくらいにしておきますが、まあつまり何が言いたいかと言うと
2getherはいいぞ
ってことです。
次はサブカプについてでも語ろうかな。
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