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運命の靴って本当にあるんだ②


ご無沙汰しておりました

前回から4ヶ月経ってるの凄くないですか?(唐突)

ただ言わせてください。めっちゃ色んなことがあったんです。めちゃくちゃ色んなことがあったんです。もう凄いの! マジやばいの! もともと最強なムーンプランナーに、自問自答ファッションが加わるとヤバいんですよ! 騙されたと思って皆まじでやってみて! ほんとマジで!(noteという言語で表現する場に於いて語彙力が2みたいな状態で誠に申し訳ありませんが本当に凄い上にヤバいのでマジで皆やってください)

色々ありすぎて、とても前編後編では終わらないと思ったので、記事タイトルをナンバリングにしました。タイトル自体も変更しようかなと思ったのですが、このままでいきます。だって、全ては「よし、まずは靴を選ぼう!」という一つの想いから始まったことだから。

田舎で靴を探すということ

前回、「やっと見つけた扉を開けるため、立ち上がって歩いて行く時、その足に履く靴を見つけよう!」と決意した私。

決意した時、思っていました。私もあきやあさみさんやムーンプランナーさん、そして自問自答ガールズの皆さんみたいに、マノロブラニクとかジミーチュウとかグッチとか、何か凄いところの靴を履いて、感動で泣いちゃうもんね!みたいな。それをnoteに感動しながら書いちゃうんだもんね!みたいな。

大事なことを忘れていました。

田舎に、そんな店は無いということに。

もっと言えば「靴屋」自体がほぼ無いということに。

そう、無いんですよ、一流ブランド店なんて。店舗一覧ページを開いた時、必ず掲載が無い都道府県のひとつ、それが地元です!

一流ブランドでなくても、靴屋さんならあるじゃろ?と思うでしょう。ほぼ無いんです。ABCマートと、地元の「靴の○○」みたいなお店しかないんです。地元企業の名誉のために申し上げますが、「靴の○○」は県内に複数店舗を展開し、ショッピングモールにも出店している大きなお店です。それぐらいしか無いんです。びっくりしたよ! 靴屋って無いんだな! 田舎って凄い!

田舎にあるショッピングモールと言えばイオンです。むしろイオンしかショッピングモールがありません。「イオンに行けばだいたい何でもある」という、田舎民からの絶大な信頼を得ているイオンモール。そこにREGALシューズはありました。あとはスニーカー系のセレクトショップとか。それだけでした。残りは「イオンの靴売り場」になります。

やばくないですか?

そもそも選択肢がめちゃくちゃ少ないのヤバくないですか? ただでさえ履ける靴が結構限られる足だというのに。

こういう時、他の自問自答ガールズの皆さんだったらどうしたんでしょう。都会に出て行って探されるでしょうか。通販を視野に入れるでしょうか。でも、私はどちらもしたくありませんでした。理由は二つあります。

一つ目は、合う靴がなかなか見つからないことが容易に想像されるため、「店舗で実際に履いてみる」という手段を絶対に捨てたくなかった為です。通販でも試着が出来る場合はあると思います。でも、通販で良さそうなのを選ぶ→取り寄せる→試着する→ダメだったら返却する→また良さそうなのを…というのを延々繰り返すより、実際の店舗で色々履いてみる方が断然効率的だと判断しました。私にとっては。

二つ目は、今回探しているのが「毎日仕事で履く靴」なので、何かあった場合にも地元ですぐ対処が出来る方が望ましいということでした。調整や修理、買い替え、買い足し、それらをする際に、いちいち都会に出て行ったり、送付したり通販したりの手間が掛かるのは避けたかったのです。

決意、そして実行してみた

そこで私は決めました。「よし、こうなったら市内の靴売ってる場所、全部回ってやろうじゃん!」

この決意に「ええっ?! 何言ってんの?! いきなりハードル上げすぎでは?!」と思った貴方は、都会に住んでいる人です。田舎なら大丈夫です。だって売ってる場所が少ないから!(輝く笑顔)

というわけで、意気揚々と「市内で靴売ってる場所を全部回る」作戦に出た私。気付いたことは、単に「靴」だけなら意外と色んなところに置いてあることです。

私は、自問自答ファッションを読んでから、意識して仕事帰りなどにお店が並ぶ場所をぶらつくことを増やしました。たまたま職場が、市内の中心市街地であったのも幸いしました。駅前のショッピングビル、中心市街地の百貨店やショッピングビル、小さな個人商店。ウィンドウショッピングとプチウォーキングを兼ねるぐらいの気持ちで、色んなお店を見て回っていると、洋服屋さんは結構あります。そして洋服屋さんには、かなりの確率で靴が数足であっても置いてあったりします。

ただ、今回探している「ベーシックなパンプス」というのは、意外とありませんでした。でも関係ねえ!という気持ちで、パンプスじゃなくても職場に履いていけそうな靴があれば履いてみました。

そうやって駅前や中心市街地のお店を一通り回ってみたら、次はショッピングモール(つまりイオン)です。市内に大きなイオンモールが2つあります。両方行きました。

ショッピングモール内で、靴が置いてありそうなお店や靴売り場は全部入ってみました。REGALシューズにも行きました。パンプス、少ないですが置いてありました。「靴の○○」みたいな、地元の靴屋さんにも行きました。ここにはパンプスはかなり置いてありました。結論として、どこにも合うのは無かったのですが、「無い」ということが分かった、それが収穫でした。

そして地元のお店をくまなく回ってみたことで、後日気付いた収穫もありました。例えば、大好きなスポーツブランドのシューズを取り扱っている売り場が実はあったりすること。また、田舎田舎と言われる地元にだって、小さなショップまで入れれば、洋服を売っている場所は意外と多くあるのだということ。そして、そのお店ごとに色んなファッションを提案し、そして売っているのだということです。後々効いてきた収穫なのですが、また後日別記します。

最後の砦「銀座ヨシノヤ」

決意して一ヶ月もかからずに、市内の「靴を売っている場所」は、小さなお店から「靴売り場」まで全て網羅した私(勢いが凄い)。残るは一ヵ所だけとなりました。地元に唯一生き残った百貨店にテナントを出している「銀座ヨシノヤ」です。(そう、田舎には百貨店すら一つしかないのです。マジでやばい)

なぜここを最後に残していたか。理由は二つあります。一つ目はお値段とお店の格です。お高そうな靴がずらっと並び、裕福そうなマダムやキャリアウーマンのお姉様達が店内にいる様子が印象に残るお店。「私が行ったら場違いだろうなあ」そう思って、いつも店の前を素通りしていました。

二つ目は、ここを最後の砦にしていたからです。お店の前を素通りばかりしていても、ディスプレイされているベーシックながらも美しいパンプスは記憶に残っていました。ここがダメなら、多分もう「地元でパンプスを買う」こと自体を諦めなければいけないだろうという漠然とした予感がありました。

実際、市内の「靴を売っている場所」を事前にしらみつぶしに当たってみて、全滅しています。最後に残った、たった一つの「靴屋」さん。それが「銀座ヨシノヤ」でした。

いくら田舎とはいえ、県庁所在地の市内のお店を一ヶ月かからずに総当たりしたんだから、「銀座ヨシノヤ」にもすぐ行ったと思うでしょう? 行けなかったんだなこれが…。これが、後々効いてくる根深い何かに気付いた最初のきっかけでした。次回に続く!

余談

何でこんなに長くなるんでしょうね?! 短くまとめることが出来ていないという私の文章力の問題もあると思います。ただ、この文章に限っては、4ヶ月以上にわたってジタバタとのたうちまわった一連の流れを、なるべくそのまま記録しておこうと思いました。そして、この「noteに記録しようと思った」ことが、これまた後々効いてくるんです…みんな!ムンプラ&自問自答ファッションはやばいぞ!(今度こそ次回に続く)

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