言葉選び

はじめまして、吉野悠花です!初投稿させていただきます。つたない文章ですが、読んでいただけるとうれしいです。まずは私がどんな人間か知ってもらうために、私が人と話すときに気をつけていることをお話しようと思います。

私が一番気をつけているのは、言葉選びです。特に「かわいそう」と「頑張って」という言葉には気をつけるようにしています。

皆さんは「かわいそう」「頑張って」という言葉にどういうイメージを持っていますか?「かわいそう」という言葉を調べると、「同情の気持ちが起こるさま。不憫に思えるさま。」という意味がでてきたため、相手の気持ちを感じ取って使う人や、同情するのはよくないと思って使わない人もいると思います。「頑張って」という言葉は、言われると勇気が出てくるため、相手を励ますために使う人が多いと思います。これからは私がこの2つの言葉に気をつけている理由を書いていこうと思います。(この言葉を使っている人を批判している訳ではありません!あくまで私が使わない理由として…)

「かわいそう」と聞くと、私は不快な気持ちになります。言っている人は無意識のうちに「自分が上で相手が下」というような上下関係を作ってしまっているように感じますし、かわいそうな人、不幸な人なんていないと思っています。私は高校生のときに母を亡くしました。そのとき「かわいそう」と言われたり思われたりするのがものすごく嫌でした。私は短い間でも母からのたくさんの愛情を受け取ることができたし、母が病気になって亡くなるという経験から多くのことを学ぶことができ、強くなったからです。失ったものはすごく大きかったですが、友達や家族の温かさという大切なものにも気づくことができました。この経験から「かわいそう」という言葉の見方が変わり使わないようにしています。

「頑張って」という言葉を使う人は多いと思います。実際に言われると元気が出て頑張れることがありますよね。私も「頑張って」と言うことはありますが、その人は「頑張って」と言われて頑張れるのかどうかよく考えて使うようにしています。むやみに「頑張って」と言ってしまうと、状況によっては「私はなにもできない(しない)から、ひとりで頑張ってね」という少し無責任な意味に聞こえることがあるかもしれません。そういうときには「一緒に頑張ろう」や「応援してる」という言葉を選んで、あなたはひとりじゃないということが伝わるようにしています。

今は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、気軽に友達や家族に会えない世の中になっていますね。SNSでのやりとりは感情が伝わりにくいという欠点があるため、自分の感情がきちんと伝わる言葉を使ってコミュニケーションを楽しみましょう🙂