子どもに好き嫌いが起こる原因と対処法
子どもに好き嫌いが多い原因は?
子どもに好き嫌いが多く、毎日の食事に悩んでしまうというママやパパは多いですよね。
「あれもイヤ」「これもイヤ」と拒否されてしまうと、一体何を食べさせればいいのか、頭を抱えてしまうでしょう。
なぜこんなにも子どもは、好き嫌いが多いのでしょうか。
その原因は主に3つ。
1つは、子どもの性格的に慎重なタイプだと、初めて見る食べ物を怖がって食べないことがあるから。
いわゆる「食わず嫌い」というヤツですね。
もう1つは、幼児の多くは、味覚に敏感だから。
特に「苦味」や「酸味」を大人よりも過敏に感じるようで、ピーマンなど苦味の強いものやトマトなどの酸っぱいものを嫌いな子が多いのはこのためだと言われています。
そして最後は、ママやパパが偏食だから。
ママやパパがあまり普段口にしない食べ物や、好んで食べない物は、自然と食卓に並ばないですよね。
そのため、子どもが目にする機会もなく、食べる機会も少ないため、自然と「嫌いな物」とインプットされてしまうようです。
どうすれば子どもの好き嫌いを改善できるの?
子どもの好き嫌いを改善するためには、一体どうすればいいのでしょうか。
調理の仕方や味付けを変えてみる
苦手な食べ物がある場合は、一度調理方法を見直してみましょう。
たとえば、
・切り方を変えてみる
・味付けを変えてみる
・食材の大きさを変えてみる
など、工夫をしてみるといいと思います。
私の娘も、トマトは苦手だけれど、トマトピューレで煮込んだチキンは大好きです。
また、にんじんやピーマンの野菜炒めは苦手だけれど、カレーやパスタソースにして一緒に煮込んだり、細かく切ってハンバーグに入れたりすれば美味しく食べてくれます。
特にピーマンやトマトのようにクセの強い食材は、濃い味でカバーしてしまうと、比較的食べやすくなるのでおすすめです。
子どもと一緒に調理をしてみる
休日など時間のあるときは、子どもと一緒に料理をするのもいいかもしれません。
自分が切った野菜を使ったご飯なら、いつもよりも美味しく感じてくれるでしょう。
一口でも食べられたら褒める
苦手な野菜をたった一口でも子どもが食べられたら、これでもか!と言うくらい褒めてあげましょう。
「すごい!やったね」と褒めてあげると、子どもはとても喜びます。
満足げに、お兄ちゃんお姉ちゃんになれた気がして、また次も頑張って食べてみようと思ってくれるかもしれませんよ。
子どもに好き嫌いがあってもイライラしないで見守ろう
子どもの好き嫌いを改善するには、「食べなさい」とママやパパが怒ることが最も遠回りな方法であると言われています。
誰だって、食べたくないものを強要されてまで食べたくありませんよね。
むしろ、余計に食べたくなくなったり、怒られた恐怖感から、食べることそのものを嫌いになったりすることがあります。
味覚は成長と共に変化するものです。
ママも子どもの頃は苦手だったものが、今は大好物になった…という経験があるはずです。
いつか子どもが苦手を少しずつ克服できるよう、温かく見守ってあげてくださいね。
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