悔しいわ
「悔しいわ」
ハロープロジェクトのアイドルグループ、アンジュルムの先日発表された新曲のタイトルだ。
私はこの曲を初めて聴いたとき、もやもやしていた心の中の何かがすっと落ちたような気がした。
常日頃から宝くじ高額当選しないかなと思っているので、この歌詞に共感を覚えたのである。
というのは冗談(半分本音)として、全体的な歌詞が私の最近の感情の変化とマッチしているのである。
私のことを少し話させてもらうと、30歳間近で独身、病気を患い退職し一年半無職の状態が続いた後、現在事務系のパートで内定をもらっている。
そして最近、私の友達や同年代の親戚は結婚、出産や転職の成功とライフステージの変化を経験している。
結婚、出産をする予定のない私だが、幸せそうな友人たちを見ていると、「悔しい」とまでは思わなくても、ほんの少し「羨ましい」という感情が現れる。
もちろん、結婚をしないと決めたのは私だし、羨ましいと思う気持ちが現れるのは今の生活を幸せだと思えていない私自身の問題であることも理解している。
そう、まさにこの歌詞の状態なのだ。
そんな私だが、スキルアップを目指すためにSHElikesに入会し、Webデザインの勉強を始めた。
少しずつでもできることを増やそうと思い勉強し始めた私には次の歌詞が刺さったのだ。
こう自分に言い聞かせることで、悔しいというマイナスの感情をばねにプラス思考に変換できそうだ。
勉強へのモチベーションに繋がるだろう。
寿退社とかの歌詞の価値観が古いとかアンジュルムが歌うには陰気な歌詞すぎるといった意見も見かけ、確かにと思うこともあるが、「共感より共存だ」と歌っている彼女たちだからこそ、どんな価値観も肯定してくれるように聴こえるのではないだろうか。
なお、「共感より共存だ」と歌っているのはこちら。
アンジュルム『愛すべきべき Human Life』Promotion Edit
こちらもいい曲という言葉で済ませるのはもったいないほどいい曲なのでぜひ聴いてほしい。
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