vol.16 永遠に、レイチェル

好きな歌やBGMを語るblogの16回目の更新です。
本日はスーパーファミコンで発売され、後に他のゲーム機でも発売されましたファイナルファンタジーⅥのゲーム内で流れるBGMからずっとずっと好きな曲です。ファイナルファンタジーの音楽は10作目くらいまでほぼ全て手がけている植松伸夫さん作曲の「永遠に、レイチェル」という楽曲です。

初めてプレイしたのは確か小学3年の頃、クラスの男子との会話はその頃は本当にゲームの話ばっかりでした。ファイナルファンタジーはがっつりやっていた記憶があるのはⅨまででその先はやっていませんが。

ファミコン、スーパーファミコンのドラクエ、FF、ロックマン、ボンバーマン、くにおくんなどはやっぱり当時遊んでいた友達たちを思い出す最強なゲーム達だと思います。
今のゲームは進化し過ぎて、自分の頭がついていけません。。。この頃のドット絵の、少し想像させる事をプレイヤーに委ねるところが逆に感情移入出来たと思います。

この曲を語るにおいて、この先はゲームのネタバレを含みます。ご了承ください。

この曲は、自分の大切な人を守ってやれなかったトラウマによりずっと過去を生きてる主人公キャラの1人ロックがその大切な人を思い出すシーンなどで流れます。
大切な人は恐らく結婚まで考えていた相手でした。

それがある日、自分を助けるためにその人は崖から落ちてしまい記憶喪失になります。
その事を彼女の家族からロックは責められ、それを見ていた記憶喪失の彼女からも「あなたがいると家族が悲しむからもう来ないでください」と言われます。

ロックは友達からも「お前があの子のそばにいるとあの子も幸せになれないんだよ」みたいな事を言われて、彼は仕方なくその子のもとから姿を消すことを決断します。

その後、彼女は住んでいる街が軍の攻撃を受け死んでしまいます。
その死の間際に記憶を取り戻します。死の間際に彼の名を叫んでいた、と彼は後から知ったそうです。

その時、俺の選択は間違っていた。あの時、離れるべきじゃなかったと自分を責め彼女の亡骸をどうやって見つけたのか知りませんがあやしいおじいさんに預けて秘薬を使い亡骸をその時のまま保存する事に成功します。いつか彼女の魂を蘇らせる日が来る事を願って。。。

そして、ようやく蘇らせる方法を見つけて再び亡骸の彼女のもとへ行き。

彼女は一瞬だけど、蘇ります。
最後に言い残した言葉「あなたの事を思い出して幸せな気持ちで眠りにつけた。」「あなたがくれた幸せ、本当にありがとう」

そして最後にロックにはこの時点で実は別に守りたい人がいる事を察して
「あなたの心の中のその人を愛してあげて」
と残してようやく、2人の物語が終わります。

「死んだ人を生き返らせたい。」
どんな手段を使っても。

そんな気持ちを感じた事があるからこそ、今でもこのゲーム中の一連の流れをまとめている動画とかを見ると泣いてしまいます。。。

というか、年を重ねていって身近で
子供を事故で亡くした人や、これ以上に似合う2人なんていない!って思えるカップルの人の死別とか見てきたから余計に今、こういうシチュエーションは感じるものがあるのかもしれません。

キャラクター的にもずっと好きなキャラです。
ゲームも音楽も学生時代に、やってきたり聴いてきたものがずっといつまでも心に残るのは何故なんでしょうね?

本日もblog読んでくださってありがとうございました😊

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