vol.38 着れないままのコート

38日目の好きな歌やBGMを紹介するblogです。

本日はDa-iCEの「着れないままのコート」という曲です。

昨年、レコード大賞の受賞をした未だにサブスクなどで再生される「CITRUS」が有名な彼らですが、実はインディーズの頃から知っておりインディーズのミニアルバムも発売日に予約購入していたほどにはこのグループのファンです。

とはいえ、毎回作品を買っているわけではないのですが。

この曲は最初に聴いた時は歌詞の意味がよくわからなくてなんだか切ないバラード寄りな曲だなぁくらいの印象でした。

タイトルにある、「着れないままのコート」その意味が分かればこの曲はとても苦しい別れの歌だという事に気づきました。

ザックリな歌詞のストーリーを書くと
【主人公はどうやら死期が近いことを察していて。

いつか着てもらいたいという気持ちで彼女はコートを春に主人公にプレゼントします。この頃はきっと来年の冬には着てもらえると思ったのでしょう。

コートは今も彼女は大切にしまっていて、だけど死期が近い主人公はもう自分のことは忘れてほしいと思います。

まだ幸せだった頃は死ぬまで愛する、と誓った過去の約束。
そんな過去の事を振り返りながら、主人公は最後に彼女に忘れてほしいと手紙を書きます。

でも、着れないままのコートにはいつか着れるんじゃないかって希望を与えてくれていて主人公の本音は奇跡が起きたならプレゼントしてくれたコートを冬に着たい。

だけどそれは叶いそうもなくて、過去の約束は自分が先に旅立つから破ることになってしまう。
だから、やっぱり好きだけど別れるしかない

着れないままのコートを大事にしてても、もう着れないから。。。】

☝️は勝手な妄想入りのストーリー解説です。

個人的に好きなところが1番とラスサビで

「だけどもう忘れて 僕は十分幸せでした
   愛してた」

という歌詞が出てくるのですが

1番の歌詞ではまだ闘病中の主人公のような心情なのですが、ラスサビの最後のこの歌詞は本当に死の間際の心情になってるんではないかと思ってしまいます。

その後のメロディーが、生命が終わるような儚い感じで終わるのでそう思っているんですが
(ただの深読みだけかもしれませんが。。)

で、LIVEだとコートを皆んなでパスし合う(?)パフォーマンスがめちゃくちゃ好きなんで自分が行ったLIVEで聴いてみたかったですが、現状は聴けていません。

相手と死別する歌は割と結構あると思うのですが、死にゆく際の主人公の心情を乗せた歌詞は割と少ないと思ってます。
ただ知らないだけかもしれませんが。

とそんなめちゃくちゃ切ない楽曲を本日は紹介しました。

本日もblog読んでくださってありがとうございました😊


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