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ストリート・バイク2

 前回の終わりの「音楽とバイク」の続きを書こうと思います。

 「ロックとバイク」と、いうイメージが強いですよね。モッズと言われる文化があり、ベスパに沢山のミラーを付けてライトも沢山付けたりする。あの感じ。ブリティッシュ系のロッカーズ。「エース・カフェ」と、言うお店に出入りしている若い子達のトライアンフなどに乗り、1曲が終わるまでに競走して戻ってくる。カフェレーサーと言われるストリート・カルチャー。

一方のアメリカのイメージでは、国土が広いので直線が長いハーレーやインディアンのようなロー&ロングで、疲れない形。日本で言うアメリカン・タイプ(今時はクルーザーと言われるそうですね)。やはりロックとハーレーのイメージ。「イージーライダー」「ハーレーダビットソン&マルボロマン」など、アメリカを代表するバイクなのだろう。
 ローライダーのイメージで、黒人はバイクのイメージが余りなかったですが、友人の宅で見かけた、ローライダー雑誌で、たまたま、黒人文化のなかで、古い日本車バイクに乗り、ローライダーのようにギラギラに、カスタムしているのを観たり。
 「BG」という雑誌で、アメリカの西海岸のドラッグレース特集があって写真が、カッコよかった。怒られるだろうけど、Tシャツ短パンサンダルに半ヘル姿。乗っているバイクは日本のYAMAHA TZR250だと思った。

個人的には、この写真は、とても、カッコいい。と思った。彼女はなんでフルフェイス持ってるのか?とか気になったけど、コッチに気が付いて、舌を出してピース。なんかそれも良い。ストリート感を感じたのだろう。

多分、ナンバープレートが付いているので普通に街乗りやらツーリングなどでも乗っているのだろう。と思いました。この頃の日本でこのバイクをこーゆーカスタムする頭無かったに違いない。もし、していたなら「勿体無い!」と非難していた人もいたと思う。ただ、乗るならこーゆーアメリカン・カスタムに憧れた。

 音声SNSで、知り合った方。からヒップホップとバイクの関係を知りました。「Ruff Ryders」という組織?グループ?の存在をしりました。日本車バイクを「Rice Rocket(ライス・ロケット)」と、呼んで、クローム・メッキかけたて、ローダウンし走ったり。又はウイリーしたりしてるそうです。その方に聞いた話では,ストリートでは、やはり高級車やカッコいいカスタム車は、目を引き注目の的になるそうです。お金を、かけらない人達もいて、そのお金の無い人達は、ウイリーなどのスタント・テクニックで、注目の得られるそうです。そーなると、技術に賞賛を得られるそうです。そこで、高級車やカスタム車よりも、人気を得られるそうです。日本だと高級車ですら、分からなれてないかもしれないのに、カスタム車には、怖い。スタント(ウイリー)に至っては暴走行為。と、いいイメージがありません。
 ただ、そこには憧れを感じました。

 話を「音楽とバイク」に戻そうと思います。バイクと言えば「ハーレー」と言うのは、強くあります。ロックとハーレー。ハーレーとロックは白人文化なので、セットになりやすいのでしょう。ただ、その考えももう、一つに過ぎなくと思いうようになりました。(世間は、どうだか分からないですが。)リズム&ブルース + カントリー&ウエスタン=ロック&ロールという式が成り立つそうです。
 90年代にヒップホップ + ロックやファンク+テクノなどのミクスチャーロック。大衆音楽のこーゆー進化は、とても大きいと思う。それは他のジャンルでもあると思っていて、ことバイクにいたっては、トラッカーカスタムからの、ちょい古オフロードバイクにチョッパーカスタム。アメリカバイクにセパハン。モトクロスにロードタイヤのモタード。と言うストリート・カスタム。ストバイやバーニングのストリート・スナップには、そんな感じのカスタムに目が行きました。多分、当時のカスタム屋さんなどは、認めていなかったと思いました。金になるからやってるみたいな空気感もあった気がします。 

(聞いた話で、旧車會と言われる人達のカスタムの「アップハン+三段シート」は、映画「イージーライダー」を日本車で日本流に似せたカスタムしたのが、始まりだよ。それと絞りハンドル+アサヒ風防は「プレス・ライダー(バイク便みたいな人)って聞きました。ソコから進化して旧車會カスタムになっていったそうです)

https://bike-lineage.org/etc/bike-trivia/bosozoku.html


 で、言いたい事は「ロックとハーレー」ってのと「不良のバイクは珍走だけ。」って、ゆ
〜の、もうヤメない?って,言いたいだけなんですよね。ヘソが曲がり過ぎていた時の頂点は、「ハーレー乗るよりビューエル乗りたい。」と言ってました。(ビューエル:ハーレーのルシファーズ・ハンマーの開発に関わったエリック・ビューエルさんのバイクメーカー。で、ℓバイクだけど車格が小さくハーレーと同じエンジンを積んでたりして、同世代の人間にルシファーズ・ハンマーって、言いたいだけでしたけどね。)

そこでハイスタンダードが、好きになり色々、掘り下げていくと「ギターウルフ」と言うバンドが現れました。

生まれた時にZ2のシートの上に産み落とされた。

「ロックとZ2」「ロックとハーレー」では無い。それでいてカッコいい。「ブランキー・ジェット・シティ」のボーカル、ベンジーも「サリンジャー号」と、言う名前のYAMAHA XS250を、オリジナル・カスタムして、同じドラムの中村達也さんはZ400FXやGS1000Sに乗っていました。

XS250「サリンジャー号」
ジャンルに分けたがる人達は、何て言うのだろうか?バイカージャケット着てるオジサンライダー達はきっと、もったいねぇとか言うんでしょうね。

 日本のバイク+音楽は、ビッグスクーター+テクノ系、アメリカン&カフェレーサー+ロック、ロー&ロングカスタム+ブラックミュージック、モタード&モトクロス+ヘヴィロック、クラシックバイク+ロカビリー、旧車會+浜崎あゆみ&倖田來未。
 後半はテキトーに書きましたけど、こんなククりがあってもいいけど、これにコダワらずにして欲しいな。って、思った。ただ、伝統守るってもの大事だろうし。新しいモノを取り入れる。っては難しいんでしょうね。
 90年代からの時代の変化は、そーとーな加速でしょう。インターネットなんて、今ないと困るけど、使えなくなっても焦らない。心構えも必要なんだろうな

 音楽とバイクは、これからも仲良く続いていってほしい。ハイ・スタンダードを知ってXゲーム系にパンクロックと繋がっている。と言うのは、とても人生に影響受けました。固定観念も外して欲しいし固定してほしい。YouTubeの動画にも90'sのエクストリーム・バイクや初期のFMXの動画にかかる音楽は、イカしてる(好みなだけ)と思いました。

 今回は「音楽とバイク」でした。コレは書き足りないので、また書きます。読んでいただきありがとうございます。

バイクと音楽と来たら「ファッション」ですかね。ただ、ファッション知識が無いので、どーなるか不安ですが。また良かったら次回に。

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