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より出来ることが増える一年に。

今年のbirthday eveはいつメンの皆様と新年会を。
昨日の本birthdayは一人作戦会議でホテル籠りを。
(とはいえスライド制作に時間全部取られて、またライブでもりあがり(配信ね)ゆったり・・・という感じでもなかったが・・・苦笑)

さて、誕生日の話にはいろうか。

誕生日にはどこかに籠ることが多い。
そして、こもりステイする宿にはいつも本を持っていく。
単行本のこともあるし、雑誌のこともあるし、文庫のこともある。
基本的には1冊だけ持っていって、ふむふむと、
時間をかけて、なんならじっくり読みたい。
(いつもはパラレル読みすることが多いので)

本って不思議なアイテムで。
あの時、あの本持っていったな、とかあそこであの小説を読了したな、とか、本のタイトルを見れば”当時のこと”がありありと思い出される。
よく香りをかぐと当時の記憶や思い出が蘇るというけれど、
それに近いものがあるのかもしれない。

本のもつ”叙情性”・・・きっとそれは”紙の本”でないと効果を果たさない。
なぜなら、書棚にある本を見て、
”あ、あのときはあのホテルであの本を読んだっけ”とか、
誰かのお家に行った時にふと本棚などに置いてある本を見て、
”あー私もこの本を持っている!あそこがよかったよね”、とか、話のネタになったり・・・
なんていうことが、デジタルデータでは起こり得ないからだ。

1つの本が誰かと誰かを繋ぐ。
誰かの思い出と誰かの思い出の引き出しをそっとやさしくノックする。

そんなこときっと紙の本にしかできなさそうじゃない?

そういうポエティックな、
誰かのどこか、エモいところに、圧もなくそっと届くバイブス・・・
それを本というアイテムは持っている。

使役的ではないけれど、
そっと誰かや何かの”つなぎ”となる優しい存在感を持つもの。
それが私が本を好きな理由(の一つ)なんだと思う。

小説も漫画もデータになったものは”小説・漫画データ”であって、
紙の本ではない。
本はやはり紙だから、”本”なのだ。


* * *

さて、そんな今年のbirthday-持参本となったのは、私にしては珍しい?
Creaの温泉特集2024だ。

最近、温泉宿、それも新しいタイプの温泉宿が増えてきて、旅好きには嬉しい流れとなっている。
スモールラグジュアリー、老舗が改装されて設備が刷新されていたり、アーティーな宿だったり・・・色々だが、ただ絢爛豪華なだけとかセンスがいいというのは、海外でもあるものだ。だが、温泉宿だけは、日本だけ・・とは言わないが、ある意味日本の専売特許だと思うし、これからの”up-coming"コンテンツだと思っていたりもする。

はやるというと違うかも知れないが、
この木火土金水がすべてあって、自然が近くて(というところが多いという意味で)、料理が美味しくて、美意識が1本ビシッと通っているという、この温泉のみが持つポテンシャルはすごい!と思っていて、
この温泉と温泉宿の素晴らしさをどういう風にラッピングして、デコレーションして、またはエッセンスを抽出して伝えられるのか、そのあたりを今年は考えたいというか、個人的に”煮詰めたい”なぁ、と。
イタリアにもいくし、四国も行くが、とはいえ、今年は温泉のバイブスをもっと感じてみたいと、脳なのか心なのか、体のどこかがそう訴えかけてくるのだ!・・・・なんていうとちょっと仰々しいだろうか。

* * *

なので、温泉宿の皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします(誰?)
勝手に突撃して色々廻ると思います!w

後厄も終わりました。
これからも楽しく、面白く、豊かに、人生エンジョイしていきたいと思います!(星もガンガンやりますよ)
1つの目標として、”よりできることが多い1年に”していきたいと思っています!


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