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風の谷を生きるセンス1

人類はこれまで240年の長きにわたり
蓄積、積み上げ、物質的豊かさ、
こだわり、完成度、正確さ、みたいなものが非常に重要で、
また、それらが価値を持った時代を生きてきた。

そう、これが土の時代といわれるものだ。

そして、2020/12月、人類は次の時代の風に吹かれ始めることになる。
文字通り次の時代の主役は”風”。
土から風に時代が変わることによって、
人類はまったく違う世界観・基軸の元に
新たな営みを始める・・・。

と、ここまでは

いろいろなサイト、先生、blogger、各種メディアでも取り上げられているので、皆さんもはや食傷気味なのでは?とすら思う。


では、土から以降する新世界、風の時代の基本軸は何か?
つまり、風の時代とはいったいどういう時代なのか。
そしてその時代の攻略法とは、持つべき心構えとはいったいなんなのだろうということについて考えていきたいと思う。


実際、このテーマについては私も色々考えているし、
思いつくこともたくさんあるし、多くのひらめきが流星群のようにやってくるのだが、一番”あ、これだ”ということが、ここ1、2週の間に出てきたのでここでシェアしたいと思う。


のっけから、
くだらない逆のようで大変恐縮だが、
風とはAIR。

air=風とはよくいわれているが、
実は風は直訳するとwindともいう。

WIND ・・・

風をとりいれるのは窓・・・・
小学生でも知っている、WINDOWだ。
(ちなみに某ゲイツ氏のつくった、超有名なos。
あれも窓、window。
尚、ゲイツ氏のほうのものには"S"がつくが)


少々振り返るが、
土の時代の象徴物、
土の時代に我々が築き上げてきたものが
大きな要塞、塔、お城、城壁、砦、豪邸、ブランド、といったものだとしたら、そしてそれらがもしかすると”何事も漏らさない”、”密封性が高いもの”だとしたら、これからの時代を生き抜くためには”それらは壊さなくても”大丈夫。ただ、そこに思い切って風穴を開けて、
どーんとでっかい窓を作ってしまえばいい。

”囲い込み”はもはやナンセンス、なぜなら、みんなで叡智をシェアして、積み上げてきたものをmixして、どんどん(収穫してきた)種を飛ばして、広く世界をみんなで楽しもう!というのが風の時代の基本スピリットだから。
”囲い込みや独占・占領・占有”は
土の時代の遺物となり、
これからは”通気性・流動性・スピード感・拡散力”が重要となる。

そしてそれが
風の時代のABCでありリテラシーであり武器になるのだ。



と、

ここまでは土ー風のシフト劇を対照的、
誇張しつつも述べてみたが、
上述の通り、
風の時代をサバイブしていく上では、
まず、みんなが”窓を持つこと”が
至上命題。
それは今後の社会を生きる上での必要最低条件?とも
おもうので当然だが、
みんなが窓を持つ時代だからこそ、
”それがどんな窓か”が重要になってくるのだ。


どんな窓を持つか (channelをもつこととその差別化)、

どんな景色/中の風景をその窓を通してみせるか (contentsとその充実度)

の二つがとくに重要で、

その二つをどう組み合わせるか、
そしてその窓をあけたりしめたりして換気をしたりしつつ、
事業展開・働き方を構築(いや、もう働くという概念もないかもしれない)をしていくのかが、key-elementになってくるのかと思われる。

(外の風を取り入れて(異分子・異分野とも繋がったり)、中のいらないもの出し(時にリンクを外したり)、なんなら外に出すときにはcontentsの色、バイアスをかけることも可能(誰かのコミュニティに参加したりコラボしたりetc))


また、窓は閉めている時にも外の世界を反射させる鏡として使うこともできる。窓自体に装飾も可能だし、なんなら”窓のようなイラスト・トロンプルイユ”的なこともやりかた・あり方としては起こり得るかもしれない。

風の時代の生き方、それにfitするために
やるべきは、
まずは窓を持つこと、
そしてそれができたら、
誰かの窓・ドアをノックしていくこと。


窓をもたずして、開口部をもたずして
”蓄積・いままでやってきたこと・本当は美味しい(多分)中身”を
知ってもらうことはできない。
それゆえ、まずは外部とのパイプを作ること。

それが = 窓。

窓とはもちろんメタファーだが、
窓制作の能力・センス
x
窓越しのコミュニケーションのスキル・センス

この”井戸端会議能力のような、世間話能力”にも感じられる
この2本の”窓に関する”力・感覚こそが
今後の時代を生きていく上での重要なポイント・資質となる気がしている。



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