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世の中、全部化学反応だ

だいぶ”言い切っている”タイトルですが、
半分正気、半分盛っています。
苦笑

最近私がすごく興味深く観察しているのは、
人と人が混ざり合ったときの色なるものです。

例えば、盛田さんと井深さん(ともにソニー創業者)やpatrizio bertelliとmiuccia prada(プラダのデザイナーと代表)、stefano gabbanaとdomenico dolce(ドルチェ&ガッバーナのデザイナーduo)等々、これらの人々はもう皆さんもご存知かと思いますが、補完関係にあったり、協奏関係にあったりしているタッグ・夫妻・デュオです。
それぞれグランメゾンを立て直したり、あっという間に成功の階段を駆け上がったり、巨大企業を作り上げたり・・・このように二人(やそれ以上)の人たちが組むことによってできる世界観や成功のブーストというものは確実に存在しているわけですが、ある色とある色をたすとどんな色になるのか。その化学反応に対して最近(といってもここ数年)とても興味があるのです。

赤と青を足すと紫になるが、
赤と黄色ならオレンジっぽくなるように、
同じ赤でも”環境や足されるもの”によってかわるもの。

料理でもそうですね。
卵を混ぜてフライパンでシャカシャカwすればオムレツですし、
卵を割ってそのまま放置していれば目玉焼き。
茹で卵をクラッシュして、サラダと混ぜたらミックスサラダ・・・というふうに。

何を足すのかによって”素材”と素材が作り出すもの・生み出されるものはマルチストーリーに分岐していくもの。

人も同様で、
あの人は〜〜といっているのは”その人がその人と対峙しているときに混ざった色”をみているのであっておそらくその人単体の色ではない可能性が高いと思っています。

よくあるのが2人で話している時と3人で、はたまた4人で話しているときに人ってキャラが変わったり、または表に出てこなかったキャラが出てきたりというもの。
これ↑はみんな大なり小なり経験があると思います。
あ、そうそう、あれをみて”私には出さない顔が出ている!”と嫉妬する人もいるようですが、それはどちらかというとそういった三者?四者?間での化学反応がなし得たものであるので本来はそういった”嫉妬的な感情の対象”になるものではないと、個人的には捉えています。

話はそれましたが、観察すればするほど、
誰といると自分のこう言うところが引き出される、
誰といると落ち着くことができる、
誰と過ごしていると本音が出てくる・・・
というのはやはり確実にあるもの。
そういった”その人との関係性、その関係の意味?役割”みたいなところに非常に興味があり、ずっと観察をつづけているのですが、これってなにかにいかせないかなぁ・・・(鑑定とか以外も)
とか最近考えたりしています。

人と人が織りなす”縦と横”の織物。
対象物が変わるたびにコロコロ変わるそのタペストリーの”千差万別”感は本当にユニークなのですが、如何せんデータベースにはしづらいところが難点でして!うーむ。


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