見出し画像

ヒマラヤ水晶

もう10年近くも前だろうか、
石がすごく流行っていた時(今も流行ってるの?)に
石屋さんにいってみると、ヒマラヤ水晶だけが水晶グループの中で
抜きん出てお高かったのを覚えている。

水晶が100/1個ぐらいだとすると500/1個ぐらいの
イメージと言えばいいだろうか。

見た目もそんなに変わらないのになんでかな〜と思ったりもしていたし、
当時はまだルチルとかスーパーセブンのように”わかりやすい”のが好きだったこともあり、食指が伸びたのはそういう”エース級”の石たちばかり。

水晶の味見にはまったのはそれから数年後の話だ。

水晶は”見た目にはそこまで違わない”ので
ヴィジュアル的にはさほど変わらない。

ただ、その波動自体は全然違う。
産地によってまるで別物のごとく変わるので
ここでもタイトルは”ヒマラヤ水晶”としているが産地によってまたかなりの違いがあるので”味見”が好きな人はぜひいろいろなものを試してみてほしい。(個人的にはアンナプルナが好き)

話は少し変わるが、
古くから山、特に高山や高地は仙人とか
人外のものたちが住む土地とされてきた。
漫画・映画・ドラマ等をみてもシャーマンや仙人は、山の奥の奥のそのまた奥に住んでいたりするので、その認識は万国共通なのかもとも思う。

実際にいろいろな聖地、霊場等に行ってみたが、高度が650mをこえたあたりから人里とそうじゃない”里”に分かれるような気がしているが、これにはその土地の特性もあるので一概には言えないのかもしれない。
ただ、低地よりは高地に”そういう波動は宿りやすい”
というのはまちがいないように思う。

とすると、
ヒマラヤはどうだ。

エベレストは8000m級だし、
実際の採掘地は2000mから上の高地となる。

地球の心臓部とも言えるような”ヒマラヤ山脈”。
神の頂き”エベレスト”や連なる山々は当然”人が住める地”ではない。

その人里から最も遠いところから取れる石は
特有の”荒あらしい大地の波動をもって”、人里の垢・穢れを禊ぎ、
浄化を促していく。

極度に左によったものを真ん中に戻すには
極度に右に寄せたエネルギーをぶつけるしかない。

それがこの世の理なら、
”都会特有”の偏りを中和し調和をとるとしたら、
最も適した石はヒマラヤ産の水晶ではないかと思う。

神様はドエスだともいう。
よく聞く話だが、
神様は実際に”厳しい”ものだ。
試練や課題を与え、私たちに成長を促そうとしてくる。

もし石の中にも”神様”みたいなグレード・カテゴリがあったとするなら、
ヒマラヤ水晶ほど”神様”みたいな波動の石はないような気がする。

何と言っても、その波動は、
痛い・ビリビリする・荒らしい、のだ。

「水晶は万人に向く。」
なんていうことをよくパワーストーンの本に書いてあるが、
あれは”この石にだけは適用されない”だろうと思う。

この石は水晶にあって水晶にあらず。
神の山から採れし、神の波動と雫が結晶化したらきっとうこうなるだろうな、という代物だ。

ヒマラヤに登れる人はきっと少数だし、
写真以外で”ヒマラヤ山脈”をその目で拝める人もそんなにはいないと思う。

だからこそ”リアルなヒマラヤ”のバイブレーションを感じたいなら、
そして、神様の石を身につける覚悟ができたなら、
ヒマラヤ水晶を手に取ってみることを勧めたい。

・・・

今、思ったが、神の結晶、雫が物質化したものが500/1個。

・・・

神のかけら、
安すぎないか?


ありがとうございます。 各修業・取材等の費用の充当に 使わせていただきます!