ミューテーション以外に時代軸を大きく動かすもの　- 冥王星 ③（前編）

　破壊と再生の星・冥王星。
　その”rebirth"のパワーを授ける冥王星は太陽を中心に楕円形を描く不規則な進み方をするので、各サインにとどまる時間が一律ではないのだけれど、10年〜20年強の間、１星座の部屋に滞在し、その星座のもつ象意を新時代仕様へと刷新、まさにRebirthの魔法をかけていくのです。
つまり、この世界がどのように再編成され、再構築されて行くかは”冥王星”の運行をみればある程度わかったり予測できたりすると言えます。

　また、エレメントがかわるミューテーションは200-240年ごとに起こりますが、冥王星の公転周期は248年なので、そのサイクルと非常に近いことから、冥王星の１周は＝１時代という風に捉えることもできそうです。　
例えば、一度、風の時代の中で冥王星が水瓶座にやってくれば、次に水瓶座の部屋に冥王星がやってくるのは水の時代になってから。
ということは、「冥王星がはいる領域は200年に一回の大規模工事が行われている！」とふうに理解しても良さそうに思うがどうだろうか。

　ここでは、風の時代において、どのように冥王星が”時代をアップデートしていくのか”を、冥王星が進行して行く部屋を順番に追いながら見ていきます。当然ですが、ただの絵空ごとに終わらせないために、適宜テクノロジー的な裏付けや過去の歴史の振り返りを挟んだりしながら、できるだけリアルな地に足のついた解説を試みるつもりです。

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